WO2001003410A1 - Systeme de distribution d'informations et serveur de distribution - Google Patents

Description

明細書 情報配信システムおよび配信サーバ 技術分野

この発明は情報配信システムおよび配信サーバに関し、 特にたとえば音楽デー 夕などのコンテンッデ一夕を配信する、 情報配信システムおよび配信サーバに関 する。

従来技術

現在、 音楽情報 （音楽データ） は、 コンパクトディスク （C D) やミニディス ク（MD)などの記録媒体に予め記録され、専用の再生機を用いて再生している。 また、 最近では、 特定の場所に設置された通信機器に音楽情報を配信し、 利用者 が自己の記録メディア、 例えば MD、 メモリカードなどに配信された音楽情報を 記録するようなシステムが提案されている。

しかし、 前者の場合には、 所望の記録媒体をレコード店などで購入する必要が あり、 また、 人気のある新譜などでは、 売り切れてしまっているような場合もあ つた。 また、 後者の場合には、 特定の場所に設置された通信機器から音楽情報を 入手する必要があり、 利便性に欠けるという問題があった。

これを回避するため、 本願発明者らは著作権を保護した上で、 音楽配信を簡単 に実行するための配信端末機能および音楽再生機能を携帯電話機に持たせたシス テムを特願平 1 1— 7 5 9 1 6号に提案した。

しかし、 このシステムでは、 自己の携帯電話機に所望の音楽情報の配信を受け る場合には便利であるが、 音楽情報を配信する場合に、 携帯電話機の電話番号に 関連した固有の I Dで識別するようにしているため、 他人に音楽情報をプレゼン 卜するのが困難であった。

発明の概要

それゆえに、 この発明の主たる目的は、 音楽情報を他人にプレゼントすること ができる、 情報配信システムおよび配信サーバを提供することである。

この発明に従った情報配信システムであって、 次のものを備える：少なくとも 2つ以上の携帯通信端末；およびデータを携帯通信端末に配信する配信サーバ； 携帯通信端末は、 少なくとも配信先の携帯通信端末を示す配信先端末情報を含む 配信情報を入力する配信情報入力手段；前記配信情報入力手段によって入力され た配信情報を配信サーバに送信する配信情報送信手段；配信サーバから配信され るデータを受信する配信データ受信手段；および配信データ受信手段によって受 信されたデータを記録する記録手段を含み、 配信サーバは、 いずれかの携帯通信 端末から配信情報を受信する配信情報受信手段；および配信情報受信手段によつ て受信された配信情報に基づいてデ一夕を配信先の携帯通信端末に配信する配信 手段を含む。

この情報配信システムは、 少なくとも 2つ以上の携帯通信端末を備えている。 携帯通信端末には配信情報入力手段が設けられ、 配信情報入力手段によって入力 された少なくとも配信先の携帯通信端末を示す配信先端末情報を含む配信情報は、 配信情報送信手段によって配信サーバに送信される。 配信サーバでは、 配信情報 受信手段によって、 配信情報が受信される。 したがって、 配信手段は、 受信され た配信情報に基づいて暗号ィ匕された音楽デ一夕などのデータ（コンテンツデータ） およびその暗号化された音楽データを再生するのに必要なデータなどを配信先の 携帯通信端末に配信する。 このようなデータが携帯通信端末に設けられた配信デ 一夕受信手段によって受信され、 記録手段に記録される。 つまり、 所望の配信先 の携帯通信端末にデータを配信することができる。 言い換えると、 配信先の携帯 通信端末のユーザにデータをプレゼントすることができる。 なお、 配信先として 自分の携帯通信端末の電話番号を入力しておけば、 新譜などの音楽データを自分 の携帯通信端末に配信させることもできる。

この発明によれば、 配信情報に配信先の携帯通信端末を示す配信先端末情報を 含み、 その配信情報に基づいてデータを配信するので、 音楽データなどのデータ を他人に贈与 （プレゼント） することができる。

この発明の或る局面では、 配信サーバに含まれる通知手段はデータ配信がある ことを配信先の携帯通信端末に通知するので、 この通知に応答して携帯通信端末 は配信手段に接続 （アクセス） することができる。 したがって、 配信手段は、 デ 一夕配信があることの通知に対して配信先の携帯通信端末からの応答があつたと きにデ一夕を配信することができる。

この発明の或る実施例では、 携帯通信端末には、 たとえばプレゼントする相手 へのメッセージを入力するためのメッセージ入力手段が設けられる。 メッセージ 入力手段によって入力されたメッセージは、 メッセージ送信手段によって配信サ —バに送信される。 配信サーバでは、 メッセージ受信手段がメッセ一ジを受信す る。 そして、 通知手段がメッセージおよびデータ配信があることを配信先の携帯 通信端末に通知する。 したがって、 配信手段は、 通知手段の通知に対して配信先 の携帯通信端末から応答があつたとき、 データを配信先の携帯通信端末に配信す る。 このように、 配信先の携帯通信端末では、 配信依頼元から例えばお祝いなど のメッセージを受けることができ、 またデータ配信があることの通知を受けて配 信手段にアクセスし、 データの配信を受けることができる。

この発明の他の局面では、 配信情報は、 デ一夕の配信日時を示す配信日時情報 を含むので、他の携帯通信端末のユーザに音楽デ一夕をプレゼントする場合には、 誕生日や記念日などの特定の日時に配信することもできる。

この発明の或る実施例では、 配信サーバに含まれる通知手段がデータ配信があ ることを配信日時に配信先の携帯通信端末に通知するので、 配信手段は通知に対 する応答があつたときに配信先の携帯通信端末に対してデータを送信することが できる。

この発明の他の実施例では、 配信サーバに含まれる管理手段が配信情報を管理 し、 通知手段の通知に対して配信先の携帯通信端末からの応答がないとき、 配信 日時を遅延 (更新)するので、 通知手段はメッセージおよびデータ配信があること を配信先の携帯通信端末に繰り返し通知することができる。

この発明のその他の実施例では、 携帯通信端末に設けられたメッセージ入力手 段でメッセージを入力することができ、 配信依頼元の携帯通信端末にて入力され たメッセージがメッセージ送信手段によって配信情報受信手段に送信される。 配 信サーバでは、 メッセージ受信手段によってメッセージが受信され、 たとえば配 信日時になると、 メッセ一ジ通知手段が配信先の携帯通信端末にメッセージおよ びデータ配信があることを通知する。 したがって、 配信手段は、 通知手段の通知 に対して配信先の携帯通信端末の応答があつたとき、 配信先の携帯通信端末にデ 一夕を配信する。 このように、 配信先の携帯通信端末では、 メッセージを受ける とともに、 配信手段にアクセスして、 データの配信を受けることができる。 言い 換えると、 配信依頼元では、 データをプレゼントするとともに、 お祝いなどのメ ッセージを添えることができる。

この発明のさらに他の実施例では、 配信サーバに含まれる管理手段が配信情報 を管理し、通知手段の通知に対して配信先の携帯通信端末からの応答がないとき、 配信日時を遅延 (更新)するので、 通知手段はメッセージおよびデータ配信がある ことを配信先の携帯通信端末に繰り返し通知することができる。

この発明の他の実施例では、 配信サーバに含まれる発信手段が配信日時に配信 先の携帯通信端末に自動発信するので、 配信先の携帯通信端末が自動着信機能を 有し、 その機能が有効な場合には、 配信先の携帯通信端末から自動発信に対して 応答があつたときに、 配信手段はデ一夕を配信することができる。 つまり、 ユー ザの操作なしに音楽デ一夕を配信することができる。

この発明のその他の実施例では、 配信サーバに含まれる管理手段が配信情報を 管理する。 たとえば、 発信手段の自動発信に対して配信先の携帯通信端末から応 答がないとき、 あるいは発信手段の自動発信に対して配信先の携帯通信端末から 応答があるが、 その携帯通信端末の記録手段にデータを記録できないときには、 管理手段は配信日時を更新する。 したがって、 配信先の携帯通信端末に対して繰 り返し自動発信することができる。

この発明のさらに他の実施例では、 配信サーバに含まれる通知手段がデータ配 信があることを通知する。 たとえば、 発信手段の自動発信に対して配信先の携帯 通信端末から応答がないとき、 あるいは発信手段の自動発信に対して配信先の携 帯通信端末から応答があるが、 その携帯通信端末の記録手段にデータを記録でき ないときには、 通知手段が配信先の携帯通信端末にデータ配信があることを通知 するので、 配信先の携帯通信端末では自動着信機能を能動化したり、 あるいはメ モリカードのような記録手段を交換するなどして空き容量を確保することができ る。

この発明のその他の局面では、 携帯通信端末には、 メッセージ入力手段が設け られ、 メッセージ入力手段によって入力されたメッセージがメッセージ送信手段 によって配信サーバに送信される。 配信サーバでは、 メッセージ受信手段がメッ セージを受信し、 配信手段がデー夕とメッセージ受信手段で受信したメッセージ とを配信先の携帯通信端末に配信する。 このように、 音楽デ一夕などのデータに メッセージを添えて配信 （プレゼント） することができる。

この発明のさらに他の局面では、 配信情報受信手段では、 生成手段が配信情報 に基づいてクーポンを生成し、 生成されたクーポンを含む配信案内が配信案内送 信手段によって配信先に携帯通信端末に送信される。 携帯通信端末では、 配信案 内受信手段によって配信案内が受信され、 クーポン送信手段が配信案内に含まれ るクーポンを配信手段に送信する。 したがって、 配信手段では、 クーポン受信手 段が携帯通信端末からのクーポンを受信し、 データ配信手段が受信したクーポン に基づいてデータを配信先の携帯通信端末に送信する。 つまり、 所望の配信先の 携帯通信端末にデータを配信 （プレゼント） することができる。

この発明の或る実施例では、 配信案内は配信手段への接続情報を含むので、 配 信先の携帯通信端末では、その接続情報に基づいて配信手段に容易にアクセスし、 クーポン送信手段はクーポンを配信手段に送信することができる。 したがって、 配信先の携帯通信端末では、 データの配信を受けることができる。

この発明の他の実施例では、 配信手段では、 比較手段が生成手段によって生成 されたクーポンとクーポン受信手段で受信したクーポンとを比較し、 データ配信 手段は比較手段によって比較された結果に応じてデータを配信するので、 誤った 配信先にデ一夕を配信することがない。 また、 たとえば有効期限を経過している 場合にも、 データを配信することがない。

この発明のその他の実施例では、 携帯通信端末には、 メッセージを入力する入 力手段が設けられ、 メッセージ入力手段で入力されたメッセージはメッセージ送 信手段によって配信サーバに送信される。 配信サーバでは、 メッセージ受信手段 がメッセージを受信し、 配信案内送信手段は、 配信案内とメッセージとを配信先 の携帯通信端末に送信する。 つまり、 配信先の携帯通信端末では、 お祝いのメッ セージを受けるとともに、 配信案内に含まれるクーポンを配信手段に送信して、 デ一夕の配信を受けることができる。

この発明の他の局面では、 配信情報受信手段に含まれる生成手段が配信情報に 基づいてクーポンを生成する。 また、 判断手段は、 配信情報受信手段に接続して きた携帯通信端末がデータ配信を受けるべき端末であるかどうかを判断する。 つ まり、 接続してきた携帯通信端末に対するクーポンが存在するかどうかを判断す る。 配信案内送信手段は、 データ配信を受けるべき端末であるときに、 クーポン を含む配信案内を携帯通信端末に送信する。 また、 携帯通信端末には、 配信情報 受信手段との間で接続状態を確立するための確立手段が設けられる。 確立手段に よつて接続状態が確立すると、自分宛のクーポンが在れば、配信案内受信手段が、 自分宛のクーポンを含む配信案内を受信する。 したがって、 携帯通信端末では、 クーポン送信手段が配信案内に含まれるクーポンを配信手段に送信する。 配信手 段では、 クーポン受信手段が携帯通信端末からのクーポンを受信し、 データ配信 手段が受信したクーポンに基づいてデータを配信する。 このように、 通知手段が 特定の日時にデータ配信があることを通知するのではなく、 データ配信を受ける べき携帯通信端末が配信サーバ （配信情報受信手段） に接続してきたときに配信 案内を送信するようにしても、 データをプレゼントすることができる。

この発明の或る実施例では、 携帯通信端末に含まれるメッセージ入力手段によ つてメッセージが入力される。 メッセージ入力手段によって入力されたメッセ一 ジは、 メッセージ送信手段によって配信サーバに送信される。 配信サーバでは、 メッセージ受信手段がメッセージを受信し、 データ配信を受けるべき端末がァク セスしてきたときに、 配信案内送信手段が配信案内とメッセージとを携帯通信端 末に送信する。 たとえば、 メッセージに配信案内を添付した電子メールを携帯通 信端末に送信することができる。

この発明の他の実施例では、 配信案内は配信手段への接続情報を含むので、 配 信先の携帯通信端末はその接続情報に従って配信手段に容易にアクセスし、 クー ボン送信手段はクーポンを配信手段に送信することができる。 したがって、 配信 先の携帯通信端末では、 データの配信を受けることができる。

この発明のその他の局面では、 情報配信システムは携帯通信端末間で電子メー ルの授受を行うためのメールサーバをさらに備える。 配信情報受信手段では、 生 成手段が配信情報に基づいてクーポンを生成し、 生成手段によって生成されたク 一ボンを含む配信案内は配信案内送信手段によって配信依頼元の携帯通信端末に 送信される。 配信依頼元の携帯通信端末では、 配信案内受信手段が配信案内を受 信し、 確立手段がメールサーバとの接続状態を確立してから、 登録手段がその配 信案内を含む配信先の携帯通信端末宛の電子メールをメールサーバに登録する。 メールサーバでは、 着信通知手段がその電子メールの登録を受けて電子メールが あることを配信先の携帯通信端末に通知する。 配信先の携帯通信端末では、 確立 手段がメールサーバとの接続状態を確立し、 電子メールを受けることができる。 つまり、 メールサーバでは、 電子メール送信手段が着信通知手段の通知に応答し て接続してきた配信先の携帯通信端末に対して電子メールを送信する。 したがつ て、 配信先の携帯通信端末は、 配信案内を受信し、 クーポン送信手段が配信案内 に含まれるクーポンを配信手段に送信する。 配信手段では、 クーポン受信手段が クーポンを受信し、 データ配信手段がクーポンに従ってデータを配信先の携帯通 信端末に配信する。 このように、 配信依頼元の携帯通信端末に対してクーポンを 含む配信案内を送信し、 配信依頼元の携帯通信端末がメールサーバに配信案内を 含む電子メールを登録するようにしても、 配信先の携帯通信端末にデータをプレ ゼントすることができる。 なお、 メールサーバは、 配信サーバとは別に設けるよ うにしているが、 配信サーバ内に設けるようにしてもよい。

この発明の或る実施例では、 携帯通信端末には、 メッセージを入力するメッセ 一ジ入力手段が設けられ、 登録手段は配信案内とメッセージとを含む電子メール をメールサーバに登録することができる。 したがって、 配信先の携帯通信端末で は、 たとえばメッセージに配信案内が添付された電子メールを受けることができ る。 つまり、 お祝いなどのメッセージを受けて,配信案内にしたがってデータの配 信を受けることができる。

この発明の他の実施例では、 配信案内は配信手段の接続情報を含むので、 配信 先の携帯通信端末では、 その接続情報に基づいて配信手段に容易にアクセスし、 クーポン送信手段は配信手段にクーポンを送信することができる。 したがって、 配信先の携帯通信端末では、 データの配信を受けることができる。

この発明のさらに他の局面では、 データ配信に対する課金手段を配信サーバに 設けておき、 配信情報の出力元すなわち配信依頼元に対して課金することができ る。 たとえば、 音楽データの配信終了時に課金することができる。 また、 配信情 報を携帯通信端末から受けときに課金することもできる。 さらに、 配信案内を配 信先の携帯通信端末に通知したときに課金することもできる。 これらのいずれか の時に課金すればよい。

他の発明に従った配信サーバであって、 次のものを備える：任意の携帯通信端 末から少なくとも配信先の前記携帯通信端末を示す配信先端末情報を含む配信情 報を受信する配信情報受信手段；および前記配信情報受信手段によって受信され た前記配信情報に基づいてデータを前記配信先の携帯通信端末に配信する配信手 段。

この配信サーバでは、 配信情報受信手段が任意の携帯通信端末から少なくとも 配信先の携帯通信端末を示す配信先端末情報を含む配信情報を受信する。 ·したが つて、 配信手段はその配信情報に基づいてデータを配信先の携帯通信端末に配信 することができる。

他の発明によれば、 指定された配信先に対して音楽データなどのコンテンツデ 一夕を配信することができる。 したがって、 配信先を他のユーザが所有する携帯 通信端末に指定しておけば、 音楽データをプレゼントすることができる。

他の発明の或る局面では、 通知手段がデータ配信があることを通知するので、 配信先の携帯通信端末はその通知に応答して配信手段に接続することができる。 また、 配信手段は、 デ一夕配信があることの通知に対して、 配信先の携帯通信端 末が応答してきたときにデ一夕を配信することができる。

他の発明の他の局面では、 配信情報はデータの配信日時を含むので、 配信日時 にデータを配信することができる。 たとえば、 誕生日や記念日などの特定の日時 に音楽データをプレゼントすることができる。

他の発明の或る実施例では、 配信手段に含まれる通知手段がデータ配信がある ことを配信日時に配信先の携帯通信端末に通知するので、 データ配信手段は、 通 知手段の通知に対しいて配信先の携帯通信端末から応答があつたときにデータを 配信すればよい。

他の発明の他の実施例では、 管理手段が配信情報を管理し、 管理手段は通知手 段の通知に対して配信先の携帯通信端末から応答がないとき、配信日時を遅延 (更 新） する。 したがって、 通知手段は、 繰り返し配信先の携帯通信端末に対してデ —夕配信があることを通知することができる。

他の発明のその他の実施例では、 発信手段が配信日時に配信先の携帯通信端末 に自動発信するので、 配信先の携帯通信端末が自動着信機能を備え、 その機能が 有効な場合には、 配信手段は配信先の携帯通信端末からの応答があつたときに、 データを配信することができる。 つまり、 ユーザの操作なしにデータを配信する ことができる。

他の発明の他の局面では、 配信情報受信手段に設けられた生成手段が配信情報 に基づいてクーポンを生成する。 また、 配信案内送信手段が生成手段によって生 成されたクーポンを含む配信案内を配信先の携帯通信端末に送信する。 また、 配 信手段では、 クーポン受信手段が携帯通信端末からクーポンを受信し、 データ配 信手段はクーポン受信手段で受信されたクーポンに基づいて配信先の携帯通信端 末にデータを配信する。 つまり、 配信先の携帯通信端末では、 配信案内を受信す ると、 配信案内に含まれるクーポンを配信手段に送信し、 データ配信手段によつ て配信されるデータを受信することができる。

他の発明の或る実施例では、 配信情報は配信手段への接続情報を含むので、 配 信先の携帯通信端末はその接続情報に従って配信手段に容易にアクセスし、 クー ボンを配信手段に送信することができる。 したがって、 配信先の携帯通信端末で は、 データの配信を受けることができる。

他の発明の他の実施例では、 配信手段に含まれる比較手段が生成手段によって 生成されたクーポンとクーポン受信手段で受信したクーポンとを比較し、 データ 配信手段は、 比較手段の比較結果に応じてデータを送信するので、 誤った配信先 にデータを配信することがない。 また、 たとえば有効期限を経過した場合にも、 デ一夕を配信することがない。

他の発明のその他の局面では、 メッセージ受信手段が携帯通信端末からメッセ ージを受信し、 そのメッセージとデータ配信があることとを配信先の携帯通信端 末に送信する。 したがって、 配信先の携帯通信端末では、 お祝いなどのメッセ一 ジを受けるとともに、デ一夕配信があることの通知に応答して配信手段に接続し、 デ一夕の配信を受けることができる。

他の発明のさらに他の局面では、 メッセージ受信手段が携帯通信端末からメッ セージを受信し、 配信手段がデー夕とメッセ一ジ受信手段で受信されたメセージ とを配信先の携帯通信端末に配信する。 つまり、 データにメッセージを添えて配 信することができる。

他の発明の他の局面では、 配信情報受信手段に設けられた生成手段が配信情報 に基づいてクーポンを生成する。 また、 判断手段は、 配信情報受信手段に接続し てきた携帯通信端末がデータ配信を受けるべき端末であるかどうかを判断する。 つまり、 接続してきた携帯通信端末に対するクーポンが存在するかどうかを判断 する。 配信案内送信手段は、 接続してきた携帯通信端末がデータ配信を受けるベ き端末であるとき、 クーポンを含む配信案内をその携帯通信端末に送信する。 配 信手段では、 クーポン受信手段が携帯通信端末からのクーポンを受信し、 データ 配信手段が受信したクーポンに基づいてデータを配信する。 このように、 通知手 段が特定の日時にデータ配信があることを通知するのではなく、 データ配信を受 けるべき携帯通信端末が配信サーバ （配信情報受信手段） に対して接続してきた ときに配信案内を送信するようにしても、データをプレゼントすることができる。 この発明の或る実施例では、 メッセージ受信手段が携帯通信端末からのメッセ 一ジを受信し、 配信案内送信手段が配信案内とメッセージ受信手段によつて受信 したメッセージとを携帯通信端末に送信する。 たとえば、 メッセージに配信案内 を添付した電子メールを携帯通信端末に送信することができる。

この発明のその他の局面では、 電子メール管理手段がたとえ 携帯通信端末間 での電子メールの授受を行うために設けられる。 配信情報受信手段では、 生成手 段が配信情報に基づいてクーポンを生成し、 生成手段によって生成されたクーポ ンを含む配信案内は配信案内送信手段によって配信依頼元の携帯通信端末に送信 される。 そして、 依頼元の携帯通信端末は、 電子メール管理手段に配信案内を登 録する。 したがって、 電子メール管理手段では、 着信通知手段が、 配信先の携帯 通信端末宛の電子メールがあることを配信先の携帯通信端末に通知し、 その通知 に応答して接続してきた配信先の携帯通信端末に電子メール送信手段が電子メー ルを送信する。 したがって、 配信先の携帯通信端末は、 配信案内を受信し、 配信 案内に含まれるクーポンを配信手段に送信する。 したがって、 配信手段では、 ク 一ボン受信手段がクーポンを受信し、 データ配信手段がクーポンに従ってデータ を配信先の携帯通信端末に配信する。 このように、 配信依頼元の携帯通信端末に 対してクーポンを含む配信案内を送信し、 配信依頼元の携帯通信端末が通知手段 に配信案内を含む電子メールを登録するようにしても、 配信先の携帯通信端末に データをプレゼントすることができる。

他の発明のさらに他の局面では、 データ配信に係る課金手段が設けられ、 課金 手段は、 配信情報の出力元すなわち配信依頼元に対して課金する。 たとえば、 音 楽データの配信終了時に課金することができる。 また、 配信情報を携帯通信端末 から受けときに課金することもできる。 さらに、 配信案内を配信先の携帯通信端 末に通知したときに課金することもできる。 これらのいずれかの時に課金すれば よい。 図面の簡単な説明

図 1はこの発明の第 1の実施例を示す図解図である。

図 2は図 1実施例に示す配信サーバの構成を示す図解図である。

図 3は図 1実施例に示すメモリカード内のデータの構成を示す図解図である。 図 4は図 1実施例に示す携帯電話機およびメモリカードの構成を示す図解図で ある。

図 5はこの発明の第 2の実施例を示す図解図である。

図 6はこの発明の第 3の実施例を示す図解図である。

図 7は図 6に示す携帯電話機の構成を示す図解図である。

図 8は図 6に示すメモリカードの構成を示す図解図である。

図 9は図 6に示すメールサーバの構成を示す図解図である。

図 1 0は図 6に示すメニューサーバの構成を示す図解図である。

図 1 1は図 6に示すダウン口一ドサーバの構成を示す図解図である。

図 1 2は図 6に示す情報配信システムでプレゼント予約および即時配信を実行 する場合の処理の一部を示すフロー図である。

図 1 3は図 6に示す情報配信システムでプレゼント予約および即時配信を実行 する場合の処理の他の一部を示すフロー図である。

図 1 4は図 6に示す情報配信システムでプレゼント予約および即時配信を実行 する場合の処理のその他の一部を示すフロー図である。

図 1 5は図 6に示す情報配信システムでプレゼント予約および即時配信を実行 する場合の処理のさらに他の一部を示すフロー図である。

図 1 6は図 6に示す情報配信システムでプレゼント受信を実行する場合の処理 の一部を示すフロー図である。

図 1 7は図 6に示す情報配信システムでプレゼント受信を実行する場合の処理 の他の一部を示すフロー図である。

図 1 8は図 6に示すダウンロードサーバから実際に音楽データをメモリカード 内にダウンロードするダウンロード処理の一部を示すフロー図である。

図 1 9は図 6に示すダウンロードサ一バから実際に音楽データをメモリカード 内にダウンロードするダウンロード処理の他の一部を示すフロー図である。

図 2 0は図 6に示すダウンロードサ一バから実際に音楽データをメモリカード 内にダウン口一ドするダウン口一ド処理のその他の一部を示すフロー図である。 図 2 1は図 6に示すダウンロードサーバから実際に音楽データをメモリカード 内にダウンロードするダウンロード処理のさらに他の一部を示すフロー図である。 図 2 2は図 7に示す携帯電話機に設けられた再生回路の構成を示す図解図であ る。

図 2 3は図 7に示す携帯電話機を用いてメモリカードにダウンロードされた音 楽デ一夕を再生する再生処理の一部を示すフロー図である。

図 2 4は図 7に示す携帯電話機を用いてメモリカードにダウン口一ドされた音 楽データを再生する再生処理の他の一部を示すフロー図である。

図 2 5はこの発明の第 4の実施例の情報配信システムにおいて、 プレゼント予 約、 即時配信およびプレゼント受信を実行するための処理の一部を示すフロー図 である。

図 2 6はこの発明の第 4の実施例の情報配信システムにおいて、 プレゼント予 約、 即時配信およびプレゼント受信を実行するための処理の他の一部を示すフロ —図である。

図 2 7はこの発明の第 4の実施例の情報配信システムにおいて、 プレゼント予 約、 即時配信およびプレゼント受信を実行するための処理のその他の一部を示す フロー図である。

図 2 8はこの発明の第 4の実施例の情報配信システムにおいて、 プレゼント予 約、 即時配信およびプレゼント受信を実行するための処理のさらに他の一部を示 すフロー図である。

図 2 9はこの発明の第 4の実施例の情報配信システムにおいて、 プレゼント予 約、 即時配信およびプレゼント受信を実行するための処理のさらにまた一部を示 すフロー図である。

図 3 0はこの発明の第 4の実施例の情報配信システムにおいて、 プレゼント予 約、 即時配信およびプレゼント受信を実行するための処理の他の一部を示すフロ 一図である。

図 3 1はこの発明の第 5の実施例の情報配信システムにおいて、 プレゼント予 約および即時配信を実行するための処理の一部を示すフロー図である。

図 3 2はこの発明の第 5の実施例の情報配信システムにおいて、 プレゼント予 約および即時配信を実行するための処理の他の一部を示すフロー図である。

図 3 3はこの発明の第 5の実施例の情報配信システムにおいて、 プレゼント予 約および即時配信を実行するための処理のその他の一部を示すフロー図である。 図 3 4はこの発明の第 5の実施例の情報配信システムにおいて、 プレゼント予 約および即時配信を実行するための処理のさらに他の一部を示すフロー図である。 図 3 5はこの発明の第 5の実施例の情報配信システムにおいて、 プレゼント予 約および即時配信を実行するための処理のさらにまた他の一部を示すフロー図で ある。 発明を実施するための最良の形態

<第 1の実施例 >

図 1を参照して、 第 1の実施例の情報配信サーバ 1 1は、 配信サーバ 1 3と携 帯電話機 1 5および携帯電話機 1 7とを含む。 配信サーバ 1 3は、 配信する音楽 データとして、 暗号化した音楽データ （暗号化音楽デ一夕） と、 その暗号化音楽 データを復号する鍵となるコンテンツキーを暗号化した暗号化コンテンツキー、 音楽データの曲名、 実演者（歌手、 演奏家等)、 作曲家、 作詞家等のその音楽デー 夕に関する著作権情報や配信サーバ 1 3に対するアクセス情報等の付加情報およ び音楽データに関する管理情報である譲渡配信コードを配信する。

また、 配信サーバ 1 3は、 図 2に示すような構成であり、 配信サーバ 1 3はコ ンピュー夕 1 3 aを含む。コンピュータ 1 3 aには、通信装置 1 3 bが接続され、 通信装置 1 3 bは、 図示は省略するが、 専用線或いはディジタル公衆回線 （I S D N、 パケット交換網） を介して携帯電話網に接続される。 さらに、 配信サーバ 1 3は、 配信情報データベース 1 3 c、 予約管理データベース 1 3 dおよび課金 データベース 1 _{3 e}を備える。 配信情報データベース 1 3 cには、 配信する音楽 データを暗号化した暗号化音楽データ、 その暗号化音楽データを復号するコンテ ンッキーおよび音楽データの曲名、 実演者 （歌手、 演奏家等)、 作曲家、 作詞家等 のその音楽デ一夕に関する著作権情報を含む付加情報等が記録される。 また、 予 約管理データベース 1 3 dには、 配信した音楽デ一夕の予約配信を管理するため の情報が記録される。 さらに、 課金データベース 1 3 eには、 配信に対する課金 の情報が記録される。

携帯電話機 1 5および携帯電話機 1 7は、 たとえばそれぞれの電話番号が 「0 9 0—△△△△—>< X X 1」、 「0 9 0—△〇〇厶— X X X 2」 であり、 それぞれ の電話機本体には記録媒体たとえば半導体メモリによるメモリカードを着脱でき る機構が備えられている。 この第 1の実施例では、 携帯電話機 1 5にはメモリ力 ード 2 1が装着され、 携帯電話機 1 7にはメモリカード 2 3が装着されている。 また、 携帯電話機 1 5および携帯電話機 1 7のそれぞれには、 へッドフォン 2 5 およびヘッドフォン 2 7が接続される。 したがって、 ユーザは配信を受けた音楽 を聞くことができる。

図 3を参照して、 たとえば、 メモリカード 2 1には、 携帯電話機 1 5の電話番 号に関連した固有 I D、 配信情報として配信サーバ 1 3より配信された固有 I D を鍵として復号可能な暗号化コンテンツキ一および復号されたコンテンツキ一を 鍵として復号できる暗号化音楽データが記録される。 また、 その暗号化音楽デー 夕に関する著作権情報、 配信サーバ 1 3の電話番号等の付加情報および配信され た暗号化音楽データを管理する譲渡配信コードが記録される。

また、 この第 1の実施例では、 固有 I Dはメモリカード 2 1の外に取り出すこ とができないように構成され、 メモリカード 2 1は音楽データに対するセキユリ ティ機能を備えている。 また、 譲渡配信コードは、 たとえば、 音楽データの移動 に関する制限情報 （移動制限情報） および音楽データの複製回数を制限する複製 制限情報などを含む。

携帯電話機 1 5および携帯電話機 1 7の具体的な構成は、 図 4のように示され る。 なお、 図 4においては、 説明の簡素化のため、 本発明の情報配信システム 1 1に関わるブロックのみを記載し、 携帯電話機 1 5および携帯電話機 1 7が本来 備えている通話機能に関するブロックについては、 一部省略してある。 また、 携 帯電話機 1 5と携帯電話機 1 7とは同じ構成であるため、 携帯電話機 1 5につい てのみ説明する。

図 4を参照して、 携帯電話機 1 5はコントローラ 3 1を含み、 コントローラ 3 1は携帯電話機 1 5の総合的な制御を実行するため、 各プロックと個々に制御信 号を授受する。 なお、 簡単化のために各種制御信号の表記は割愛する。 また、 携 帯電話機 1 5はアンテナ 3 3を含み、 アンテナ 3 3は送受信回路 3 5に接続され る。 送受信回路 3 5は、 通話データ或いはデ一夕の通信を実行する。 送受信回路 3 5は、 バス Aを介してコントローラ 3 1と接続される。 さらに、 携帯電話機 1 5には、音声再生回路 3 7、ドライバ 3 9およびディスプレイ 4 1が設けられる。 音声再生回路 3 7は受信した通話データをディジタル再生し、 再生したディジ夕 ル通話音声を後段の混合回路 4 3に出力する。 ドライバ 3 9は、 コントローラ 3 1からの指示に従ってディスプレイ 4 1に文字等の情報を表示する。

さらにまた、 携帯電話機 1 5には、 操作パネル 4 5が設けられ、 操作パネル 4 5には、 図示は省略するが、 テンキー等のダイヤルキーや特殊キー等が設けられ る。 操作パネル 4 5で入力された情報は、 バス Aを介してコントローラ 3 1に与 えられ、上述したように、文字等の情報がディスプレイ 4 1に表示される。また、 携帯電話機 1 5はデータ復号回路 4 7を含み、 データ復号回路 4 7はメモリカー ド 2 1内で暗号化コンテンツキ一を復号したコンテンツキーを鍵として、 メモリ カード 2 1内に記録されている暗号化音楽データを復号して符号化音楽データを 後段の音楽再生回路 4 9に出力する。 音楽再生回路 4 9は、 データ復号回路 4 7 から与えられた符号化音楽データをディジタル再生し、 混合回路 4 3に与える。 混合回路 4 3は、 音声再生回路 4 9から与えられるディジタル通話音声または 音楽再生回路 4 9から与えられるディジタル音楽のいずれかを一方を選択して出 力する。 また、 混合回路 4 3は、 ディジタル通話音声およびディジタル音楽の両 者を所定の比率で混合して出力することもできる。 混合回路 4 3から出力される ディジタル信号は、 DZA変換器 5 1でアナログ信号に変換され、 端子 （ィャフ オンジャック） 5 3を介してヘッドフォン 2 5に出力される。 つまり、 通話音声 または再生された音楽がへッドフォン 2 5に出力される。 なお、 混合回路 4 3に おいて、 所定の比率で混合した場合には、 たとえば、 音楽をバックグラウンドミ ユージックとして通話することが可能である。

また、 携帯電話機 1 5に装着されたメモリカード 2 1はメモリコントローラ 6 1を含み、 メモリコントローラ 6 1はバス B、 バスインターフェイス 5 5および バス Aを介してコントローラ 3 1に接続され、 コントローラ 3 1からの指示に従 つてメモリカード 2 1内の各ブロックを制御する。 なお、 簡単化のために各種制 御信号の表記は省略してある。 メモリカード 2 1はまた、 メモリ 6 3を含み、 メ モリ 6 3には暗号化音楽データ、 暗号化コンテンツキー、 固有 I D、 付加情報お よび譲渡配信コードが記録される。 さらに、 メモリカード 2 1は、 コンテンツキ ー復号回路 6 5を含み、 コンテンツキー復号回路 6 5はメモリ 6 3に記録された 固有 I Dを鍵としてメモリ 6 3に記録された暗号化コンテンツキーを復号する。 さらにまた、 メモリカード 2 1は固有 I D生成回路 6 7を含み、 固有 I D生成回 路 6 7は、 携帯電話機 1 5の電話番号に関連した固有 I Dを生成する。

図 1に戻って、 情報配信システム 1 1の原理について説明する。 配信サーバ 1 3は、 2つの配信を提供している。 具体的には、 1つ目は、 携帯電話機 1 5が配 信サーバ 1 3にアクセスしたときに配信要求を行い、 配信サーバ 1 3が配信を行 う即時配信である。 2つ目は、 携帯電話機 1 5が配信サーバ 1 3にアクセスした ときに配信先 （第 1の実施例では、 携帯電話機 1 7 ) および配信日時を指定して 配信の予約を行い、配信先である携帯電話機 1 7が配信を受ける予約配信である。 たとえば、 即時配信では、 携帯電話機 1 5のユーザが自己所有を目的として音 楽データの配信を受けるために、 配信サーバ 1 3にアクセスし、 配信を受ける音 楽データの選曲と即時配信の依頼を配信情報として配信サーバ 1 3に対して送信 する （A l )。 これに応じて、 配信サーバ 1 3は、 配信要求のあった音楽データを 配信情報データベース 1 3 cから読み出して、 携帯電話機 1 5に対して配信する (A 2 )。同時に、課金データベース 1 3 eを更新して、音楽デ一夕の配信に係る 課金を記録する。 このようにして音楽データの即時配信は終了する。

また、 予約配信では、 携帯電話機 1 5のユーザが第三者である携帯電話機 1 7 のユーザに音楽データを贈与するために、 配信サーバ 1 3にアクセスし、 予約配 信の依頼、 配信を受ける音楽データの選曲、 予約配信を依頼した依頼元である携 帯電話機 1 5の電話番号、配信を行う日時（配信日時)、配信先である携帯電話機 1 7の電話番号（配信先電話番号）などの予約配信に必要な情報（予約配信情報） と依頼元からの配信先へのメッセージとを配信サーバ 1 3に送信する（B 1 )。 こ れに応じて、 配信サーバ 1 3では、 携帯電話機 1 5からの予約配信の依頼すなわ ち予約配信情報およびメッセージを受理して、 予約管理データベース 1 3 dに記 録する。

配信サーバ 1 3では、 予約管理データベース 1 3 dに定期的にアクセスして、 予約日時になると携帯電話機 1 7に対して、 音楽データの配信依頼があることを 通知する （B 2 )。 同時に、 通知記録を予約管理データベース 1 3 dに更新して記 録する。

配信依頼があることの通知を受けた携帯電話機 1 7は、 配信サーバ 1 3に対し てアクセスする （B 3 )。配信サーバ 1 3は、携帯電話機 1 7からアクセスされる と、予約されている音楽データを、配信情報デ一夕ベース 1 3 cから読み出して、 携帯電話機 1 7に対して配信する。 したがって、 配信を受けた携帯電話機 1 7の メモリカード 2 3には、 携帯電話機 1 5にて予約された音楽データが記録する。 また、 これと同時に、 携帯電話機 1 5からのメッセージが携帯電話機 1 7に送信 される （B 4 )。 配信が終了すると、 予約配信の依頼元（携帯電話機 1 5 ) に基づ いて予約配信に係る課金を課金デ一夕ベース 1 3 eに記録する。

また、 携帯電話機 1 7に対して配信サーバ 1 3へのアクセスを促すために、 配 信サーバ 1 3は、 携帯電話機 1 7からのアクセスがない場合には、 予約管理デー 夕ベース 1 3 dの通知記録に従って携帯電話機 1 7に対する通知 （B 2 ) を特定 間隔、 特定の回数繰り返して行い、 その都度、 予約管理データベース 1 3 dを更 新して通知記録を残す。

さらに、 携帯電話機 1 7に対して配信できなかった場合には、 携帯電話機 1 5 のユーザとの契約内容に従って予約配信 （予約配信情報） を破棄するようにして もよい。

第 1の実施例によれば、 予約による音楽データの配信を提供できる情報配信シ ステムを構築でき、 配信サーバを介して第三者に対して音楽データを贈与 （プレ ゼント） することができる。

さらに、ダウンロードした音楽データは再生することができる。図 4を用いて、 携帯電話機 1 5で音楽データを再生する場合について説明する。 なお、 携帯電話 機 1 7で再生する場合も同様の処理が実行される。

たとえば、 ユーザが操作パネル 4 5を操作して、 音楽の再生を指示すると、 コ ントローラ 3 1はメモリコントローラ 6 1に対して再生指示を与え、 メモリ 6 3 に記録された暗号化コンテンツキ一と固有 I Dからコンテンツキーが読み出され る。 また、 メモリコントローラ 6 1は、 メモリ 6 3内に記録された暗号化音楽デ 一夕を読み出す。 そして、 復号されたコンテンツキーと読み出された暗号化デー 夕とがデータ復号回路 4 7に与えられる。 デ一夕復号回路 4 7は、 暗号化音楽デ 一夕を復号して、 音楽データを圧縮した符号化音楽データを得る。 符号化音楽デ 一夕は、 M I D I , M P E G A u d i o等の符号化方式でデータ量を圧縮した 音楽データである。 音楽再生回路 4 9は音楽データの符号化方式に従って再生処 理を施し、 ディジタル音楽を得る。 そして、 ディジタル音楽を混合回路 4 3に与 える。

混合回路 4 3は、 コントローラ 3 1からの指示に従って音楽再生回路 4 9から のディジタル音楽を選択して出力する。 したがって、 混合回路 4 3から出力され たディジタル音楽が DZA変換器 5 1でアナログ信号に変換され、 ィャフォンジ ャック 5 3に出力される。 つまり、 再生された音楽がヘッドフォン 2 5を介して 出力される。 このように、 ユーザは、 ヘッドフォン 2 5を介して音楽を楽しむこ とができる。

<第 2の実施例 >

図 5を参照して、 第 2の実施例の情報配信システム 1 1は、 配信先の携帯電話 機に対する音楽データの配信を自動的に実行できるようにした以外は、 第 1の実 施例と同じであるため、 重複した説明は省略する。

図 5に示す情報配信システム 1 1において、 予約配信する場合には、 携帯電話 機 1 5のユーザが第三者 （第 2の実施例では、 携帯電話機 1 7のユーザ） に音楽 デ一夕を贈与するために、 配信サーバ 1 3にアクセスし、 音楽データの予約配信 の依頼をする （C 1 )。配信サーバ 1 3では、携帯電話機 1 5からの予約配信の依 頼を受理して、 配信を依頼した依頼元である携帯電話機 1 5の電話番号、 配信す る音楽データの曲目、配信を行う日時（配信日時)、 配信先である携帯電話機 1 7 の電話番号 （配信先電話番号） 等、 予約配信に必要な予約配信情報と、 依頼元か らのメッセージとを、 予約管理データベース 1 3 dに記録する。

これに応じて、 配信サーバ 1 3では、 予約管理データベース 1 3 dに対して定 期的にアクセスし、 予約日時になると携帯電話機 1 7に対して自動的にダイヤル (自動発呼） して、 配信先である携帯電話機 1 7に接続を試みる。

たとえば、 携帯電話機 1 7が音楽データの配信を自動的に受けられる自動着呼 機能を備え、 自動着呼機能がユーザによって有効にされている場合には、 配信サ ーバ 1 3からの自動発呼による接続要求を自動着呼して、 メモリ 6 3に記録可能 な空き容量があれば音楽データの配信を受ける （C 2 )。

配信が終了すると、 配信サーバ 1 3では、 予約管理データベース 1 3 dが更新 される。 つまり、 予約配信の終了が記録される。 また、 これと同時に、 予約配信 の依頼元に基づいて予約配信に係る課金を課金デ一夕ベース 1 3 eに記録する。 つまり、 課金データが更新される。

このように、 ユーザに操作を要求することなく、 配信先の携帯電話機に装着し たメモリカード内のメモリに、 音楽データを配信することができる。

なお、 携帯電話機 1 7が音楽デ一夕の自動着呼機能を備えていない場合、 また は自動着呼機能を備えているが有効にされていない場合には、 携帯電話機 1 7は ユーザの操作に応じて配信サーバ 1 3からの自動発呼を着呼して、 メモリ 6 3に 記録可能な空き容量があれば、 ユーザの指示に従って音楽データの配信を受ける ( C 2 )。

また、 回線の不通やメモリ 6 3の容量不足により配信できない場合には、 予約 管理データベース 1 _{3 d}を更新して記録を残す。 そして、 携帯電話機 1 7に対し て配信の試みを特定間隔、 特定の回数行った後、 携帯電話機 1 7に対して、 音楽 データの配信依頼があることを通知する （C 3 ) と同時に、 通知記録に従って予 約管理データベース 1 3 dを更新して記録する。

したがって、 通知を受けた携帯電話機 1 7は、 配信サーバ 1 3に対してァクセ スする （C 4 )。携帯電話機 1 7からアクセスされると、予約されている音楽デー 夕を、 配信情報データベース 1 3 cから読み出して、 携帯電話 1 7に対して配信 する （C 5 )。 このため、 配信を受けた携帯電話機 1 7のメモリカード 2 3には、 携帯電話機 1 5にて予約された音楽データが記録される。

また、通知したにも拘わらず、携帯電話機 1 7からのアクセスがない場合には、 携帯電話機 1 7に対してアクセスを促すための通知を繰り返して行い、その都度、 予約管理データベース 1 3 eを更新して通知記録を残す。

なお、 携帯電話機 1 7に対して配信が行えなかった場合には、 携帯電話機 1 5 のユーザとの契約内容に従って予約配信情報を破棄するようにしてもよい。 第 2の実施例によれば、 自動着呼機能を備える携帯電話機に対しては、 ユーザ の操作を必要とせずに音楽デ一夕を配信することができる。

なお、 第 1および第 2の実施例では、 配信日時を指定することができるため、 たとえば誕生日や記念日等の特定の日時にプレゼントすることができる。

また、 第 1および第 2の実施例では、 第三者が所有する携帯電話機を配信先に するように説明したが、配信先を自己の携帯電話機にしてもよい。この場合には、 新譜の予約配信などを実行することができる。

さらに、 第 1および第 2の実施例では、 携帯電話機がメモリを内蔵したメモリ カードを着脱可能な構成であるとして説明したが、 メモリを携帯電話機に内蔵す るようにしてもよい。 すなわち、 配信サーバから配信を受けた音楽データを記録 できればよい。

さらにまた、 第 1および第 2の実施例では、 1つの配信サーバで即時配信、 予 約配信の依頼および予約配信を実行できるように説明したが、 それぞれ個別のサ ーバとすることも可能である。 ただし、 予約管理データベースは共通のデータべ ースとして、 予約配信の購入処理と予約配信の配信処理とを行える構成にする必 要がある。

また、 第 1および第 2の実施例では、 音楽データについてのみ説明したが、 文 字データ、 音声データ、 地図データ、 画像データなどの他の情報 （データ） であ つてもよいことはもちろんである。

このような第 1および第 2の実施例で示した情報配信システム 1 1では、 携帯 電話機 （端末） 自体に著作権の保護 （セキュリティ） を依存させた形態について 示したが、 第 3の実施例以降では、 携帯電話機本体に装着されたメモリカードに セキュリティを依存させ、 かつダウンロード処理および再生処理における通信路 (データ授受） に関するセキュリティを考慮した場合について説明する。

<第 3の実施例 >

図 6を参照して、 第 3の実施例の情報配信システム 1 0は、 携帯電話機 1 2お よび携帯電話機 1 4を含み、 携帯電話機 1 2および携帯電話機 1 4は無線基地局 1 6および携帯電話網 1 8を介して配信サーバ 2 0に接続される。 この配信サー バ 2 0は、 メールサーバ 2 2、 メニューサーバ 2 4、 ダウンロードサーバ 2 6お よび認証サーバ 2 8を含む。 メニューサーバ 2 4はダウンロードサーバ 2 6と互 いに通信可能に接続される。 また、 ダウンロードサーバ 2 6と認証サーバ 2 8と は、 互いに通信可能に接続される。 さらに、 ダウンロードサーバ 2 6は一方的に メールサーバ _{2 2}に接続される。 なお、 メールサーバ _{2 2}、 メニューサーバ 2 4 およびダウンロードサーバ 2 6のそれぞれは、 専用線あるいはディジタル公衆回 線 （I S D N、 バケツト交換網） 等の通信網を介して携帯電話網 1 8に接続され る。

携帯電話機 1 2および携帯電話機 1 4の電気的な構成は、 図 7のように示され る。 なお、 携帯電話機 1 2と携帯電話機 1 4とは同じ構成であるため、 携帯電話 機 1 2についてのみ説明する。

図 7を参照して、 携帯電話機 1 2はアンテナ 3 0を含み、 アンテナ 3 0は送受 信回路 3 2に接続される。 送受信回路 3 2は、 内部バス （以下、 単に 「バス」 と いう。） 3 4を介してコントローラ 3 6に接続される。また、コントローラ 3 6は、 バス 3 4を介して操作パネル 4 4に接続される。 操作パネル 4 4は、 図示は省略 するが、 テンキーなどのダイヤルキ一や特殊キーなどを備える入力装置である。 このような操作パネル 4 4で入力した情報がバス 3 4を介してコントローラ 3 6 に与えられ、 コントローラ 3 6力 ドライノ 3 8を制御してディスプレイ 4 0に文 字などの情報を表示する。

たとえば、ユーザが操作パネル 4 4を用いて通話相手の電話番号を入力すると、 これに応答してコントローラ 3 6は、 ドライバ 3 8を制御してディスプレイ 4 0 に通話相手の電話番号を表示する。 続いて、 ユーザが操作パネル 4 4を用いて発 呼を指示すると、 コントローラ 3 6は発呼操作を実行する。 そして、 通話相手と の接続状態が確立されると、 コントローラ 3 6は通話処理を実行する。 具体的に は、 通話相手の音声信号がアンテナ 3 0で受信され、 送受信回路 3 2を介してコ ントローラ 3 6に取り込まれ、 その後バス 3 4および音声処理回路 5 0を介して スピーカ 5 4から出力される。 一方、 ユーザの音声信号は、 マイク 5 2から入力 され、音声処理回路 5 0およびバス 3 4を介してコントローラ 3 6に取り込まれ、 その後、 バス 3 4および送受信回路 3 2を介してアンテナ 3 0から送信される。 また、コントローラ 3 6は、通話相手の着呼に応答して、着呼処理を実行する。 つまり、 コントローラ 3 6は、 音声処理回路 5 0を制御して、 スピーカ 5 4から 着信音または着信メロディを出力する。 ユーザは、 着信音または着信メロディに よって "着信 （着呼） あり" を認識し、 操作パネル 4 4を用いて着信操作を入力 する。 したがって、 接続状態が確立され、 コントローラ 3 6は上述のような通話 処理を実行する。

携帯電話機 1 2はまた、 タイマ 4 2を含み、 タイマ 4 2から出力される時間情 報に基づいて、 コントローラ 3 6はドライバ 3 8を制御し、 ディスプレイ 4 0に 暦 （日付） や時間等を表示することができる。

携帯電話機 1 2はさらに、 再生回路 4 6およびイン夕一フェイス 5 6を含み、 再生回路 4 6およびインタ一フェイス 5 6はバス 3 4を介してコントローラ 3 6 に接続される。 再生回路 4 6には、 端子 6 0が接続され、 図 1に示すように、 端 子 6 0には、 ヘッドフォン 2 0 0が接続される。 なお、 携帯電話機 1 4には、 へ ッドフォン 2 0 2が接続される。 また、 インターフェイス 5 6は、 電話機本体に 着脱可能なメモリカード 5 8と接続される。 したがって、 ユーザが操作パネル 4 4を用いて再生を指示すると、 これに応じてコントローラ 3 6が再生処理を実行 する。 つまり、 メモリカード 5 8に記憶された暗号化された音楽デ一夕を読み出 し、 これを再生回路 4 6が再生し、 再生信号が端子 6 0を介してヘッドフォン 2 0 0に出力される。

なお、 第 3の実施例では、 通話時の音声信号と音楽の再生信号とは、 個別にス ピー力 5 4と端子 6 0とから出力するようにしているが、 音声処理回路 5 0と端 子 6 0との間に混合回路を設け、 音声信号と再生信号とを所定の比率で混合し、 端子 6 0から出力するようにしてもよい。 つまり、 音楽をバックグラウンドミュ 一ジックとして聞きながら通話することができる。 ただし、 所定の比率はユーザ が携帯電話機 1 2の機能設定において、 自由に設定できるようにしてもよい。 また、 第 3の実施例では、 暗号化された音楽データは、 たとえば M I D I、 M P E G A u d i oなどの符号化方式で圧縮されたデ一夕である。

図 8を参照して、 メモリカード 5 8はコントローラ 7 0を含み、 コントローラ 7 0は、 バス 7 2を介してメモリ 7 4、 ライセンスメモリ 7 6および鍵メモリ 7 8に接続される。 メモリ 7 4は、 音楽データなどの著作権によって保護されるデ 一夕 （コンテンツデータ） を暗号化したデータと自由にやりとりできるデータと を保持する。 また、 ライセンスメモリ 7 6は、 コンテンツキー等の著作権を保護 するために必要なライセンスデータを記憶する。 さらに、 鍵メモリ 7 8は、 ュ一 ザ等が直接アクセスできないメモリであり、 ラインセンスデータの授受の際に行 う相互認証 （暗号） 処理に用いるための鍵を予め記憶している。 つまり、 メモリ カード 5 8は、 音楽データなどの著作権により保護されるコンテンツデータに対 するセキュリティ機能を備えている。

図 9を参照して、 メールサーバ 2 2は、 パーソナルコンピュータやワークステ ーシヨンなどのコンピュータ 8 0を含み、 コンピュータ 8 0は通信装置 8 2およ び HD D (ハードディスクドライブ） 8 4に接続される。 通信装置 8 2は、 コン ピュー夕 8 0に設けられた C P U 8 0 aの指示に従って、 携帯電話網 1 8および 無線基地局 1 6を介して携帯電話機 1 2または携帯電話機 1 4と接続を確立でき る。 なお、 第 3の実施例では、 2つの携帯電話機 1 2または携帯電話機 1 4と接 続を確立できるように示しているが、 他の携帯電話機とも接続を確立できること はもちろんである。 以下、 メニューサーバ 2 4およびダウンロードサーバ 2 6に ついても同様である。 また、 HD D 8 4には、 携帯電話機 1 2または携帯電話機 1 4から送信されたメールあるいは携帯電話機 1 2または携帯電話機 1 4へ送信 されるべきメールが保存される。

図 1 0に示すように、 メニューサーバ 2 4もまた、 パーソナルコンピュータや ワークステーションなどのコンピュータ 9 0を含み、 コンピュータ 9 0は通信装 置 9 2および HD D 9 4に接続される。 通信装置 9 2は、 コンピュータ 9 0に設 けられた C P U 9 0 aの指示に従って、 携帯電話網 1 8および無線基地局 1 6を 介して携帯電話機 1 2および携帯電話機 1 4と接続を確立できる。 また、 HD D 9 4には、 複数の音楽データのタイトル名およびアーチスト名を一覧表示するた めの選曲メニューデータおよび複数の音楽デー夕のそれぞれに対応してダウン口 ードに必要な複数の情報 （ダウンロード情報） が記憶される。 この選曲メニュー デ一夕およびダウンロード情報は、 C P U 9 0 aの指示に従って HD D 9 4から 読み出され、 通信装置 9 2を介して携帯電話機 1 2または携帯電話機 1 4に送信 される。 つまり、 携帯電話機 1 2および携帯電話機 1 4が通信基地局 1 6および 携帯電話網 1 8を介してメニューサーバ 2 4にアクセスすると、 音楽データの一 覧すなわち選曲メニューデータおよび所望の音楽データに対応するダウンロード 情報を取得 （ダウンロード） することができる。

ここで、 ダウンロード情報とは、 音楽デ一夕の識別情報 （コンテンツ I D)、 ユーザ側からのライセンスに対する購入条件などを含むクーポンおよび音楽デー 夕のダウンロード先（ダウンロードサーバ 2 6 )のアクセスポイント (DAP) への 接続情報 (DAP-TEL) をいう。

また、 図 1 1を参照して、 ダウンロードサーバ 2 6は、 上述のメールサーバ 2 2およびメニューサーバ 2 4と同じ構成であり、 コンピュータ 1 0 0を含む。 コ ンピュー夕 1 0 0は、 通信装置 1 0 2および HD D 1 0 4に接続される。 通信装 置 1 0 2は、 コンピュータ 1 0 0に設けられた C P U 1 0 0 aの指示に従って、 携帯電話網 1 8および無線基地局 1 6を介して携帯電話機 1 2または携帯電話機 1 4と接続を確立できる。 また、 HD D 1 0 4は、 少なくとも 4つのデータべ一 ス 1 0 4 a〜 1 0 4 dを含む。

データベース丄 0 4 aは、 複数の暗号化された音楽デ一夕およびそれぞれの暗 号化された音楽データを復号するための複数のコンテンツキーが記憶された配信 情報データベースである。 C P U 1 0 0 aの指示に従って、 喑号化された音楽デ 一夕およびコンテンツキーが読み出され、 通信装置 1 0 2を介して携帯電話機 1 2または携帯電話機 1 4に送信される。 つまり、 携帯電話機 1 2および携帯電話 機 1 4は、 通信基地局 1 6および携帯電話網 1 8を介してダウンロードサーバ 2 6にアクセスし、所望の暗号化された音楽デ一夕をダウロードすることができる。 また、 コンテンツキーで暗号化された音楽データを復号して再生することもでき る。

また、 デ一夕ベース 1 0 4 bは、 メニューサーバ 2 4にて生成されたダウン口 —ド情報に含まれるクーポンを管理するクーポン管理デ一夕ベースである。 さらに、 データベース 1 0 4 cは、 携帯電話機 1 2または携帯電話機 1 4がメ ニューサーバ 2 4にアクセスし、 音楽デ一夕の配信を予約したときの情報 （予約 情報） を記憶する予約管理データベースである。 この予約情報は、 音楽データを 配信する相手 （配信先） の携帯電話機 1 2 (または携帯電話機 1 4 ) の電話番号 に関する識別情報、 配信する音楽データおよび配信する日時 （配信日時） などを 含む。 つまり、 C P U l O O aは、 この予約情報に基づいて予約管理を実行し、 また予約情報に含まれる配信日時になると、 予約情報を記録するときに併せてデ 一夕ベース 1 0 4 bに記録されたクーポンを、 メールサーバ 2 2を介して配信先 に対して送信する。 C P U l O O aはまた、 配信先から改めて送信されるクーポ ンに従って所望の音楽データをデ一夕ベース 1 0 4 aから読み出し、 所定の相手 (携帯電話機 1 2または携帯電話機 1 4 ) に対しての配信を管理する。

さらにまた、 データベース 1 0 4 dは、 音楽データの配信等に係る課金の情報 (課金情報） が記憶される課金データベースである。

たとえば、 ユーザが操作パネル 4 4を用いて音楽デ一夕をダウン口一ドするた めの指示を入力すると、 つまりメニューサーバ 2 4のアクセスポイント (MAP) への接続情報 (MAP-TEL)を入力し、 発呼操作を実行すると、 携帯電話機 1 2と メニューサーバ 2 4との間で接続が確立される。 なお、 メニューサーバ 2 4のァ クセスポイント (MAP) への接続情報 (MAP-TEL) は、電話番号や U R Lなどであ る。 したがって、 選曲メニューデータがメニューサーバ 2 4から携帯電話機 1 2に 送信される。 この選曲メニューデータは、 たとえばカラオケの選曲のために使用 する本のような歌手名別またはタイトル名別で音楽データを検索できる一覧表で ある。

なお、 このような選曲メニューデータは、 その量が膨大であるため、 第 3の実 施例では、 ユーザの指示に従って所定量ずつ送信され、 逐次メニューがディスプ レイ 4 0に表示される。

ユーザが操作パネル 4 4を用いて選曲メニューから所望の音楽データを選択す ると、 その選曲結果がメニューサーバ 2 4に送信される。 これに応じてメニュー サーバ 2 4は選曲された音楽データに対応するクーポンおよびダウンロードサ一 バ 2 6への接続情報 (DAP-TEL)を携帯電話機 1 2に送信する。 したがって、 携 帯電話機 1 2は、 接続情報 (DAP-TEL)に従ってダウンロードサーバ 2 6にァク セスし、 クーポンに従って所望の音楽デ一夕をダウンロードできる。

また、 携帯電話機 1 2のユーザから携帯電話機 1 4のユーザに音楽データをプ レゼントすることもできる。 携帯電話機 1 2のユーザは、 操作パネル 4 4を用い てメニューサーバ 2 4にアクセスする。 そして、 上述のように選曲メニューに従 つて所望の音楽データを選択する。 ここで、 音楽データをプレゼントする場合に は、 プレゼントする相手 （携帯電話機 1 4のユーザ） の携帯電話機 1 4の電話番 号や電話機に割り当てられた電子メールアドレス等 （以下、 単に 「電話番号等」 という。） を登録するとともに、 プレゼントする日付を入力する。 さらに、 ユーザ がメッセージ文を入力すると、メニューサーバ 2 4は入力されたメッセ一ジ文と、 相手の電話番号等 （配信先)、 プレゼントの依頼元の固有 I D (課金先)、 プレゼ ントする日時 （配信日時） などの予約情報とをダウンロードサーバ 2 6のデータ ベース 1 0 4 cに登録する。

メニューサーバ 2 4はまた、音楽データの識別コード （コンテンツ I D)、配信 先および課金先などを含むクーポンを生成し、 生成したクーポンをダウンロード サーバ 2 6のデータベース 1 0 4 bに登録する。 つまり、 プレゼント予約をする ことができる。その後、ダウンロードサーバ 2 6は、配信日時になると、配信先、 メッセージ文、ダウンロードサーバ 2 6のアクセスポイント (DAP) への接続情報 (DAP-TEL)およびクーポンを電子メールとしてメールサーバ 2 2に登録する。 メールサーバ 2 2は、ダウンロードサーバ 2 6から電子メールの登録があると、 配信先 （携帯電話機 1 4のユーザ） に対してプレゼントがあることを知らせる。 これに応じて、携帯電話機 1 4からメールサーバ 2 2に対してアクセスがあると、 上述したようなメッセージ文、 接続情報 (DAP-TEL)およびクーポンを電子メー ルとして送信する。 したがって、 携帯電話機 1 4のユーザは、 受信した電子メー ル内の接続情報 (DAP-TEL)に基づいてダウンロードサーバ 2 6にアクセスし、 ダウンロードサーバ 2 6に対してクーポンを送信する。 ダウンロードサーバ 2 6 はクーポンが有効であれば、 そのクーポンに従って音楽データ （暗号化された音 楽データ） を配信する。 正確には、 携帯電話機 1 4は、 ダウンロードサーバ 2 6 から暗号化された音楽データ、 その関連情報および暗号化された音楽データを再 生するために必要なコンテンツキーを含むライセンスデータをダウンロードする ことができる。

なお、 配信先を指定する場合に、 ユーザ自身すなわち携帯電話機 1 2の電話番 号等を登録しておけば、新譜などの予約配信（ダウンロード予約）が可能である。 このような動作は、具体的には、図 1 2〜図 2 1に示すフロー図で処理される。 なお、 このような著作権で保護された音楽データをダウンロードする場合には、 その著作権の権利者に対して著作料を支払う必要がある。 また、 ダウンロード後 の音楽デ一夕を自由にやりとりされてしまつては著作権の保護に欠けるという問 題もある。 このような問題等を回避するため、 発明者等が独自に考案した処理に 基づいてプレゼント予約およびダウンロードの処理を説明する。 なお、 このよう なダウンロードの処理は、 発明者らが出願した特願平 1 1— 3 4 5 2 2 9号に詳 細に示されている。

また、図面においては、携帯電話機 1 2、携帯電話機 1 4、メールサーバ 2 2、 メニューサーバ 2 4およびダウンロードサーバ 2 6のそれぞれに含まれるコント ローラ 3 6、 コントローラ 7 0、 C P U 8 0 a、 C P U 9 0 aおよび C P U 1 0 0 aの処理を分かり易くするために、 点線で仕切りを設けてある。

図 1 2を参照して、 まず、 コントローラ 3 6は、 ステップ S 1でメニューサ一 バ 2 4のアクセスポイント (MAP) への接続情報 (MAP-TEL) をダイヤルする。続 くステップ S 3では、コントローラ 36は、接続が確立したかどうかを判断する。 ステップ S 3で "NO" であれば、 つまり接続が確立しなければ、 ステップ S 1 に戻って、 ダイヤルをし直す。 一方、 ステップ S 3で "YES" であれば、 つま り接続が確立すれば、 ステップ S 5で CPU90 aは所定量の選曲メニューデー 夕を送信する。

したがって、 ステップ S 7で、 コントローラ 36は、 選曲メニューデータを受 信し、 ステップ S 9でドライバ 38を制御して、 ディスプレイ 40に選曲メニュ 一を表示する。 つまり、 ディスプレイ 40には、 歌手名別またはタイトル別に 5 0音順で区分けされた一覧表が表示される。 続いて、 コントローラ 36は、 ステ ップ S I 1で、 選曲があるかどうかを判断する。 つまり、 操作パネル 44に設け られた決定ポタン （図示せず） が押されたかどうかを判断する。 ステップ S 1 1 で "YES" であれば、 つまり決定ポタンが押されれば、 図 13に示すステップ S 19に進む。

一方、 ステップ S 11で "NO" であれば、 つまり決定ポタンが押されなけれ ば、 コントローラ 36はステップ 13で次の選曲メニュー表示の指示があるかど うかを判断する。 つまり、 操作パネル 44に設けられた次頁ポタン （図示せず） が押されたかどうかを判断する。 ステップ S 13で "NO" であれば、 つまり次 頁ボタンが押されなければ、 そのままステップ S 11に戻る。 一方、 ステップ S 13で " YES" であれば、 つまり次頁ポタンが押されれば、 ステップ S 15で 次の選曲メニューデータの送信要求を送信する。 したがって、 CPU90 aは、 ステップ S 17で選曲メニューデータの送信要求を受信し、 これに応じて、 ステ ップ S 5で次の選曲メニューデ一夕の送信を実行する。

図 13に示すステップ S 19では、 購入メニュー要求を送信する。 続くステツ プ S 21では、 CPU 90 aは購入メニュー要求を受信する。 これに応じて、 C PU90 aは、 ステップ S 23で購入メニューデータを送信する。 したがって、 ステップ S 25で、 コントローラ 36は、 購入メニューデータを受信し、 ステツ プ S 27で、 ドライバ 38を制御して、 ディスプレイ 40に購入メニューを表示 する。 ユーザは、 この購入メニューに従って購入条件を入力することができる。 たとえば、 プレゼントかどうかを選択（入力）でき、 またプレゼントする日付（ま たはダウンロードする日付） を入力することができる。 さらに、 再生回数などの 再生条件を入力することもできる。

続くステップ S 29では、 コントローラ 36は購入条件の入力が終了したかど うかを判断する。 つまり、 再生条件などが入力されたかどうかを判断する。 ステ ップ S 29で" NO"であれば、つまり再生条件などの入力が終了してなければ、 そのまま同じステップ S 29に戻る。 一方、 ステップ S 29で "YES" であれ ば、 つまり再生条件などの入力が終了すれば、 コントローラ 36は、 ステップ S 31でプレゼントかどうかを判断する。 つまり、 購入メニューでプレゼントが選 択されたかどうかを判断する。

ステップ S 31で "NO" であれば、 つまりプレゼントでなければ、 そのまま 図 14に示すステップ S 39に進む。 一方、 ステップ S 31で " YES" であれ ば、 つまりプレゼントであれば、 ステップ S 33で配信先指定すなわち配信先の 携帯電話機 14の電話番号等および配信日時すなわち通知を実行する日付と時刻 が入力されたかどうかを判断する。 ステップ S 33で "NO" であれば、 つまり 配信先または配信日時あるいはその両方が入力されなければ、 そのままステツプ S 33に戻る。 一方、 ステップ S 33で "YES" であれば、 つまり配信先およ び配信日時が入力されれば、 図 14に示すステップ S 35に進む。

ステップ S 35では、 コントローラ 36は、 メッセージ文が入力されたかどう かを判断する。 ステップ S 35で "NO" であれば、 つまりメッセージ文が入力 されなければ、 そのままステップ S 35に戻る。 一方、 ステップ S 35で "YE S" であれば、 つまりメッセージ文が入力されれば、 ステップ S 37で、 配信先 (電話番号等)、配信日時およびメッセージ文を購入条件に追加して、ステップ S

39に進む。 ステップ S 39では、 コントローラ 36は、 選曲結果と購入条件と を送信する。

したがって、 ステップ S41では、 CPU90 aは、 選曲結果と購入条件とを 受信する。 続くステップ S 43では、 CPU 90 aは、 選曲結果に従って、 HD D 94からコンテンツ I Dとダウン口一ドサーバ 26へのアクセスポィント (DA P) への接続情報（DAP-TEL)とを取得する。 次に、 CPU90 aは、 ステップ S

45で、購入条件に従って、コンテンツ I D、 ライセンス要求情報 AC、配信先、 課金先およびダウンロード可能期間 (term)を含むクーポンを生成する。

なお、 ライセンス要求情報 ACは、 購入条件の内コンテンツの再生、 取り扱い に関する部分をコード化したものであり、 このライセンス要求情報 ACから後述 する再生条件が決定される。 また、 ダウンロード可能期間 (term)は、 クーポンの 有効期限を示したものである。 この有効期限は、 プレゼントであれば、 配信時） を起点として求められる。 一方、 プレゼントでなければ、 メニューサーバ 24に アクセスした時を起点として求められる。

そして、 CPU 90 aは、 ステップ S 47で、 ダウンロードサーバ 26と通信 して、 ダウンロードサーバ 26にクーポンを登録する。 つまり、 ダウンロードサ ーバ 26に設けられた HDD 104のデータベース 104cにクーポンが記憶さ れる。 ここで、 プレゼントでない場合には、 配信先はユーザ自身すなわち携帯電 話機 12の電話番号等であり、 プレゼントである場合には、 配信先はプレゼント 先すなわち携帯電話機 14の電話番号等である。

続いて、 CPU90 aは、 ステップ S 49で購入条件に基づいてプレゼントか どうかを判断する。 ステップ S 49で "YES" であれば、 つまりプレゼントで あれば、 ステップ S 51でダウンロードサーバ 26と通信し、 ダウンロードサ一 バ 26に配信先、 配信日時、 メッセージ文およびダウンロードサーバ 26のァク セスポイント (DAP) への接続情報 (DAP-TEL) を登録する。 つまり、 ダウンロー ドサーバ 26に設けられた HDD 104のデ一夕ベース 104 cに配信先//配信 日時/ /メッセージ文// DAP-TELが記憶 （登録） される。 このとき、 データベース 104bに先に記憶されたクーポンとの関連 （関係） づけも実行される。

なお、 X//Yと示してあるのは、 Xと Yとを送信または受信することを意味す る。 以下、 この明細書において同様である。

そして、 ステップ S 53では、 CPU90 aはダウンロードサーバ 26と通信 し、予約情報に含まれる固有 I D (依頼元）に基づいて課金情報を登録してから、 プレゼント予約の登録完了を送信する。 なお、 ダウンロードサーバ 26に設けら れた HDD 104のデ一夕ベース 104 cに課金情報が記憶される。 コントロー ラ 36は、 ステップ S 57で登録完了を受信し、 ステップ S 59でメニューサー バ 24との回線を切断して、 図 15に示すように、 処理を終了する。 つまり、 プ レゼント予約の処理を完了する。

一方、 ステップ S 4 9で "NO" であれば、 つまりプレゼントでなければ、 携 帯電話機 1 2を用いて自己所有を目的として暗号化された音楽デー夕をダウン口 —ドするための処理に移行する。 逆に配信サーバ 2 0側から言うと、 即時配信処 理に移行する。 具体的には、 C P U 9 0 aは、 ステップ S 5 5で携帯電話機 1 2 に DAP-TEL//クーポンを送信する。 したがって、 図 1 5に示すように、 コント ローラ 3 6は、 ステップ S 6 1で DAP-TEL//クーポンを受信し、 ステップ S 6 3でメニューサーバ 2 4との回線を切断する。 続いて、 コントローラ 3 6は、 ス テツプ S 6 5で、 受信したダウンロードサーバ 2 6のアクセスポイント (DAP) への接続情報 (DAP-TEL)をダイヤルする。 ステップ S 6 7では、 コントローラ 3 6は、 ダウンロードサーバ 2 6との接続状態が確立したかどうかを判断する。 ステップ S 6 7で "N O" であれば、 つまり接続状態が確立しなければ、 ステツ プ S 6 5に戻ってダイヤルし直す。一方、ステップ S 6 7で" Y E S "であれば、 つまり接続状態が確立すれば、 コントローラ 3 6は、 ステップ S 6 9でダウン口 ードサーバ 2 6にクーポンを送信する。

したがって、 ステップ S 7 1では、 ダウンロードサーバ 2 6の C P U 1 0 0 a は、 クーポンを受信し、 続くステップ S 7 3で、 クーポンが有効かどうかを判断 する。 具体的には、 HD D 1 0 4のデータベース 1 0 4 cに記憶されたメニュー サーバ 2 4から与えられたクーポンを参照して、 その内容を確認する。 つまり、 配信先およびダウンロード可能期間 (term)などクーポンに含まれる内容をチエツ クする。ステップ S 7 3で "Y E S "であれば、つまりクーポンが有効であれば、 ステップ S 7 5でコントローラ 3 6はダウンロード処理を実行し、 ステップ S 7 7でダウンロードサーバ 2 6との回線を切断してから処理を終了する。 一方、 ス テツプ S 7 3で "N O" であれば、 つまりクーポンが無効であれば、 コントロー ラ 3 6は、ステップ S 7 7でそのままダウンロードサーバ 2 6との回線を切断し、 処理を終了する。

このように、暗号化された音楽デー夕をそのまま自分自身の携帯電話機 1 2 (ま たは 1 4 ) でダウンロードすることができ、 またプレゼント予約することもでき る。 たとえば、 プレゼント予約が実行された場合には、 ダウンロードサーバ 2 6内 の C P U 1 0 0 aは、 定期的に HD D 1 0 4のデータベース 1 0 4 cにアクセス し、 予約情報に含まれる配信日時に応じてプレゼント先 （配信先） にプレゼント があることを、 メールサーバ 2 2を介して電子メールで報知 （通知） する。 つま り、 メールサーバ 2 2は、 配信先に対して電子メールが届いたことを通知する。 これに従って、 配信先では、 メールサーバ 2 2にアクセスして、 メッセージ文、 ダウンロードサーバ 2 6へのアクセスポイント (DAP-TEL)およびクーポンを電 子メールとして受け取り、 ダウンロードサーバ 2 6にアクセスして、 暗号化され た音楽データをダウンロードすることができる。

具体的には、 図 1 6および図 1 7に示すフロー図に従ってプレゼント受信の処 理が実行される。 なお、 上述したように、 プレゼント予約において自分自身の携 帯電話機の電話番号等を配信先に指定した場合にも同様の処理が実行される。 つ まり、 自己所有の目的で喑号化された音楽データを予約配信することができる。 図 1 6を参照して、 まず、 ステップ S 8 1で、 C P U 8 0 aは、 メール着信通 知を送信する。 つまり、 電子メールが届いたことを通知する。 したがって、 携帯 電話機 1 4のコントローラ 3 6はステップ S 8 3で、メール着信通知を受信する。 続いて、 コントローラ 3 6は、 ステップ S 8 5で、 メールサーバ 2 2のアクセス ポイント (LAP) への接続情報 (LAP-TEL) をダイヤルする。ステップ S 8 7では、 メールサーバ 2 2との接続状態が確立されたかどうかを判断する。 ステップ S 8 7で "N〇" であれば、 つまり接続状態が確立しなければ、 ステップ S 8 5に戻 つてダイヤルし直す。 一方、 ステップ S 8 7で "Y E S " であれば、 つまり接続 状態が確立すれば、 ステップ S 8 9で C P U 8 0 aが HD D 8 4からメッセージ 文、ダウンロードサーバ 2 6にアクセスするためのアクセスポイント (DAP) への 接続情報 (DAP-TEL)およびクーポンを読み出し、 送信する。 つまり、 メッセ一 ジ文// DAP-TEL〃 クーポンを送信する。

したがって、 ステップ S 9 1では、 コントローラ 3 6がメッセ一ジ文〃 DAP-T EL// クーポンを受信する。そして、 コントローラ 3 6は、 ステップ S 9 3でメー ルサーバ 2 2との回線を切断して、 図 1 7に示すステップ S 9 5でダウンロード サーバ 2 6のアクセスポイント (DAP) への接続情報 (DAP-TEL) をダイヤルす る。 ステップ S 9 7では、 コントローラ 3 6は、 ダウンロードサーバ 2 6との接 続状態が確立したかどうかを判断する。 ステップ S 9 7で "N O" であれば、 つ まり接続状態が確立しなければ、ステップ S 9 5に戻ってダイヤルし直す。一方、 ステップ S 9 7で "Y E S " であれば、 つまり接続状態が確立すれば、 ステップ S 9 9でダウンロードサーバ 2 6にクーポンを送信する。

したがって、 ダウンロードサーバ 2 6の C P U 1 0 0 aは、 ステップ S 1 0 1 でクーポンを受信し、 ステップ S 1 0 3でクーポンが有効であるかどうかを判断 する。ステップ S 1 0 3で" Y E S "であれば、つまりクーポンが有効であれば、 コントローラ 3 6は、 ステップ S 1 0 5でダウンロード処理を実行し、 ステップ S 1 0 7でダウンロードサーバ 2 6との回線を切断してから処理を終了する。 一 方、 ステップ S 1 0 3で "N O" であれば、 つまりクーポンが無効であれば、 コ ントローラ 3 6は、 そのままステップ S 1 0 7でダウンロードサーバ 2 6との回 線を切断し、 処理を終了する。

図 1 5および図 1 7に示したダウンロード処理は同じ処理であり、 具体的には 図 1 8〜図 2 1に示すようなフロー図で表される。 なお、 図 1 5および図 1 7で は、 携帯電話機 1 2または携帯電話機 1 4に含まれるコントローラ 3 6がダウン ロード処理を実行するように記載してあるが、 実際には、 ダウンロードサーバ 2 6内の C P U 1 0 0 aとメモリカード 5 8内のコントローラ 7 0とが携帯電話機 1 2 (または携帯電話機 1 4 ) 内のコントローラ 3 6を介して通信することによ り、 ダウンロード処理が実行される。 したがって、 コントローラ 3 6、 コント口 ーラ 7 0および C P U 1 0 0 aの処理をそれぞれ分かり易く示すため、 図面に仕 切りを設けてある。

ダウンロード処理が開始されると、 まず、 ステップ S 1 1 1でコントローラ 7 0が証明書付き公開暗号化鍵 （{KPmc(l) } KPma) を出力する。 なお、 この証 明書付き公開暗号化鍵 （{KPmc(l) } KPma) はユーザ等が直接アクセスできな い鍵メモリ 7 8に記憶される。 また、 公開暗号化鍵 (KPmc(l)) はメモリカード 5 8のメディアクラス （種類、 製造ロットなど） 固有の公開暗号化鍵である。 続くステップ S 1 1 3では、コントローラ 3 6は、証明書付き公開暗号化鍵（{K Pmc(l) } KPma) を送信する。 ステップ S 1 1 5では、 C P U 1 0 0 aは証明 書付き公開暗号化鍵 （{KPmc(l) } KPma) を受信し、 図 19に示すステップ S 1 17で RAMI 00 bをワークメモリとして用いて証明書付き公開暗号化鍵 ({KPmc(l) } KPma) を復号する。

なお、 ダウンロードサーバ 26では、 コンピュータ 100内に予め証明書付き 公開暗号化鍵 （{KPmc(l) } KPma) を復号するための公開鍵 （認証鍵： KPma) を保持しており、 この認証鍵 （KPma)を用いて証明書付き公開暗号化鍵 （{KP mc(l) } KPma) を復号する。 また、 {X} Yと示してあるのは、 Xを鍵 Yで復号 可能に暗号化した情報であることを意味する。 以下、 この明細書において、 同様 である。

ステップ S 119では、 CPU100 aは、 復号した結果から受信した証明書 付き公開暗号化鍵（{KPmc(l) } KPma) に含まれている公開暗号化鍵 (KPmc(l)) が有効かどうかを判断する。 このとき、 CPU100 aは認証サーバ 28に問 い合わせをすることにより、その公開暗号化鍵 (KPmc(l)) が有効かどうかを調査 する。

ステップ S 119で "NO"であれば、 つまり公開暗号化鍵 (KPmc(l)) が無効 であれば、 図 21に示すように、 そのまま処理を終了する。 一方、 ステップ S 1 19で "YES"であれば、 つまり公開暗号ィ匕鍵 (KPmc(l)) が有効であれば、 ス テツプ S 121で、 CPU 100 aは RAMI 00 bを用いて配信セッションを 特定できるコード （トランザクション I D) を生成する。 続いて、 ステップ S 1 23で、 CPU 100 aは、 RAMI 00 bを用いてセッション固有の共通鍵（K si)を発生し、 公開暗号化鍵 (KPmc(l)) を用いて非対称なメモリカード 58のメ ディァクラス固有の秘密復号鍵 (Kmc(l))で復号可能に暗号化を施す。つまり、 {K si } Kmc(l)を生成する。 そして、 CPU 100 aは、 ステップ S 125で、 先 に生成したトランザクション I Dと {Ksl} Kmc(l)とを送信する。

続くステップ S 127では、 コントローラ 36はトランザクション I Dと {Ks 1 }Kmc(l)とを受信し、ステップ S 129でトランザクション I Dのみを受理し、 {Ksl } Kmc(l)をそのままメモリカード 58内のコントローラ 70に送信する。 したがって、 ステップ S 131で、 コントローラ 70は、 {Ksl} Kmc(l)を受け て、 この {Ksl} Kmc(l)をメモリカード 58固有の秘密復号鍵 (Kmc(l))で復号 し、 セッション固有の共通鍵 （Ksl)を受理する。 なお、 メモリカード 58固有の 秘密復号鍵 （Kmc(l)) も証明書付き公開暗号化鍵 （{KPmc(l) } KPma) と同様 に、 鍵メモリ 78に記憶されている。

次に、 コントローラ 70は、ステップ S 133で、セッション固有の共通鍵（K s2)を発生し、 このセッション固有の共通鍵 （Ks2)と公開暗号化鍵 （KPm(l)) と をセッション固有の共通鍵（Ksl)で復号可能に暗号化し、 出力する。 つまり、 {K s2〃 KPm(l)} Kslを生成し、 バス 32を介してコントローラ 36に与える。 なお、 {X//Y} Zと示してあるのは、 Xと Yとをそれぞれ鍵 Zで復号可能に暗 号化した情報であることを意味する。 以下、 この明細書において、 同様である。 そして、 コントローラ 36は、 ステップ S 135で {Ks2〃 KPm(l)} Kslに トランザクション I Dを付加し、 ステップ S 137で {Ks2〃 KPm(l) } Ksl// トランザクション I Dを送信する。

CPU 100 aでは、 ステップ S 139で {Ks2〃 KPm(l)} Ksl〃トランザク シヨン IDを受信し、 ステップ S 141で RAMI 0 O bを用いて {Ks2〃 KPm (1)} Kslをセッション固有の共通鍵 （Ksl)で復号する。 したがって、 Ks2 と Pm(l)とが得られる。 続いて、 CPUl O O aは、 図 20に示すステップ S 14 3で、 先に （ステップ S 1 15で） 取得したコンテンツ I Dに従って HDD 10 4に記憶されたデータベースからコンテンツキー （Kc) を取得する。 次に、 CP U 100 aは、ステップ S 145でライセンスの発行を特定できる管理コード（ラ ィセンス I D) を生成する。

また、 CPU 100 aは、 ステップ S 147で、 先に （ステップ S 1 15で） 取得したライセンス要求情報 ACに従って制限情報 (AC1) および再生回路 46 における制御情報 (AC2) とを生成する。制限情報 (AC1) は、 メモリカード 58に 記憶されたコンテンツキー (Kc)を出力してもよいかどうかを判断するための許可 情報、 再生回数を制限するための回数制限情報、 コンテンツデータの移動に関す る制限情報 （移動制限情報） およびコンテンツデータの複製回数を制限する複製 制限情報などを含む。

なお、 回数制限情報は、 たとえば 2ビットのデータであり、 "00" 〜 "FF" の間で設定される。回数制限情報が" 00"の場合には、再生不可を示し、 "FF" の場合には、 再生回数の制限がないことを示す。 また、 "01"〜 "FE"の間で 再生回数が制限される。正確には、コンテンツキー (Kc)の出力回数が制限される。 また、 この第 3の実施例では、 コンテンツデ一夕を他のメモリカードに移動し たり、 複製したりすることがないので、 これ以降では、 移動制限情報および複製 制限情報についての説明は省略する。

一方、 制御情報 (AC2) は、 再生期限などの再生回路側の再生制限を示した情報 である。 具体的には、 再生期限は再生可能な日時などが制限される。

次に、 CPU100 aは、 ステップ S 149でコンテンツキー （Kc) 、 制限情 報 (AC1) 、 制御情報 (AC2) 、 ライセンス I Dおよびコンテンツ I Dをメモリカー ド 42固有の復号鍵 （Km(l))で復号可能な公開暗号鍵 (KPm(l))で暗号化を施す。 つまり、 {Kc〃ACl〃 AC2// ライセンス I D//コンテンツ I D} Km(l) を生成し、 RAM 100 bに保持する。

続いて、 CPU100 aは、ステップ S 151で RAMI 00 bに保持した {K c//ACl// AC2// ライセンス I D//コンテンツ I D} Km(l) をセッション固有の共 通鍵 （Ks2)で暗号化する。 つまり、 { {Kc//ACl// AC2// ライセンス I D//コンテ ンッ I D} Km(l) } Ks2 を生成する。 そして、 ステップ S 153で、 この {{K c//ACl// AC2// ライセンス I D//コンテンツ I D} Km(l) } Ks2 を送信する。 したがって、 コントローラ 36は、 ステップ S 155で、 { {Kc//ACl// AC2// ライセンス I D//コンテンツ I D} Km(l) } Ks2 を受信し、 その後、 コントロー ラ 70に与える。 これに応じて、 コントローラ 70は、 図 21に示すステップ S 157で、 { {Kc//ACl// AC2// ライセンス I D//コンテンツ I D} Km(l) } Ks2 を復号する。 したがって、 {Kc//ACl// AC2// ライセンス I D〃コンテンツ I D} Km(l)が生成される。 次に、 コントローラ 70は、 ステップ S 159で、 {Kc〃 ACl// AC2// ライセンス I D〃コンテンツ I D} Km(l) をメモリカード 58固有 の復号鍵 (Km(l)) で復号し、 平文化する。 したがって、 コンテンツキー （Kc) 、 制限情報 (ACl) 、 制御情報 (AC2) 、 ライセンス I Dおよびコンテンツ I Dが得ら れる。 続いて、 ステップ S 161で、 コントローラ 70は、 コンテンツキ一 （Kc) 、 制限情報 (ACl)、 制御情報 (AC2)、 ライセンス I Dおよびコンテンツ I Dを ライセンスメモリ 76に記憶する。 このコンテンツキー （Kc) 、 制限情報 (AC1) 、 制御情報 (AC2) 、 ライセンス I Dおよびコンテンツ I Dがライセンスメモリ 7 6に記憶されると、 コントローラ 3 6は、 ステップ S 1 6 3で先に （ステップ S 1 2 9で） 取得したトランザクシ ヨン I Dとデータ送信要求とを送信する。 これに応じて、 じ 11 1 0 0 &は1"[0 D 1 0 4のデータベース 1 0 4 aから暗号化された音楽デ一夕すなわちコンテン ッデ一夕 （Data) をコンテンツキー (Kc)で復号可能に暗号化した {Data} Kcと それに対応する付加情報 （Data-inf) とを取得する。 なお、 付加情報 (Data-ini) は、 対応するコンテンツデータの著作関連あるいはサーバアクセス関連、 タイト ル名、 実演者 （歌手、 演奏家など)、 作曲家、 作詞家、 歌詞およびジャケットなど の平文情報を含む。 続くステップ S 1 6 7では、 C P U 1 0 0 aは、 {Data} Kc 〃Data-infを送信する。

したがって、 コントローラ 3 6は、 ステップ S 1 6 9で {Data} Kc/ Data-inf を受信し、 その後、 コントローラ 7 0に与える。 コントローラ 7 0は、 ステップ S 1 7 1で {Data} Kc//Data-infを受理し、 暗号化されたコンテンツデータ {D ata} Kcおよび付加情報 (Data-in£)をメモリ 7 4に記憶する。

暗号化されたコンテンツデータ （{Data} Kc) および付加情報 (Data-inf)の記憶 が終了すると、 コントローラ 3 6は、 ステップ S 1 7 3でトランザクション I D とデータ受理とを送信し、 その後、 回線を遮断する。 したがって、 C P U 1 0 0 aは、 ステップ S 1 7 5でトランザクション I Dとデータ受理とを受信し、 処理 を終了する。

このように、 携帯電話機 1 2または携帯電話機 1 4はダウンロードサーバ 2 6 にアクセスし、喑号化されたコンテンツデータ （音楽データ）、その付加情報およ び復号鍵などの再生に必要な情報 （ライセンス情報） がメモリカード 5 8に記憶 (ダウンロード） される。

また、 ダウンロードされた音楽データは携帯電話機 1 2 (または携帯電話機 1 4 ) を用いて再生することができる。 したがって、 再生された音楽データが出力 端子 6 0に接続されたヘッドフォン 2 0 0 (またはヘッドフォン 2 0 2 ) を介し て出力される。

音楽データの再生回路 4 6は、 図 2 2に示すように、 相互認証処理回路 4 6 a を含む。 相互認証処理回路 4 6 aは、 バス 3 4を介してメモリカード 5 8と接続 され、 著作権により保護されたコンテンツキー (Kc)と制御情報 （AC2) とを得る ためにメモリカード 5 8との間で鍵を交換し、 相互認証を実行する。 また、 相互 認証処理回路 4 6 aには、 鍵メモリ 4 6 bおよびコンテンツ復号処理回路 4 6 c が接続される。 鍵メモリ 4 6 bは、 相互認証処理回路 4 6 aによって扱われる再 生回路.4 6のクラス固有の鍵を記憶している。 コンテンツ復号処理回路 4 6 cは また、 バス 3 4を介してメモリカード 5 8に接続され、 メモリカード 5 8から暗 号化された音楽データ （{Data} Kc) が与えられる。 また、 相互認証処理回路 4 6 aで最終的に得られたコンテンツキー (Kc)が与えられる。 したがって、 コンテ ンッ復号処理回路 4 6 cでは、 コンテンツキー (Kc)を用いて暗号化された音楽デ —夕 （{Data} Kc) が復号 （平文化） される。 つまり、 コンテンツ復号処理回路 4 6 cから平文情報としての音楽データ (Data)が出力され、 音楽再生処理回路 4 6 dに与えられる。音楽再生処理回路 4 6 dは、音楽データ (Data)を再生処理し、 端子 6 0に出力する。

具体的には、 図 2 3および図 2 4に示すようなフロー図に従って再生処理が実 行される。 なお、 再生処理についても、 発明者等が独自に考案した特願平 1 1— 3 4 5 2 2 9号に詳細に示されている。 上述したように、 再生処理は携帯電話機 1 2または 1 4内のコントローラ 3 6および再生回路 4 6とメモリカード 5 8内 のコントローラ 7 0とによって実行されるため、図 2 3および図 2 4においては、 それぞれの動作が分かるように点線で仕切りを設けてある。

まず、 コントローラ 3 6は、 ステップ S 1 8 1でユーザによって再生指示が入 力されたかどうかを判断する。 ステップ S 1 8 1で "N O" であれば、 つまり再 生指示が入力されなければ、 同じステップ S 1 8 1に戻る。 一方、 ステップ S 1 8 1で "Y E S " であれば、 つまり再生指示が入力されれば、 ステップ S 1 8 3 で再生回路 4 6に再生指示を入力する。 したがって、 相互認証処理回路 4 6 aが 鍵メモリ 4 6 bに記憶された証明書付き暗号化鍵（{KPp } KPma) を読み出し、 出力する。

したがって、コントローラ 7 0は、ステップ S 1 8 5で証明書付き暗号化鍵（{K Pp } KPma) を受けて、 証明書付き暗号化鍵 （{KPp } KPma) を認証鍵 (KPm a)で復号 （平文化） する。 続くステップ S 1 8 7では、 コントローラ 7 0は、 ス テツプ S 1 8 5で復号した結果から公開暗号化鍵 (KPp) が有効であるかどうか を判断する。 ステップ S 1 8 7で "N O"であれば、 つまり公開暗号化鍵 (KPp) が無効であれば、 図 2 3に示すように、 そのまま処理を終了する。 一方、 ステツ プ S 1 8 7で "Y E S " であれば、 つまり公開暗号化鍵 (KPp) が有効であれば、 コントローラ 7 0は、 ステップ S 1 8 9でセッション固有の共通鍵 (Ks3)を発生 し、 携帯電話機 1 2の公開復号鍵 (Kp)で復号可能に暗号化を施す。 つまり、 {Ks 3 } Kpが生成される。 そして、 コントローラ 7 0は、 ステップ S 1 9 1で {Ks 3 } Kpを出力する。

したがって、 コントローラ 3 6は、ステップ S 1 9 3で {Ks3 } Kpを受けて、 相互認証処理回路 4 6 aに入力する。 そして、 相互認証処理回路 4 6 aは、 鍵メ モリ 4 6 bに記憶された秘密復号鍵 (Kp)で {Ks3 } Kpを復号 （平文化） する。 続くステップ S 1 9 5では、 セッション固有の共通鍵 (Ks4)を発生し、 この共通 鍵 (Ks4) を共通鍵 (Ks3) で暗号化する。 つまり、 {Ks4 } Ks3 を生成する。 続い て、 ステップ S 1 9 7では、 この {Ks4 } Ks3 を出力する。

ステップ S 1 9 9では、 コントローラ 7 0は {Ks4 } Ks3 を受けて、共通鍵 (K s3)で復号 （平文化） する。 したがって、 共通鍵 (Ks4)が得られる。 続くステツ プ S 2 0 1では、 コントローラ 7 0は、 制限情報 (AC1) に基づいて再生不可かど うかを判断する。 ステップ S 2 0 1で "Y E S " であれば、 つまりコンテンツキ 一 (Kc)の出力が許可されてなければ、 またはコンテンツキ一 (Kc)の出力が許可さ れているが回数制限情報が " 0 0 " であれば、 再生不可であると判断し、 図 2 4 に示すように、 処理を終了する。 一方、 ステップ S 2 0 1で "NO" であれば、 つまりコンテンツキー (Kc)の出力が許可されており、かつ回数制限情報が" 0 0 " 以外であれば、 再生可能であると判断し、 ステップ S 2 0 3で再生回数に制限が あるかどうかを判断する。

ステップ S 2 0 3で "N O" であれば、 つまり回数制限情報が " F F " であれ ば、 再生回数に制限がないと判断し、 そのまま図 2 3に示すステップ S 1 3 7に 進む。一方、 ステップ S 2 0 3で" Y E S "であれば、 つまり回数制限情報が " 0 1 "〜 " F E " であれば、 再生回数に制限があると判断し、 ステップ S 2 0 5で ライセンスメモリ Ί 6内の制限情報（AC1)を更新してから、すなわち回数制限情 報をカウントダウンしてから、 ステップ S 2 0 7に進む。

図 2 3に示すステップ S 2 0 7では、 コントローラ 7 0は、 ライセンスメモリ 7 6内のコンテンツキ一(Kc)と再生回路の制御情報 (AC2) とを取得し、 メモリ 7 4に書き込む。 続くステップ S 2 0 9では、 先に取得したセッション固有の共通 鍵 (Ks4) でコンテンツキー (Kc)と再生回路の制御情報 (AC2) とを共通鍵 (Ks4) で暗号化する。 したがって、 {Kc//AC2 } Ks4 が生成される。 そして、 ステップ

5 2 1 1で、 コントローラ 7 0はこの {Kc〃AC2 } Ks4 を出力する。

したがって、 ステップ S 2 1 3で、 コントローラ 3 6は {Kc〃AC2 } Ks4を 取得し、 相互認証処理回路 4 6 aに入力する。 そして、 コントローラ 3 6の指示 に従って相互認証処理回路 4 6 aは、 共通鍵 （Ks4)で {Kc//AC2 } Ks4を復号 (平文化） する。 したがって、 コンテンツキ一 (Kc)および制御情報 (AC2) が得ら れ、 コンテンツキ一(Kc)はコントローラ 3 6の指示に従ってコンテンツ復号処理 回路 4 6 cに与えられ、 制御情報 (AC2) はコントローラ 3 6に与えられる。 続い て、 ステップ S 2 1 5では、 コントローラ 3 6は制御情報 (AC2) に基づいて再生 不可かどうかを判断する。 つまり、 夕イマ 4 2から与えられる時間情報を参照し て、 再生回路 4 6での再生期限が過ぎているかどうかを判断する。 ステップ S 2 1 5で " Y E S " であれば、 つまり再生期限が過ぎておれば、 そのまま処理を終 了する。 一方、 ステップ S 2 1 5で "NO" であれば、 つまり再生期限が過ぎて なければ、 ステップ S 2 1 7でコントローラ 3 6は、 メモリカード 5 8に暗号化 された音楽データ （暗号化音楽デ一夕 {Data} Kc) を出力要求する。 これに応 じてステップ S 2 1 9では、 コントローラ 7 0はメモリ 7 4内の暗号化音楽デ一 夕 {Data} Kcを取得し、 出力する。

これに応じてコントローラ 3 6は、 ステップ S 2 2 1で暗号化音楽データ {Da ta} Kcをコンテンツ復号処理回路 4 6 cに入力する。 コンテンツ復号処理回路 4

6 cは、 コンテンツキー (Kc)で暗号化音楽データ {Data} Kcを復号 （平文化） - し、 ステップ S 2 2 3で音楽再生処理回路 4 6 dに音楽データ (Data)を出力し、 音楽再生処理回路 4 6 dは音楽データ (Data)を再生して、 処理を終了する。 このように、 メモリカード 5 8にダウンロードした暗号化音楽デ一夕を携帯電 話機 1 2 (または携帯電話機 1 4 ) で再生することができる。

第 3の実施例によれば、 ユーザは自己所有を目的として所望の暗号化された音 楽データをダウンロードすることができる。 また、 ユーザが登録したクーポンに 従ってダウンロードサーバがメールサーバを指示して、 メールサーバからプレゼ ント先の携帯電話機にメッセージ文、 ダウンロードサーバのアクセスボイントへ の接続情報およびクーポンを送信するので、 プレゼント先の携帯電話機は接続情 報に従ってダウンロードサーバにアクセスし、 プレゼントされるべき音楽データ をダウンロードできる。 つまり、 誕生日や記念日などの特定の日時にプレゼント することができる。 さらに、 課金情報は、 依頼元の固有 I Dに従って予約時にダ ゥンロードサーバの H D D内に記憶されるので、 音楽デー夕を問題なくプレゼン 卜することができる。

なお、 第 3の実施例では、 予約したときに課金情報を登録するようにしたが、 メールサーバからメッセージ文などを送信したときに課金情報を登録してもよく、 またダウンロードが完了したときに課金情報を登録するようにしてもよい。

また、 第 3の実施例では、 メールサーバからプレゼント有りの通知がある場合 には、 これに応答して携帯電話機はメールサーバに対してアクセスし、 メッセ一 ジ文、 接続情報 (DAP-TEL)およびクーポンを取得するようにしているが、 メー ルサーバの通知に対して応答がない場合には、 繰り返し通知するようにしてもよ い。

たとえば、 ダウンロードサーバ 2 6では、 C P U 1 0 0 aが HD D 1 0 4のデ 一夕ベース 1 0 4 cに定期的にアクセスし、 予約情報への配信日時に基づいて予 約管理をする。 そして、 クーポンに含まれる配信日時 （プレゼントの日時） にな るとメールサーバ 2 2を介してプレゼント有りを知らせる電子メールを送信する。 このとき、予約管理の情報（予約管理情報）を更新すなわち配信日時を更新する。 また、 通知したにも拘わらず、 携帯電話機からダウンロードサーバ 2 6に対して アクセスがなく、 更新された配信日時なると、 再びメールサーバ 2 4を介してプ レゼント有りを知らせる電子メールを送信する。 それ以降は、 このような動作を 特定間隔、 特定回数繰り返して実行し、 その都度、 予約管理情報の配信日時の更 新とプレゼント有りの通知を実行する。 なお、 携帯電話機に対して音楽データを配信できなかった場合には、 プレゼン ト元（依頼元）のユーザとの契約により、クーポンを破棄するようにしてもよい。 ぐ第 4の実施例 >

第 4の実施例の情報配信システム 1 0は、 プレゼント予約の処理、 自己所有を 目的として暗号化された音楽データをダウンロードする処理およびプレゼント受 信の処理をまとめて処理できるようにした以外は、図 1実施例と同じであるため、 重複した説明は省略する。

この第 4の実施例の情報配信システム 1 0では、 配信サーバ 2 0内のメールサ ーバ 2 2を削除した以外は図 6で示した第 3の実施例の構成と同じであるため、 重複した説明は省略する。

この情報配信システム 1 0では、 プレゼントの予約があった場合には、 プレゼ ントを受けるべき携帯電話機 1 2または携帯電話機 1 4がメニューサーバ 2 4に アクセスしたときにクーポンおよびダウンロードサーバ 2 6への接続情報 (DAP- TEL)を送信するようにしている。 つまり、 メニューサーバ 2 4は、 メニューサ ーバ 2 4にアクセスした携帯電話機の電話番号等の情報からプレゼント予約によ りダウンロードできる携帯電話機かどうかを識別する。 そして、 予約によりダウ ンロードできる携帯電話機であれば、 メニューサーバ 2 4にアクセスしてきた携 帯電話機に対してクーポンおよび接続情報 (DAP-TEL) を送信する。

つまり、 携帯電話機 1 2または携帯電話機 1 4のユーザは、 メニューサーバ 2 4にアクセスすると、 プレゼント予約をするか、 自己所有を目的として暗号化さ れた音楽データをダウンロードするか、 またはプレゼント受信をするかを選択で き、 それぞれに対応する処理を実行することができる。

具体的には、図 2 5〜図 3 0に示すようなフロー図に従って実行される。なお、 この処理では、 分かり易く説明するため、 携帯電話機 1 2を用いた場合について 説明するが、 携帯電話機 1 4を用いても同様の処理を実行することができる。 つ まり、 携帯電話機 1 2を携帯電話機 1 4に置き換えればよい。

図 2 5を参照して、 まず、 コントローラ 3 6は、 ステップ S 2 3 1でメニュー サーバ 2 4のアクセスポイント (MAP) への接続情報 (MAP-TEL) をダイヤルす る。 続くステップ S 2 3 3では、 コントローラ 3 6は、 メニューサーバ 2 4との 接続状態が確立したかどうかを判断する。ステップ S 233で" NO"であれば、 つまり接続状態が確立しなければ、 ステップ S 231に戻ってダイヤルし直す。 一方、 ステップ S 233で " YES" であれば、 つまりメニューサーバ 24との 接続状態が確立すれば、 ステップ S 235で、 CPU90 aが配信メニューデー 夕を送信する。 したがって、 ステップ S 237で、 コントローラ 36は配信メニ ユーデータを受信し、 ステップ s 239でドライバ 38を制御してディスプレイ

40に配信メニューを表示する。 ここで、 配信メニューは、 少なくとも音楽デー 夕のプレゼントがあるかどうかを示す情報を含み、 たとえば、 この配信メニュー に従ってプレゼント受信の処理を実行するなどの決定が可能である。

次に、 コントローラ 36は、 ステップ S 241でュ一ザにより、 選曲メニュー の表示の指示が入力されたかどうかを判断する。 ステップ S 241で "YES" であれば、 つまり選曲メニュー表示の指示が入力されれば、 図 26に示すステツ プ S 245に進む。 一方、 ステップ S 241で "NO" であれば、 つまり選曲メ ニュー表示の指示が入力されなければ、 ステップ S 243でプレゼント受信を実 行するかどうかを判断する。 ステップ S 243で "NO" であれば、 つまりプレ ゼント受信を実行しなければ、 そのままステップ S 241に戻る。 一方、 ステツ プ S 243で" YE S"であれば、つまりプレゼント受信を実行するのであれば、 図 29に示すステップ S 303に進む。

図 26に示すように、 ステップ S 245では、 CPU 90 aは所定量の選曲メ ニューデ一夕を送信する。 したがって、 コントローラ 36は、 ステップ S 247 で選曲メニューデ一夕を受信し、 ステップ S 249でドライバ 38を制御して、 ディスプレイに選曲メニューを表示する。 続くステップ S 251では、 コント口 ーラ 36は、 選曲があるかどうかを判断する。 ステップ S 251で "YES" で あれば、 つまり選曲があれば、 図 27に示すステップ S 259に進む。 一方、 ス テツプ S 251で "NO" であれば、 つまり選曲がなければ、 ステップ S 253 で次の選曲メニュー表示の指示が入力されたかどうかを判断する。 ステップ S 2

53で "N〇" であれば、 つまり次の選曲メニ ー表示の指示が入力されなけれ ば、 そのままステップ S 251に戻る。 一方、 ステップ S 253で " YES" で あれば、 つまり次の選曲メニュー表示の指示に入力されれば、 ステップ S 255 で次の選曲メニューデータの送信要求を送信する。 したがって、 ステップ S 25 7で、 CPU90 aは、 次の選曲メニューデータの送信要求を受信し、 ステップ S 245に戻って、 次の選曲メニューデータを送信する。

図 27に示すように、 ステップ S 259では、 コントローラ 36は、 購入メニ ユー要求を送信する。 したがって、 ステップ S 261では、 CPU90 aは購入 メニュー要求を受信し、 ステップ S 263で購入メニューデータを送信する。 ス テツプ S 265では、 コントローラ 36は購入メニューデ一夕を受信し、 ステツ プ S 267でドライバ 38を制御して、 購入メニューをディスプレイ 40に表示 する。 続いて、 ステップ S 269では、 コントローラ 36は、 購入メニューに従 つて購入条件の入力が終了したかどうかを判断する。ステップ S 269で" NO" であれば、 つまり購入条件の入力が終了してなければ、 そのまま同じステップ S 269に戻る。 一方、 ステップ S 269で "YES" であれば、 つまり購入条件 の入力が終了すれば、 ステップ S 271でプレゼントかどうかを判断する。 ステ ップ S 271で "NO" であれば、 つまりプレゼントでなければ、 図 28に示す ステップ S 279に進む。 一方、 ステップ S 271で " YES" であれば、 つま りプレゼントであれば、 ステップ S 273で配信先と配信日時とが入力されたか どうかを判断する。 ステップ S 273で "NO" であれば、 つまり配信先または 配信日時あるいはその両方が入力されなければ、 そのまま同じステップ S 273 に戻る。 一方、 ステップ S 273で "YES" であれば、 つまり配信先および配 信日時が入力されれば、 図 28に示すステップ S 275でメッセージ文の入力が 終了したかどうかを判断する。 ステップ S 275で "NO" であれば、 つまりメ ッセージ文の入力が終了してなければ、 そのまま同じステップ S 275に戻る。 一方、 ステップ S 275で " YES"であれば、 つまりメッセ一ジ文の入力が終 了すれば、 ステップ S 277で配信先 （電話番号等） とメッセージ文とを購入条 件に追加する。 そして、 ステップ S 279で、 コントローラ 36は、 選曲結果と 購入条件とを送信する。

したがって、 CPU90 aは、 ステップ S 281で選曲結果と購入条件とを受 信し、 ステップ S 283で、 選曲結果に従ってコンテンツ I Dとダウンロードサ ーバ 26のアクセスポイント (DAP) への接続情報 (DAP-TEL) を HDD94力、 ら取得する。 次に、 CPU90 aは、 購入条件に従ってステップ S 285で、 コ ンテンッ I D、 AC、 配信先、 課金先およびダウンロード可能期間 (term)を含む クーポンを生成し、 ステップ S 287でダウンロードサーバ 26にクーポンを登 録する。つまり、クーポンが HDD 104のデータベース 104 bに記憶される。 続いて、 CPU 90 aは、ステップ S 289でプレゼントかどうかを判断する。 ステップ S 289で "NO" であれば、 つまりプレゼントでなければ、 図 29に 示すステップ S 3 1 1に進む。 一方、 ステップ S 289で " YES" であれば、 つまりプレゼントであれば、 ステップ S 291で配信先、 配信日時およびクーポ ンを HDD 94に登録する。 つまり、 HDD 94に配信先と DAP-TEL//クーポ ンとが記憶される。 ステップ S 293では、 CPU90 aは、 ダウンロードサ一 バ 26に配信先、配信日時とアクセスボイント (MAP) への接続情報 (MAP-TEL) とメッセージ文とを登録する。 つまり、 HDD 104のデータベース 104 に 配信先、 配信日時、 接続情報 (MAP-TEL)およびメッセージ文が記憶される。 続 いて、 ステップ S 295で、 CPU 90 aは、 ダウンロードサーバ 26に課金情 報を送信する。 つまり、 課金情報がダウンロードサーバ 26の HDD 104内の データベース 104 dに記憶される。 そして、 CPU 90 aは、 ステップ S 29 7で、 プレゼント予約の登録完了を送信する。

したがって、 コントローラ 36は、 ステップ S 299で登録完了を受信し、 ス テツプ S 30 1でメニューサーバ 24との回線を切断してから、 図 29に示すよ うに処理を終了する。 つまり、 プレゼント予約が終了される。

また、 図 25に示すステップ S 243でプレゼント受信と判断した場合には、 図 29に示すステップ S 303で、 CPU90 aは、 メニューサーバ 24の HD D 94に記憶された配信先と DAP-TEL//クーポンとを参照する。 続くステップ S 305では、 CPU90 aは、 クーポンが有効であるかどうかを判断する。 具 体的には、 メニューサーバ 24では、少なくともクーポンに含まれる配信先 (受信 者)およびダウンロード可能な期間 (term)がチェックされる。ステップ S 305で "NO" であれば、 つまり少なくとも一方が条件を満たさなければ、 ステップ S 307で配信拒否を送信する。 したがって、 ステップ S 309では、 コントロー ラ 36は、 配信拒否を受信し、 ドライバ 38を制御して配信拒否たとえば "ダウ ンロードできません。"などの警告メッセージを表示して、ステップ S 310でメ ニューサーバ 24との回線を切断してから、 図 30に示すように、 処理を終了す る。

一方、 ステップ S 305で "YES"であれば、 つまり配信先が一致し、 かつ ダウンロード可能な期間 (t_erm)内であれば、 ステップ S 31 1に進む。 ステップ S 31 1では、 CPU90 aは、 DAP-TEL〃クーポンを送信し、 ステップ S 3 13で、 HDD 94に記憶された配信先、 配信日時と DAP-TEL〃クーポンとを 削除する。 なお、 自己所有を目的として暗号化された音楽データをダウンロード する場合には、 メニューサーバ 24に配信先、配信日時と DAP-TEIJ /クーポンと が登録されていないため、 ステップ S 313の処理は実行されない。

コントローラ 36は、 ステップ S 315で、 DAP-TEL〃クーポンを受信し、 ステップ S 317でメニューサーバ 24との回線を切断して、 図 30に示すステ ップ S 319に進む。 ステップ S 319では、 コントローラ 36は、 ダウンロー ドサーバ 26のアクセスポイント (DAP) への接続情報 (DAP-TEL) をダイヤル する。 続くステップ S 321では、 ダウンロードサーバ 26との接続状態が確立 したかどうかを判断する。 ステップ S 321で "NO" であれば、 つまり接続状 態が確立しなければ、 ステップ S 319に戻ってダイヤルし直す。 一方、 ステツ プ S 321で " YES" であれば、 つまり接続状態が確立すれば、 ステップ S 3 23でダウンロードサーバ 26に対してクーポンを送信する。

したがって、 ステップ S 325で、 ダウンロードサーバ 26内の CPU 100 aはクーポンを受信し、ステップ S 327でクーポンが有効かどうかを判断する。 つまり、 送信されてきたクーポンと HDD 104のデータベース 104 bに記憶 されたクーポンが同じであるかどうかを判断するとともに、 ダウンロード期間 (t erm)内であるかどうかを判断する。 ステップ S 327で " YES"であれば、 つ まり、 クーポンが有効であれば、 ステップ S 329で、 コントローラ 36は、 ダ ゥンロード処理を実行し、 ステップ S 331でダウンロードサーバ 26との回線 を切断してから処理を終了する。 一方、 ステップ S 327で "NO" であれば、 つまりクーポンが無効であれば、 コントローラ 36は、 ステップ S 331でダウ ンロードサーバ 26との回線を切断して、 処理を終了する。 なお、 ステップ S 3 2 9に示すダウンロード処理は、 図 1 8〜図 2 1で示す処 理と同じであるため、 重複した説明は省略する。 また、 再生処理についても、 図 2 3および図 2 4に示す処理と同じであるため、 重複した説明は省略する。 さら に、 プレゼント有りを通知する場合の処理も第 3の実施例と同様であるため、 重 複した説明は省略する。

第 4の実施例によれば、 プレゼントの有無に拘わらず、 配信メニューに従って クーポンを受けるので、 プレゼント受信の処理とユーザが自己所有を目的として 暗号化された音楽データをダウンロードする処理とを同じ様に処理することがで きる。

なお、 第 3および第 4の実施例では、 クーポンを受信した後、 そのまま一連の 流れに従って暗号化された音楽データおよびコンテンツキーをダウンロードする ようにしているが、 クーポンを一旦受信し、 後でダウンロード処理を実行するよ うにしてもよい。

たとえば、図 2 9に示すステップ S 3 1 3でメニューサーバ 2 4からクーポン/ /DAP-TEL を携帯電話機 1 2 (または携帯電話機 1 4 ) に送信し、 ステップ S 3 1 5で携帯電話機 1 2 (または携帯電話機 1 4 ) はクーポン// DAP-TELを受信 すると、メニューサーバ 2 4との回線を切断する。ここで、一旦処理を終了する。 なお、 これ以降は、 ユーザの指示に従って携帯電話機 1 2または携帯電話機 1 4は、 ダウンロードサーバ 2 6にアクセスし、 クーポンに従ってダウンロードの 処理を実行することができる。

ぐ第 5の実施例 >

第 5の実施例の情報配信システム 1 0は、 プレゼントの予約の処理において、 プレゼントの予約を実行した携帯電話機 1 2 (または携帯電話機 1 4 ) がメニュ 一サーバ 2 4からダウンロードサーバ 2 6のアクセスポイント (DAP) への接続 情報 (DAP-TEL)およびクーポンを一度に取得し、 これをメッセージ文に添付し て、 電子メールとしてメールサーバ 2 2に登録するようにした以外は第 3の実施 例と同じであるため、 重複した説明は省略する。

具体的なプレゼント予約の処理および携帯電話機 1 2 (または携帯電話機 1 4 ) のユーザが自己所有を目的として暗号化された音楽データをダウンロードする処 理は、 図 31〜図 35で示すフロー図に従って実行される。 なお、 図 31〜図 3 5の処理では、 携帯電話機 12を用いた場合についてのみ示してある。 また、 携 帯電話機 14の置き換えてもよいことはもちろんである。

図 31を参照して、 まず、 コントローラ 36は、 ステップ S 361でメニュー サーバ 24のアクセスポイント (MAP) への接続情報 (MAP-TEL) をダイヤルす る。 続くステップ S 363では、 コントローラ 36は、 接続力 S確立したかどうか を判断する。 ステップ S 363で "NO" であれば、 つまり接続が確立しなけれ ば、 ステップ S 1に戻って、 ダイヤルをし直す。 一方、 ステップ S 363で "Y ES" であれば、 つまり接続が確立すれば、 ステップ S 365で CPU90 aは 所定量の選曲メニューデ一夕を送信する。

したがって、 ステップ S 367で、 コントローラ 36は、 選曲メニューデータ を受信し、 ステップ S 369でドライバ 38を制御して、 ディスプレイ 40にメ ニューを表示する。 つまり、 ディスプレイ 40には、 歌手名別またはタイトル別 に 50音順で区分けされた一覧表が表示される。 続いて、 コントローラ 36は、 ステップ S 371で、 選曲があるかどうかを判断する。 つまり、 操作パネル 44 に設けられた決定ボタン （図示せず） が押されたかどうかを判断する。 ステップ S 371で " YES" であれば、 つまり決定ポタンが押されれば、 図 32に示す ステップ S 379に進む。

一方、 ステップ S 371で "NO" であれば、 つまり決定ボタンが押されなけ れば、 コントローラ 36はステップ 373で次のメニュー表示の指示があるかど うかを判断する。 つまり、 操作パネル 44に設けられた次頁ポタン （図示せず） が押されたかどうかを判断する。 ステップ S 373で "NO" であれば、 つまり 次頁ボタンが押されなければ、 そのままステップ S 371に戻る。 一方、 ステツ プ S 373で "YES" であれば、 つまり次頁ポタンが押されれば、 ステップ S 375で次の選曲メニューデータの送信要求を送信する。 したがって、 CPU9 0 aは、 ステップ S 377で選曲メニューデータの送信要求を受信し、 これに応 じて、 ステップ S 365で次の選曲メニューデ一夕の送信を実行する。

図 32に示すステップ S 379では、 購入メニュー要求を送信する。 続くステ ップ S 381では、 CPU 90 aは購入メニュー要求を受信する。これに応じて、 CPU90 aは、 ステップ S 383で購入メニューデータを送信する。 したがつ て、 ステップ S 385で、 コントローラ 36は、 購入メニューデータを受信し、 ステップ S 387でドライバ 38を制御して、 ディスプレイ 40に購入メニュー を表示する。 ユーザは、 この購入メニューに従って購入条件を入力することがで きる。 つまり、 図 6実施例で説明したように、 プレゼントかどうかを選択（入力） でき、 またプレゼントする日付 （またはダウンロードする日付） を入力すること ができる。 さらに、 再生回数などの再生条件を入力することもできる。

続くステップ S 389では、 コントローラ 36は購入条件の入力が終了したか どうかを判断する。 つまり、 再生条件などが入力されたかどうかを判断する。 ス テツプ S 389で "NO" であれば、 つまり再生条件などの入力が終了してなけ れば、 そのまま同じステップ S 389に戻る。 一方、 ステップ S 389で "YE S" であれば、 つまり再生条件などの入力が終了すれば、 コントローラ 36は、 ステップ S 391でプレゼントかどうかを判断する。 つまり、 購入メニューでプ レゼントが選択されたかどうかを判断する。

ステップ S 391で "NO" であれば、 つまりプレゼントでなければ、 そのま ま図 33に示すステップ S 397に進む。 一方、 ステップ S 391で " YES" であれば、 つまりプレゼントであれば、 ステップ S 393で配信先指定すなわち 配信先の携帯電話機の電話番号等が入力されたかどうかを判断する。 ステップ S 393で "N〇" であれば、 つまり電話番号等が入力されなければ、 そのままス テツプ S 393に戻る。 一方、 ステップ S 393で " YES" であれば、 つまり 電話番号等が入力されれば、 図 33に示すステップ S 395に進む。

ステップ S 395では、 コントローラ 36は、 配信先 （電話番号等） を購入条 件に追加して、 ステップ S 397に進む。 ステップ S 397では、 コントローラ 36は、 選曲結果と購入条件とを送信する。

したがって、 ステップ S 399では、 CPU90 aは、 選曲結果と購入条件と を受信する。 続くステップ S 401では、 CPU90 aは、 選曲結果に従って、 HDD 94からコンテンツ I Dとダウンロードサーバ 26へのアクセスポイント (DAP) への接続情報 （DAP-TEL)とを取得する。 次に、 CPU 90 aは、 ステツ プ S 403で、 購入条件に従って、 コンテンツ I D、 ライセンス要求情報 AC、 配信先、 課金先およびダウンロード可能期間 (term)を含むクーポンを生成する。 そして、 C P U 9 0 aは、 ステップ S 4 0 5で、 ダウンロードサーバ 2 6と通信 して、 ダウンロードサーバ 2 6にクーポンを登録する。 つまり、 ダウンロードサ ーバ 2 6に設けられた H D D 1 0 4のデータベース 1 0 4 bにクーポンが記憶さ れる。

続いて、 C P U 9 0 aは、 ステップ S 4 0 7でダウンロードサーバ 2 6のァク セスポイント (DAP)への接続情報 (DAP-TEL) およびクーポンすなわち DAP-T EL// クーポンを携帯電話機 1 2に送信し、ステップ S 4 0 9で、ダウンロードサ ーバ 2 6と通信し、 課金情報を登録する。 なお、 ダウンロードサーバ 2 6に設け られた H D D 1 0 4のデータベース 1 0 4 cに課金情報が記憶される。

一方、 コントローラ 3 6は、 ステップ S 4 1 1で DAP-TEL //クーポンを受信 し、 ステップ S 4 1 3でメニューサーバ 2 4との回線を切断し、 ステップ S 4 1 5で購入メニューで入力した情報に従ってプレゼントかどうかを判断する。 ステ ップ S 4 1 5で "N O" であれば、 つまりプレゼントでなければ、 図 3 5に示す ステップ S 4 2 7に進んで、 自身でのダウンロードの処理を実行する。

一方、 ステップ S 4 1 5で "Y E S " であれば、 つまりプレゼントであれば、 図 3 4に示すステップ S 4 1 7でメッセージ文の入力が終了したかどうかを判断 する。 ステップ S 4 1 7で "N O" であれば、 つまりメッセージ文の入力が終了 してなければ、 そのまま同じステップ S 4 1 7に戻る。 一方、 ステップ S 4 1 7 で "Y E S " であれば、 つまりメッセージ文の入力が終了すれば、 ステップ S 4 1 9でメールサーバ 2 2のアクセスポイント (LAP)への接続情報 (LAP-TEL)を ダイヤルする。

続くステツプ S 4 2 1では、 メールサーバ 2 2との接続状態が確立したかどう かを判断する。 ステップ S 4 2 1で "NO" であれば、 つまり接続状態が確立し なければ、 ステップ S 4 1 9に戻ってダイヤルし直す。 一方、 ステップ S 4 2 1 で "Y E S " であれば、 つまり接続状態が確立すれば、 ステップ S 4 2 3で、 メ ッセージ文に DAP-TEL//クーポンを添付した電子メールをメールサーバ 2 2に 送信 （登録） し、 ステップ S 4 2 5でメールサーバ 2 2との回線を切断して、 図 3 5に示すように、処理を終了する。つまり、プレゼント予約の処理を完了する。 図 3 5に示すように、 ステップ S 4 2 7では、 コントローラ 3 6は、 ダウン口 一ドサーバ 2 6のアクセスボイント (DAP) への接続情報 (DAP-TEL) をダイャ ルする。 続いて、 ステップ S 4 2 9では、 ダウンロードサーバ 2 6との接続状態 が確立したかどうかを判断する。 ステップ S 4 2 9で "N O" であれば、 つまり 接続状態が確立しなければ、 ステップ S 4 2 7に戻ってダイヤルし直す。 一方、 ステップ S 4 2 9で "Y E S " であれば、 つまり接続状態が確立すれば、 ステツ プ S 4 3 1でダウンロードサーバ 2 6にクーポンを送信する。

したがって、 ステップ S 4 3 3では、 ダウンロードサーバ 2 6の C P U 1 0 0 aは、 クーポンを受信し、 続くステップ S 4 3 5で、 クーポンが有効かどうかを 判断する。 ステップ S 4 3 5で "Y E S " であれば、 つまりクーポンが有効であ れば、 ステップ S 4 3 7でコントローラ 3 6はダウンロード処理を実行し、 ステ ップ S 4 3 9でダウンロードサーバ 2 6との回線を切断してから処理を終了する。 一方、 ステップ S 4 3 5で "N O" であれば、 つまりクーポンが無効であれば、 コントローラ 3 6は、 ステップ S 4 3 9でそのままダウンロードサ一バ 2 6との 回線を切断し、 処理を終了する。

なお、 プレゼント受信の処理、 ダウンロード処理および再生処理は、 図 1 6〜 図 2 4で示す処理と同じであるため、 重複した説明は省略する。

第 5の実施例によれば、 携帯電話機を用いてメニューサーバからダウンロード サーバのアクセスボイントへの接続情報およびクーポンをダウンロードでき、 こ れをメッセージ文に添付して電子メールとしてメールサーバに登録することがで きる。 つまり、 配信サーバにメールサーバを含める必要がない。 その後、 電子メ ールを受けた携帯電話機では、 ダウンロードサーバのアクセスボイントおよびク 一ボンに従って、 プレゼントを受けることができる。 つまり、 音楽データをダウ ンロードすることができる。

なお、 第 3ないし第 5の実施例では、 コンテンツデータとして音楽データにつ いてのみ説明したが、 文字データ、 地図データ、 画像データなどの他のデータで あってもよいことはもちろんである。

また、 第 3ないし第 5の実施例では、 ダウンロードサーバおよびメモリカード に設けられた C P Uとコントローラとが暗号化および復号の処理を実行するよう にしたが、 暗号化および復号の処理は膨大であるため、 専用の回路を設けるよう にしてもよい。

さらに、 これらの実施例では、 携帯電話機を用いるように示してあるが、 通話 機能を有しない他の携帯通信端末であってもよいことはもちろんである。

この発明が詳細に説明され図示されたが、 それは単なる図解および一例として 用いたものであり、 限定であると解されるべきではないことは明らかであり、 こ の発明の精神および範囲は添付されたクレームの文言によってのみ限定される。

Claims

請求の範囲

1. 情報配信システムであって、 次のものを備える：

少なくとも 2つ以上の携帯通信端末；および

データを前記携帯通信端末に配信する配信サーバ；

前記携帯通信端末は、 少なくとも配信先の前記携帯通信端末を示す配信先端末 情報を含む配信情報を入力する配信情報入力手段、 前記配信情報入力手段によつ て入力された前記配信情報を前記配信サーバに送信する配信情報送信手段、 前記 配信サーバから配信される前記データを受信する配信データ受信手段、 および前 記配信データ受信手段によって受信された前記データを記録する記録手段を含み、 前記配信サーバは、 いずれかの前記携帯通信端末から前記配信情報を受信する 配信情報受信手段、 および前記配信情報受信手段によつて受信された前記配信情 報に基づいて前記データを前記配信先の携帯通信端末に配信する配信手段を含む。

2. クレーム 1に従属する情報配信システムであって、

前記配信サーバは、 データ配信があることを前記配信先の携帯通信端末に通知 する通知手段を含み、

前記配信手段は、 前記通知手段の通知に対して前記配信先の携帯通信端末から 応答があつたときに前記データを配信する。

3. クレーム 1に従属する情報配信システムであって、

前記携帯通信端末は、 メッセージを入力するメッセージ入力手段、 および前記 メッセージ入力手段によって入力されたメッセージを前記配信サーバに送信する メッセージ送信手段をさらに含み、

前記配信サーバは、 前記メッセージ送信手段によって送信された前記メッセー ジを受信するメッセージ受信手段、 前記メッセージ受信手段によって受信された 前記メッセージおよびデ一夕配信があることを前記配信先の携帯通信端末に通知 する通知手段をさらに含み、

前記配信手段は、 前記通知手段の通知に対して前記配信先の携帯通信端末から 応答があつたときに前記デ一夕を配信する。

4. クレーム 1に従属する情報配信システムであって、

前記配信情報は前記データの配信日時を示す配信日時情報をさらに含む。

5. クレーム 4に従属する情報配信システムであって、

前記配信サーバは、 データ配信があることを前記配信日時に前記配信先の携帯 通信端末に通知する通知手段を含み、

前記配信手段は、 前記通知手段の通知に対して前記配信先の携帯通信端末から 応答があつたときに前記デー夕を配信する。

6. クレーム 5に従属する情報配信システムであって、

前記配信サーバは前記配信情報を管理する管理手段を含み、

前記管理手段は前記通知手段の通知に対して前記配信先の携帯通信端末から応 答がないとき前記配信日時を延期する。

7. クレーム 4に従属する情報配信システムであって、

前記携帯通信端末は、 メッセージを入力するメッセージ入力手段、 および前記 メッセージ入力手段によって入力されたメッセージを前記配信サーバに送信する メッセージ送信手段をさらに含み、

前記配信サーバは、 前記メッセージ送信手段によって送信された前記メッセ一 ジを受信するメッセージ受信手段、 前記メッセ一ジ受信手段によって受信された 前記メッセージおよびデ一夕配信があることを前記配信日時に前記配信先の携帯 通信端末に通知する通知手段をさらに含み、

前記配信手段は、 前記通知手段の通知に対して前記配信先の携帯通信端末から 応答があつたときに前記デー夕を配信する。

8. クレーム 7に従属する情報配信システムであって、

前記配信サーバは、 前記配信情報を管理する管理手段をさらに含み、 前記管理手段は、 前記通知手段の通知に対して前記配信先の携帯通信端末から 応答がないとき前記配信日時を延期する。

9. クレーム 4に従属する情報配信システムであって、

前記配信サーバは、 前記配信日時に前記配信先の携帯通信端末に自動発信する 発信手段を含み、

前記配信手段は、 前記配信先の携帯通信端末から前記自動発信に対して応答が あつたときに前記デー夕を配信する。

10. クレーム 9に従属する情報配信システムであって、 前記配信サーバは、 前記配信情報を管理する管理手段をさらに含み、 前記管理手段は、 前記自動発信に対して前記配信先の携帯通信端末から応答が ないとき、 あるいは前記自動発信に対して前記配信先の携帯通信端末から応答が あるが前記配信先の携帯通信端末の前記記録手段に前記データを記録することが できないとき、 前記配信日時を延期する。

11. クレーム 9に従属する情報配信システムであって、

前記配信サーバは、 データ配信があることを通知する通知手段とをさらに含み、 前記通知手段は、 前記自動発信に対して前記配信先の携帯通信端末から応答が ないとき、 あるいは前記自動発信に対して前記配信先の携帯通信端末から応答が あるが前記配信先の携帯通信端末の前記記録手段に前記データを記録することが できないとき、 前記配信先の携帯通信端末に前記データ配信があることを通知す る。

12. クレーム 1に従属する情報配信システムであって、

前記携帯通信端末は、 メッセージを入力するメッセージ入力手段、 および前記 メッセ一ジ入力手段によって入力されたメッセージを前記配信サーバに送信する メッセージ送信手段をさらに含み、

前記配信サーバは、 前記メッセージ送信手段によって送信された前記メッセ一 ジを受信するメッセージ受信手段をさらに含み、

前記配信手段は、 前記データと前記メッセージ受信手段によって受信された メッセージとを前記配信先の携帯通信端末に配信する。

13. クレーム 1に従属する情報配信システムであって、

前記配信情報受信手段は、 前記配信情報に基づいてクーポンを生成する生成手 段、 および前記生成手段によって生成された前記クーポンを含む配信案内を前記 配信先の携帯通信端末に送信する配信案内送信手段をさらに含み、

前記携帯通信端末は、 前記配信案内を受信する配信案内受信手段、 および前記 配信案内に含まれる前記クーポンを前記配信手段に送信するクーポン送信手段を さらに含み、

前記配信手段は、 前記携帯通信端末から前記クーポンを受信するクーポン受信 手段、 および前記クーポン受信手段によって受信された前記クーポンに基づいて 前記データを前記配信先の携帯通信端末に配信するデ一夕配信手段を含む。

14. クレーム 1 3に従属する情報配信システムであって、

前記配信案内は前記配信手段への接続情報を含み、

前記クーポン送信手段は前記接続情報に基づいて前記配信手段に前記クーポン を送信する。

15. クレーム 1 3に従属する情報配信システムであって、

前記配信手段は前記生成手段によって生成された前記クーポンと前記クーポン 受信手段によって受信された前記クーポンとを比較する比較手段をさらに含み、 前記データ配信手段は前記比較手段の比較結果に応じて前記データを配信する。

16. クレーム 1 3に従属する情報配信システムであって、

前記携帯通信端末は、 メッセージを入力するメッセージ入力手段、 および前記 メッセージ入力手段によって入力されたメッセージを前記配信サーバに送信する メッセージ送信手段をさらに含み、

前記配信サーバは、 前記メッセージ送信手段によって送信されたメッセージを 受信するメッセージ受信手段をさらに含み、

前記配信案内送信手段は、 前記配信案内と前記メッセージ受信手段によって受 信されたメッセージとを前記配信先の携帯通信端末に送信する。

17. クレーム 1に従属する情報配信サーバであって、

前記配信情報受信手段は、 前記配信情報に基づいてクーポンを生成する生成手 段、 前記携帯通信端末の接続に応答して前記携帯通信端末がデータ配信を受ける べき端末かどうかを判断する判断手段、 および前記データ配信を受けるべき端末 であるとき前記携帯通信端末に前記クーポンを含む配信案内を送信する配信案内 送信手段をさらに含み、

前記携帯通信端末は、 前記配信情報受信手段との間で接続状態を確立する確立 手段、 前記確立手段によつて前記接続状態が確立されたときに自分宛のクーポン が存在するとき前記自分宛のクーポンを含む前記配信案内を受信する配信案内受 信手段、 および前記配信案内に含まれる前記クーポンを前記配信手段に送信する クーポン送信手段をさらに含み、

前記配信手段は、 前記携帯通信端末から前記クーポンを受信するクーポン受信 手段、 および前記クーポン受信手段によって受信された前記クーポンに基づいて 前記データを配信するデータ配信手段を含む。

18. クレーム 1 7に従属する情報配信システムであって、

前記携帯通信端末は、 メッセージを入力するメッセージ入力手段、 および前記 メッセージ入力手段によって入力されたメッセージを前記配信サーバに送信する メッセージ送信手段をさらに含み、

前記配信サーバは、 前記メッセージ送信手段によって送信されたメッセージを 受信するメッセージ受信手段をさらに含み、

前記配信案内送信手段は、 前記配信案内と前記メッセージ受信手段によって受 信されたメッセージとを前記携帯通信端末に送信する。

19. クレーム 1 7に従属する情報配信システムであって、

前記配信案内は前記配信手段への接続情報を含み、

前記クーポン送信手段は前記接続情報に基づいて前記配信手段に前記クーポ ンを送信する。

20. クレーム 1に従属する情報配信システムであって、

前記携帯通信端末間で電子メールの授受を行うためのメールサーバをさらに備 え、

前記配信情報受信手段は、 前記配信情報に基づいて ーボンを生成する生成手 段、 および前記生成手段によって生成されたクーポンを含む配信案内を前記携帯 通信端末に送信する配信案内送信手段を含み、

前記携帯通信端末は、 前記配信案内を受信する配信案内受信手段、 前記メール サーバとの接続状態を確立する確立手段、 前記配信案内受信手段によって受信さ れた前記配信案内を含む前記配信先の携帯通信端末宛の電子メールを前記メール サーバに登録する登録手段、 前記メールサーバから前記電子メールを受信する電 子メール受信手段、 および前記電子メールに含まれる前記配信案内に含まれる前 記クーポンを前記配信手段に送信するクーポン送信手段を含み、

前記メールサーバは、 前記携帯通信端末から前記電子メールの登録を受けて前 記電子メールがあることを前記配信先の携帯通信端末に通知する着信通知手段、 および前記着信通知手段の通知に応答して接続してきた前記配信先の携帯通信端 末に前記電子メールを送信する電子メール送信手段を含み、

前記配信手段は、 前記携帯通信端末から前記クーポンを受信するクーポン受信 手段、 および前記クーポン受信手段によって受信された前記クーポンに基づいて 前記データを配信するデータ配信手段を含む。

21. クレーム 2 0に従属する情報配信システムであって、

前記携帯通信端末は、 メッセージを入力するメッセージ入力手段をさらに含み、 前記登録手段は、 前記配信案内と前記メッセージ入力手段によって入力された メッセージとを含む前記電子メールを前記メールサーバに登録する。

22. クレーム 2 0に従属する情報配信システムであって、

前記配信案内は前記配信手段への接続情報を含み、

前記クーポン送信手段は前記接続情報に基づいて前記配信手段に前記クーポ ンを送信する。

23. クレーム 1に従属する情報配信システムであって、

前記配信サーバは、 データ配信に係る課金手段をさらに含み、

前記課金手段は前記配信情報の出力元に対して課金する。

24.配信サーバであって、 次のものを備える：

任意の携帯通信端末から少なくとも配信先の前記携帯通信端末を示す配信先 端末情報を含む配信情報を受信する配信情報受信手段、 および

前記配信情報受信手段によって受信された前記配信情報に基づいてデータを 前記配信先の携帯通信端末に配信する配信手段。

25. クレーム 2 4に従属する配信サーバであって、

データ配信があることを前記配信先の携帯通信端末に通知する通知手段をさら に含み、

前記配信手段は、 前記通知手段の通知に対して前記配信先の携帯通信端末から 応答があつたときに前記デー夕を配信する。

26. クレーム 2 4に従属する配信サーバであって、

前記配信情報は前記データの配信日時を示す配信日時情報をさらに含む。

27. クレーム 2 6に従属する配信サーバであって、

データ配信があることを前記配信日時に前記配信先の携帯通信端末に通知す る通知手段をさらに含み、

前記配信手段は、 前記通知手段の通知に対して前記配信先の携帯通信端末から 応答があつたときに前記デ一夕を配信する。

28. クレーム 2 7に従属する配信サーバであって、

前記配信情報を管理する管理手段をさらに含み、

前記管理手段は、 前記通知手段の通知に対して前記配信先の携帯通信端末から 応答がないとき前記配信日時を延期する。

29. クレーム 2 6に従属する配信サーバであって、

前記配信日時に前記配信先の携帯通信端末に自動発信する発信手段をさらに 含み、

前記配信手段は、 前記配信先の携帯通信端末から応答があつたときに前記デー 夕を配信する。

30. クレーム 2 4に従属する配信サーバであって、

前記配信情報受信手段は、 前記配信情報に基づいてクーポンを生成する生成手 段、 前記生成手段によって生成された前記クーポンを含む配信案内を前記配信先 の携帯通信端末に送信する配信案内送信手段をさらに含み、

前記携帯通信端末から前記クーポンを受信するクーポン受信手段、 および前記 クーポン受信手段によって受信された前記クーポンに基づいて前記データを前記 配信先の携帯通信端末に配信するデー夕配信手段を含む。

31.クレーム 3 0に従属する配信サーバであって、

前記配信情報は前記配信手段への接続情報を含む。

32. クレーム 3 0に従属する配信サーバであって、

前記配信手段は、 前記生成手段によって生成された前記クーポンと前記クーポ ン受信手段によって受信された前記クーポンとを比較する比較手段をさらに含み、 前記データ配信手段は前記比較手段の比較結果に応じて前記データを配信 する。

33.クレーム 2 4に従属する配信サーバであって、

前記携帯通信端末からメッセージを受信するメッセージ受信手段、 および前記 メッセージ受信手段で受信された前記メッセージおよびデータ配信があることを 前記配信先の携帯通信端末に通知する通知手段を含む。

34.クレーム 2 4に従属する配信サーバであって、

前記携帯通信端末からのメッセージを受信するメッセージ受信手段をさらに 含み、

前記配信手段は前記データと前記メッセージ受信手段によって受信された前 記メッセージとを前記配信先の携帯通信端末に配信する。

35.クレーム 2 4に従属する配信サーバであって、

前記配信情報受信手段は、 前記配信情報に基づいてクーポンを生成する生成手 段、 前記携帯通信端末の接続に応答して前記携帯通信端末がデータ配信を受ける べき端末かどうかを判断する判断手段、 および前記データ配信を受けるべき端末 であるとき前記携帯通信端末に前記クーポンを含む配信案内を送信する配信案内 送信手段をさらに含み、

前記配信手段は、 前記携帯通信端末から前記クーポンを受信するクーポン受信 手段、 および前記クーポン受信手段によって受信された前記クーポンに基づいて 前記データを配信するデータ配信手段を含む。

36.クレーム 3 5に従属する配信サーバであって、

前記携帯通信端末からのメッセージを受信するメッセージ受信手段をさらに 含み、

前記配信案内送信手段は前記配信案内と前記メッセージ受信手段によって受 信されたメッセージとを前記携帯通信端末に送信する。

37.クレーム 2 4に従属する配信サーバであって、

電子メールの授受を行うための電子メール管理手段をさらに含み、 前記配信情報受信手段は、 前記配信情報に基づいてクーポンを生成する生成手 段、 前記生成手段によって生成された前記クーポンを含む配信案内を前記携帯通 信端末に送信する配信案内送信手段をさらに含み、

前記電子メール管理手段は、 前記携帯通信端末から前記配信案内を含む前記配 信先の携帯通信端末宛の電子メールの登録を受けて前記電子メールがあることを 前記配信先の携帯通信端末に通知する着信通知手段、 および前記着信通知手段の 通知に応答して接続してきた前記配信先の携帯通信端末に前記電子メールを送信 する電子メール送信手段を含み、

前記配信手段は、 前記携帯通信端末から前記クーポンを受信するクーポン受信 手段、 および前記クーポン受信手段によって受信された前記クーポンに基づいて 前記データを配信するデータ配信手段を含む。

38.クレーム 2 4に従属する配信サーバであって、

データ配信に係る課金手段をさらに含み、

前記課金手段は前記配信情報の出力元に対して課金する。

補正書の請求の範囲

[2000年 1 1月 27日 （27. 1 1. 00) 国際事務局受理： 出願当初の請求の範囲 2， 3， 5-9, 1 1, 25, 27及び 29は 取り下げられた；出願当初の請求の範囲 1, 4, 10， 1 3— 1 5, 1 7， 1 9, 20， 22— 24, 26， 28， 30及び 34— 38は

補正された；新しい請求の範囲 39— 44が加えられた；

他の請求の範囲は変更なし。 （9頁） ]

1. (補正） 情報配信システムであって、 次のものを備える：

少なくとも 2つ以上の携帯通信端末；および

データを前記携帯通信端末に配信する配信サーバ；

前記携帯通信端末は、 少なくとも配信先の前記携帯通信端末を示す配信先端末 情報を含む配信情報を入力する配信情報入力手段、 前記配信情報入力手段によつ て入力された前記配信情報を前記 E信サーバに送信する配信情報送信手段、 前記 配信サーバから配信される前記データを受信する配信データ受信手段、 および前 記配信データ受信手段によつて受信された前記デー夕を記録する記録手段を含み、 前記配信サーバは、 いずれかの前記携帯通信端末から前記配信情報を受信する 配信情報受信手段^ ϋ [記配信情報受信手段によって受信された前記配信情報に基 づいて前記配信先の携帯通信端末に自 Si発信する発 ft手段、 前記 BH信先の携帯適 ィ¾端末から前記自動発信に対して応答があつたとき前記データを前記配信先の携 帯通信端末に配信する配信丰 、 およびデータ BH信があることを前記 S?,信先の堠 樽 11信端末に 知する ¾知丰 を含み、

前記通知手段は、 前記自 発信に対して前記配信先の 通信端朱から 答が ないとき、 あるいは前 ΪΗ自動発信に対して前記配信先の携畨通信端末から応答が あるが前記配信先の携甞诵信端末の前記記録手段に前記データを記録することが できないとき、 前記 ΒΗ信先の携蒂 ¾信 末に前記データ配信があることを通 ¾]す る。

2. (削除）

3. (削除）

4. (補正） クレーム 1に従属する情報配信システムであって、

前記配信情報は前記データの配信日時を示す配信日時情報をさらに含み、 前記発信手段は前記 信曰時に前記 ΒΗ信先の携畨 i¾信端夫に白《I発信する„

5. (削除）

6. (削除）

7. (削除）

8. (削除）

-62- 補正きれた用紙 (条約第 19条）

9. (削除）

10. (補正） クレーム £に従属する情報配信システムであって、

前記配信サーバは、 前記配信情報を管理する管理手段をさらに含み、 前記管理手段は、 前記自動発信に対して前記配信先の携帯通信端末から応答が ないとき、 あるいは前記自動発信に対して前記配信先の携帯通信端末から応答が あるが前記配信先の携帯通信端末の前記記録手段に前記データを記録することが できないとき、 前記配信日時を延期する。

11. (削除）

12.クレーム 1に従属する情報配信システムであって、

前記携帯通信端末は、 メッセージを入力するメッセージ入力手段、 および前記 メッセージ入力手段によって入力されたメッセージを前記配信サーバに送信する メッセージ送信手段をさらに含み、

前記配信サーバは、 前記メッセージ送信手段によって送信された前記メッセ一 ジを受信するメッセージ受信手段をさらに含み、

前記配信手段は、 前記データと前記メッセージ受信手段によって受信されたメ ッセージとを前記配信先の携帯通信端末に配信する。

13. (補正） 情報 ffi信システムであって、 次のものを備える：

, な〈とも 2つ以上の携 诵信端末：および

千'一タ^ "前記携甞 ¾ ¾未に配信する配信サーバ：

前育?,携 ;甫信端末は、 Φなぐと 西 H信先の前記携畨 信端末を す配信先端ま 情報を含す fSH信情報を入力する BP.信情報入力丰 、 前記 ffi信情報人力丰 によつ て入力された前記 §R信情報を前記 BR信サーバに^信する配信情報^信丰段、 m?, 西 P. サーバから SR信蓥内を 信する S信室內 信丰段、 前記配信室内に含まれる ゥーポンを前記配信サーバに送信するゥーポン^信丰段 前記配信サーバから m 信される前記データを^信する ¾?.信データ^信丰 、 および前記 ffi信データ 信 丰 によって 信された データを^ する言 R を み、

前記 ffi信サーバは、前記 ffi信情報に某づいて前記クーポンを Φ成する Φ成丰 、

Ift言 成丰段によって牛成された前記クーポンを含む前記 信 内を前記 ffi信先 の携甞通 端末に 信する §H信 內^信丰 、 および前記クーポン 丰 によ

-63- 補正きれた用紙 (条約第 19条) つて 信された前記クーポンに某づいて前記データを前記 SP.信先の襍畨 ¾ 端末 に a ^言するデータ西?, を む„

14. (補正） クレーム 1 3に従属する情報配信システムであって、

前記配信案内は前記配信 ϋへの接続情報を含み、

前記クーポン送信手段は前記接続情報に基づいて前記配信 fcZ に前記クーポ ンを送信する。

15. (補正） クレーム 1 3に従属する情報配信システムであって、

て生成された前記クーポンと前記クー ボン受信手段によって受信された前記クーポンとを比較する比較手段をさらに含 み、

前記データ配信手段は前記比較手段の比較結果に応じて前記データを配信する。

16.クレーム 1 3に従属する情報配信システムであって、

前記携帯通信端末は、 メッセージを入力するメッセージ入力手段、 および前記 メッセージ入力手段によって入力されたメッセージを前記配信サーバに送信する メッセージ送信手段をさらに含み、

前記配信サーバは、 前記メッセージ送信手段によって送信されたメッセージを 受信するメッセージ受信手段をさらに含み、

前記配信案内送信手段は、 前記配信案内と前記メッセージ受信手段によって受 信されたメッセージとを前記配信先の携帯通信端末に送信する。

17. (補正） 信システムであって、 の のを備える：

少な <とも 2つ以上の携甞诵信端夫：およ?

データを ^ 言 まに西 Ρ. する BF言サーバ：

前記携帯通信端末は、 少な〈とぁ配信先の前記携樽诵信端末を云す 先端ま 情報を含む配信情報を入力する 情報入力丰段、 前記 ¾H信情 入力丰 によつ て入力された前記 ffi信情報を前記配信サーバに送信する配信情報送信丰 、 前記 西 P.信サーバ の間で培練状能を確 する確 手段、 前記糠 手 によって前記 続状熊が確 された きに自分宛のゥ一ボンが^するとき前記肖分 のク一ポ ンを含む an霄 内 する配信室内 丰 、 前記 に含まれる前記ゥ 一ボンを前記 ¾?.信サーバに 信するクーポン 信丰段、 前記 ffi信サーバから BP.信

-64- 補正きれた用紙 (条約第 19条) される前記データを受信する配信データ 信丰 . および前記配信データ 信丰 J:つて^言された前記データを記録する記録手段を含み、

前記配信サーバは、 前記配信情報に某づいてクーポンを牛成する牛成手段、 前

¾P襍帯诵信端未の接続に応答して前 H携畨诵信端末がデータ ¾?.信を けるべき端 去か^うかを判断する判断丰段、 前記データ IP.信を^けるべき端末であるとき前 .携畨诵信端未に前記クーポンを含む前記 §R信窣内を ^信する §H信荬內送信手段、 tft言?.摟 ffi信端末から前記クーポンを^信するクーポン受信手段、 および前記ク ーポン 信丰段によって 信された前記クーポンに某づいて前記データを前記配 信先の港 1、甬信端 に配信するデータ,霄丰 》含す

18.クレーム 1 7に従属する情報配信システムであって、

前記携帯通信端末は、 メッセージを入力するメッセージ入力手段、 および前記 メッセージ入力手段によって入力されたメッセージを前記配信サーバに送信する メッセージ送信手段をさらに含み、

前記配信サーバは、 前記メッセージ送信手段によって送信されたメッセージを 受信するメッセージ受信手段をさらに含み、

前記配信案内送信手段は、 前記配信案内と前記メッセージ受信手段によって受 信されたメッセージとを前記携帯通信端末に送信する。

19. (補正） クレーム 1 7に従属する情報配信システムであって、

前記配信案内は前記配信せ二 /^への接続情報を含み、

前記クーポン送信手段は前記接続情報に基づいて前記配信 t ^lに前記クー ボンを送信する。

20. (補正） 情報配信システムであって、 次のものを備える：

Φな〈とも 2つ以上の携撙诵信端末：

データを 言 5 まに IP. する SR サーバ：および

ft^i ^;甬 j¾ま で雷.チメールの うための ールサーパ： fi記携畨；甬 端末は、 Φな < 配 先の節 f?, 番诵信端 を¾す配信先 倩 » む を λ力する ffi信樯薪 λカ丰段、 前記配信情報入力丰 によつ て入力された前記 信情報を前記配信サーバに^信する配信情報送信丰段、 tfitB 言 ^ 言する PF言 、 tft霄 —ルサーバとの 犬 す

-65- 補正きれた5紙 (条約第 19条) る確 丰段、 前記配信荬内 信丰段によって勞信された西 p. 內を含む前記西？.信 先の携畨诵信端未宛の雷子メールを前言? ールサーバに登録する登録丰 、 メールサーバから前記雷チメールを する雷. ール ィ言 、 fi言 p,雷,チメー ルに含まれる前記配信案内に含まれるクーポンを前記配信サーバに 信するウー ポン^ 丰段、 前記西 p. サーバから BP.信される前記データを 信する an信データ 信手段、 および前記 SR信データ 信手段によって 信された節記データを fP.錄 する記録手段を含み、

前記配信サ一バは、 前記配信情報に某づいて前記クーポンを牛成する牛成丰段、 前 §_πΦ成丰 によって φ成された節記クーポンを含む前 g_?JH信 内を前言 P,堠畨；南 信端未に^信する配信案内 信丰 、 前記携 诵信端末から前記クーポンを するクーポン 信丰段、 および前記クーポン^信丰段によって^信された前記ク

—ボンに某づいて tfi Rデータ 前 ¾F¾P. 先の携甞诵信端末に g H言するデータ 信 手段を含み、

前記メールサーバは、 前記携帯 ¾ 端 から前記雷子メールの登録を^けて前 記雷子メールがあることを前言? jRfg^の ^ まに ¾ する a 、 および前記着信诵知手段の诵知に!^答して榇練してきた 記 BP,信先の携帯通信端 未に前記雷子メールを 信する雷子メール送信手段を含む。

21. クレーム 2 0に従属する情報配信システムであって、

前記携帯通信端末は、 メッセージを入力するメッセージ入力手段をさらに含み、 前記登録手段は、 前記配信案内と前記メッセージ入力手段によって入力された メッセージとを含む前記電子メールを前記メールサーバに登録する。

22. (補正） クレーム 2 0に従属する情報配信システムであって、

前記配信案内は前記配信せ二 への接続情報を含み、

前記クーポン送信手段は前記接続情報に基づいて前記配信: a^ziに前記クー ボンを送信する。 ，-\

23. (補正） クレーム _Q_に従厲する情報配信システムであって、

前記配信サーバは、 データ配信に係る課金手段をさらに含み、

前記課金手段は前記配信情報の出力元に対して課金する。

24. (補正） 配信サーバであって、 次のものを備える：

-66- 補正きれた用紙 (条約第 19条) 任意の携帯通信端末から少なくとも配信先の前記携帯通信端末を示す配信先 端末情報を含む配信情報を受信する配信情報受信手段 J_

前記配信情報受信手段によって受信された前記配信情報に基づいて ΙίίΕΕ の まに自 する ：

言¾^霄 の ^言^まから fifR自 ¾ こ して があった きデー タを前記 SF言先の携 ¾信端末に配信する配信手段：および

データ西 があるこ 》¾fm? の 倩端末に;南知する;南知丰段： 前記通知丰段は、 前記白動発信に して前記配信先の携甞诵信端未から応答が ないとさ、 あるいは前記自動発信に対して前記 信先の 诵信端末から応答が あるが前言 RBP. 先の携常诵信端末の前言 PJP.籙丰段に前記データを記録することが できないとき、 前記配信先の携帯通信端末に前記データ配信があることを通知す

25. (削除）

26. (補正） クレーム 2 4に従属する配信サーバであって、

前記配信情報は前記デ一夕の配信日時を示す配信日時情報をさらに含み、 前記発信手段は、 前記 信日時に前記 SR信先の携畨通信端末に節記自動発信す

27. (削除）

28. (補正） クレーム に従属する配信サーバであって、

前記配信情報を管理する管理手段をさらに備え、

前記管理手段は、 milMfiに対して前記配信先の携帯通信端末から応答が ないとき、 あるいは前記自動発信に対して前記配信先の携帯诵信端末から応答が あるが前記西 R信先の捵樽诵信端末の前 ffj?凝丰段に前記データを記録することが できないとき、 前記配信日時を延期する。

29. (削除）

30. (補正） 配信サーバであって、 次のものを備える ：

ィ乇意の携畨 ¾信端夫から Φなぐ 配信先の ifigs襍常 信 末を示す 5P,信端 未情報を含む配信情 を ^信する H信情報^信丰段：および

前記 S?.信倩 ^信丰 によって^ された前記配信情報に某づいてデータ

-67- 補正きれた用紙 (条約第 19条) ffl言■¾?言 の まに ffi^tする SR^^ ：

i i PJH信情 信丰¾は、 前 IH西?.信情 に某づいてクーポンを 成する半成丰 、 節記牛成丰 によって牛戍された前 ¾?力一ボンを含む gR 蓥內を m記西 w言先 の携帯诵信端未に送信する配信案内送信丰段を含み、

前記 ap, 手 は、 前記 锴¾信端未から ii言 pカーボンを 信するクーポン^ 丰 . および前記クーポン^信手段によって螢信された前記クーポンに某づいて 前記データを前記 §?.信先の携畨通信端末に ffi信するデータ BH信丰 を含む。

31.クレーム 3 0に従属する配信サーバであって、

前記配信情報は前記配信手段への接続情報を含む。

32. クレーム 3 0に従属する配信サーバであって、

前記配信手段は、 前記生成手段によって生成された前記クーポンと前記クーポ ン受信手段によつて受信された前記ク一ボンとを比較する比較手段をさらに備え、 前記データ配信手段は前記比較手段の比較結果に応じて前記データを配信 する。

33. (補正） クレーム _3_0_に従属する配信サーバであって、

前記携帯通信端末からメッセージを受信するメッセージ受信手段、 および前記 メッセージ受信手段で受信された前記メッセージおよびデータ配信があることを 前記配信先の携帯通信端末に通知する通知手段を含む。

34. (補正） クレーム に従属する配信サーバであって、

前記携帯通信端末からのメッセージを受信するメッセージ受信手段をさらに 備え、

前記配信手段は前記データと前記メッセージ受信手段によって受信された前 記メッセージとを前記配信先の携帯通信端末に配信する。

35. (補正） 配信サーバであって、 次の のを備える：

の ;南 {言^ から Φなくと の ffl R j¾まを す BR 端 ま'唐 を む ΒίΗ言 it を^ する 手 ：および

前記配信情報 信手段によって 信された前記配信愔 に某づいてデータを 前記西?.信先の携畨诵信端末に配信する 信丰 ：

前言? JF.信愔铋 信丰 は. 前記配信樯雜に某づいてクーポンを牛成する牛成丰

-68- 補正きれた ffl舐 (条約第 19条） 段、 前記携畨诵信端未の接続に 答して前記携畨诵信端末がデータ §R信を ける べき端未かどうかを判断する判断丰 、 および前記データ配信を けるべき端未 であるとき前記携畨通信端末に前記クーポンを含む ffi信窭內を送信する §R信案内 ^信手段を含み、

前記 信丰 は. 節記携畨诵信端末から前記クーポンを 信するク一ポン^信 丰段、 および前言 Rクーポン^言丰 こよって ^信された前記クーポンに某づいて 前記データを BR信するデータ配信手段を含む

36. (補正） クレーム 3 5に従属する配信サーバであって、

前記携帯通信端末からのメッセージを受信するメッセージ受信手段をさらに 、

前記配信案内送信手段は前記配信案内と前記メッセージ受信手段によって受 信されたメッセージとを前記携帯通信端末に送信する。

37. (補正） クレーム 3 5に従属する配信サーバであって、

電子メールの授受を行うための電子メール管理手段をさらに Α^ 前記電子メール管理手段は、 前記携帯通信端末から前記配信案内を含む前記配 信先の携帯通信端末宛の電子メールの登録を受けて前記電子メールがあることを 前記配信先の携帯通信端末に通知する着信通知手段、 および前記着信通知手段の 通知に応答して接続してきた前記配信先の携帯通信端末に前記電子メールを送信 する電子メール送信手段を含

38. (補正） クレーム ϋに従属する配信サーバであって、

データ配信に係る課金手段をさらに 、

前記課金手段は前記配信情報の出力元に対して課金する。

39. (追加） クレーム 1に従属する情報配信システムであって、

前記配信サーバは、 データ配信に係る課金手段をさらに含み、

前記課金手段は前記配信情報の出力元に対して課金する。

40. (追加） クレーム 1 3に従属する情報配信システムであって、 前記配信サーバは、 データ配信に係る課金手段をさらに含み、

前記課金手段は前記配信情報の出力元に対して課金する。

41. (追加） クレーム 1 7に従属する情報配信システムであって、

補正きれた用紙 (条約第 19条) 前記配信サーバは、 データ配信に係る課金手段をさらに含み、

前記課金手段は前記配信情報の出力元に対して課金する。

42. (追加） クレーム 2 4に従属する配信サーバであって、

データ配信に係る課金手段をさらに備え、

前記課金手段は前記配信情報の出力元に対して課金する。

43. (追加） クレーム 3 0に従属する配信サーバであって、

電子メールの授受を行うための電子メール管理手段をさらに備え、 前記電子メール管理手段は、 前記携帯通信端末から前記配信案内を含む前記配 信先の携帯通信端末宛の電子メールの登録を受けて前記電子メールがあることを 前記配信先の携帯通信端末に通知する着信通知手段、 および前記着信通知手段の 通知に応答して接統してきた前記配信先の携帯通信端末に前記電子メールを送信 する電子メール送信手段を含む。

44. (追加） クレーム 3 0に従属する配信サーバであって、

データ配信に係る課金手段をさらに備え、

前記課金手段は前記配信情報の出力元に対して課金する。

-70- 補正きれた用紙 (条約第 19条)