WO2005096184A1 - 施設検索装置、プログラム、方法、及びナビゲーション装置 - Google Patents

Abstract

　より操作が容易で自由度の高い施設の検索技術を提供する。地図情報に関するデータベースと、各種施設に関するその位置情報を含むデータベースと、地図情報に基づいて所定範囲の地図を表示する表示手段と、表示された地図上の位置の入力を行うためのポインティングデバイスと、施設の検索に関する指示についての音声による入力を行うための音声入力手段と、位置の入力又は指示の入力があったことに応じて（ステップ２１～２２、２４、２６、２７、２８）入力された位置及び指示に基づき、前記施設に関する検索を行う手段（２５、２９、３０、３１）とを用いて施設検索装置を構成する。

Description

明細書

施設検索装置、 プログラム、 方法、 及びナビゲーシヨン装置 技術分野

本発明は、 各種施設の検索を行う施設検索装置、 該装置を構成す るためのプログラム、 該装置を有するナビゲ一シヨン装置、 及び施 設検索方法に関する。

背景技術

従来、 各種のジャンルに属する各種施設のデータベースを備え、 指定されたジャンルについて、 現在位置近傍の施設をリストアップ して表示する周辺検索機能を有するナビゲーシヨン装置が知られて いる（たとえば、 日本国特開 2 0 0 1 — 2 6 4 0 8 3号公報参照）。 この装置では、 メニューキーが押下されると、 メインメニュー及び サブメニューを表示し、 メインメニューにおいて 「検索」 が選択さ れ、 サブメニューにおいて 「最寄りの施設」 が選択され、 さらに希 望するジャンルが選択されると、 現在位置を基準として、 施設の検 索を行うようにしている。 検索に際しては、 現在位置から所定の範 囲内に存在する、 該ジャンルの施設が、 現在位置から近い順にリス トアップされ、 各施設までの距離及び方向とともに表示される。 しかしながら、上記従来技術によれば、検索を実行させるまでに、 複数のメニューからの複数の選択操作を必要とする。 また、 現在位 置を基準として、 所定範囲内に存在する各施設を、 施設までの距離 及び方向とともに表示するものであるため、 施設の位置をその施設 までの距離及び方向から判断する必要がある。 また、 周辺検索を行 う範囲は、 現在位置を基準とする予め定められた範囲であるため、 周辺の道路、 川、 地形等の地理に応じて検索対象とする位置的な範 囲を自由に設定することができない。

本発明の目的は、 このような従来技術の問題点に鑑み、 より操作 が容易で自由度の高い施設の検索技術を提供することにある。

発明の開示

上記目的を達成するため、 本発明に係る施設検索装置は、 地図情 報に関するデータベースと、 各種施設に関するその位置情報を含む データベースと、 地図情報に基づいて所定範囲の地図を表示する表 示手段と、 表示された地図上の位置の入力を行うためのポインティ ングデバイスと、 施設の検索に関する指示についての音声による入 力を行うための音声入力手段と、 前記位置の入力又は指示の入力が あったことに応じて、 入力された位置及び指示に基づき、 施設に関 する検索を行う検索手段とを具備することを特徴とする。

ここで、 施設検索装置としては、 たとえば、 ナビゲーシヨン装置 の一部に含まれているものが該当する。 所定範囲の地図としては、 たとえば、 装置の現在位置や指定された位置を中心とする所定の縮 尺による地図が該当する。 音声入力手段としては、 たとえば、 ユー ザの発話を電気信号に変換した音声信号について、 雑音抑圧処理を 施した後、 所定の音響モデルを参照し、 音声認識を行う機能を有す るものが該当する。 ポインティングデバイスと しては、 たとえば、 夕ッチパネルや夕ッチパッ ドが該当する。 施設の検索に関する指示 としては、たとえば、検索の対象とする施設のジャンルが該当する。 施設に関する検索としては、 たとえば、 入力された位置によって特 定される道路に沿った施設や入力された位置によって特定される領 域内に含まれる施設であって、 指示されたジャ ンルに該当するもの の検索が該当する。位置及び指示の入力順はいずれが先であっても、 また同時であってもよい。

この構成において、 ユーザが施設の検索に関する指示を発話する とともに表示手段上に表示された地図上の任意の位置をボインティ ングしたりなぞったりすると、該指示及び位置が装置に入力される。 該指示及び位置の入力がなされると、 これに応じて検索手段は、 入 力された位置及び指示に基づき、 データベース内の施設を検索し、 該当する施設を抽出する。 したがって、 ユーザは施設の検索に関す る指示についての発話及び位置の入力操作をほぼ同時に行うだけで、 所望の位置的範囲に存在し、 かつ指示に対応した施設の検索を行う ことができる。

第 2の発明に係る施設検索装置は、 第 1発明において、 装置の現 在位置を取得する手段と、 前記位置入力を伴うことな <前記指示入 力がなされたか否かを判定する手段とを備え、 検索手段は、 該判定 手段により肯定的判定がなされた場合には、 該指示に基づき、 現在 位置を基準として、 施設に関する検索を行うものであることを特徴 とする。 肯定的判定はたとえば、 指示入力があった時点から位置入 力がないまま所定の時間が経過した場合に、 行うこと^^できる。

第 3の発明に係る施設検索装置は、 第 1又は第 2発明において、 前記指示入力とともに、 前記位置入力として 1つの位置のみの入力 がなされたか否かを判定する手段を備え、 検索手段は、 該判定手段 による肯定的判定がなされた場合、 該指示に基づき、 該 1つの位置 を基準として、 施設に関する検索を行うものであることを特徴とす る。 1つの位置のみの入力がなされたとの判定はたとえば、 最初に 指示入力があつた時点から他の位置の入力がないまま所定の時間が 経過した場合に、 行うことができる。

第 4の発明に係る施設検索装置は、 第 1〜第 3のいずれかの発明 において、前記指示入力とともに、前記位置入力として、地図上の、 ある道路を示す複数位置の入力がなされたか否かを判定する手段を 備え、 検索手段は、 該判定手段により肯定的判定がなされた場合、 該指示に基づき、 該道路に沿って又は該道路から所定 巨離内に存在 する施設について、 検索を行うものであることを特徴とする。 ある 道路を示す複数位置の入力とは、 たとえばユーザが、 ポインティ ン グデバイスとしての夕ツチパネル上を、 地図上のある道路に沿って なぞることにより、 その軌跡上の各位置として入力されるものが該 当する。

第 5の発明に係る施設検索装置は、 第 4発明において、 該判定手 段は、 前記複数位置が前記道路から所定の距離内に存在し、 かつ前 記複数位置のうち最後に入力された位置が前記道路上に存在すると き、 肯定的判定を行うものであることを特徴とする。

第 6の発明に係る施設検索装置は、 第 1〜第 5のいずれかの発明 において、前記指示入力とともに、前記位置入力として、地図上の、 ある領域を示す複数位置の入力がなされたか否かを判定する手段を 備え、 検索手段は、 該判定手段により肯定的判定がなされた場合、 該指示に基づき、 該領域に含まれる施設について、 前記施設に関す る検索を行うものであることを特徴とする。 ある領域を示す複数位 置の入力とは、 たとえばボインティ ングデパイスとしての夕ツチパ ネル上を、 地図上の該領域を囲うようになぞられた場合にその軌跡 上の各位置として入力されるものが該当する。

第 7の発明に係る施設検索装置は、 第 1〜第 6のいずれかの発明 において、 前記指示入力とともに、 前記位置入力として、 地図上の 複数位置の入力がなされ、 該複数位置が地図上のいかなる道路及び 領域をも示すものではないか否かを判定する手段を備え、 検索手段 は、該判定手段により肯定的判定がなされた場合、該指示に基づき、 該複数位置のうち最初及び最後に入力された両位置の中間位置を基 準として、 前記施設に関する検索を行うものであるこ とを特徴とす る。

第 8の発明に係る施設検索装置は、 第 4〜第 7のいずれかの発明 において、 前記複数位置の入力は、 ポインティ ングデバイスにより 地図上をポイントしながらポイント位置を移動させる操作又はドラ ッグ操作により行われるものであることを特徴とする。

第 9の発明に係る施設検索装置は、 第 1〜第 8のいずれかの発明 において、 前記指示入力とともに、 前記位置入力として、 ポインテ イ ングデバイスにより地図上の 1つの道路又は相互に交差若しくは 連結した複数の道路をなぞるようにした入力がなされたか否かを判 定する手段を備え、 検索手段は、 該判定手段により肯定的判定がな された場合、該指示に基づき、該 1つ若しくは複数の道路に沿って、 又は該 1つ若しくは複数の各道路から所定距離内に存在する施設に ついて、前記施設に関する検索を行うものであることを特徴とする。 なぞるようにした入力としては、 たとえば、 ポインティ ングデバイ スにより地図上をポイントしながらポイント位置を移動させる操作 又はドラッグ操作による入力が該当する。

第 1 0の発明に係る施設検索装置は、 第 9発明において、 前記道 路に沿った又は道路から所定距離内に存在する施設についての検索 は、 前記なぞるようにした入力の開始位置から終了位置までの範囲 で行われることを特徴とする。

第 1 1の発明に係る施設検索装置は、 第 1〜第 1 0のいずれかの 発明において、 前記指示入力とともに、 前記位置入力として、 1回 目のポイント操作及びその後の所定時間内における 2回目のポイン ト操作による 2つの位置のみの入力が行われたか否かを判定する入 力判定手段を有することを特徴とする。

第 1 2の発明に係る施設検索装置は、 第 1 1発明において、 前記 入力判定手段により前記指示入力とともに前記 2 つの位置のみの入 力が行われた旨の判定がなされた場合、 該 2つの位置が同一道路上 の位置であるか否かを判定する手段を備え、 検索手段は、 該判定手 段により肯定的判定がなされたとき、 該指示に基づき、 該道路に沿 つて又は該道路から所定距離内に存在する施設について、 前記施設 に関する検索を行うものであることを特徴とする。

第 1 3の発明に係る施設検索装置は、 第 1 2発明において、 前記 道路に沿った又は道路から所定距離内に存在する施設についての検 索は、 前記 2つの位置の間の範囲で行われることを特徴とする。 第 1 4の発明に係る施設検索装置は、 第 1 1〜第 1 3のいずれか の発明において、 前記入力判定手段により前記指示入力とともに前 記 2つの位置のみの入力が行われた旨の判定がなされた場合、 該 2 つの位置が同一道路上の位置であるか否かを判定する手段を備え、 検索手段は、 該判定手段により否定的判定がなされたとき、 該指示 に基づき、 該 2つの位置の中間位置を基準として、 前記施設に関す る検索を行うものであることを特徴とする。

第 1 5の発明に係る施設検索手段は、 第 1〜第 1 4のいずれかの 発明において、 前記指示入力とともに、 前記位置入力として、 3回 又はそれ以上のポイント操作による 3又はそれ以上の位置の入力が、 所定以上の時間間隔を置く ことなく連続的に行われたか否かを判定 する判定手段を備え、 検出手段は、 該判定手段により肯定的判定が なされたとき、 該 3又はそれ以上の位置を頂点とする 3角形又は多 角形の領域内に存在する施設を対象として、 該指示に基づき、 前記 施設に関する検索を行うものであることを特徴とする。

第 1 6の発明に係る施設検索装置は、 第 1〜第 1 5 のいずれかの 発明において、 前記音声入力手段は、 表示された地図上の位置の入 力が行われたことに応じて施設の検索に関する指示の入力を受け入 れるものであることを特徴とする。

第 1 7の発明に係る施設探索装置は、 第 2、 第 3、 第 7又は第 1 4の発明において、 前記位置を基準として行う検索は、 該位置から 所定距離の範囲内にある施設を該位置から近い順にリストアップし て表示するものであることを特徴とする。

第 1 8の発明に係る施設探索装置は、 第 1〜第 1 7 のいずれかの 発明において、 前記施設の検索に関する指示には、 検索の対象とす るジャンル名の指定、 検索の対象とする固有名称の指定、 及び検索 の対象とする施設の利用目的の指定のうち、 いずれか 1つ又は 2以 上の指定が含まれることを特徴とする。

第 1 9の発明に係る施設検索装置は、 第 4、 5、 9又は 1 2の発 明において、 前記道路に沿った又は道路から所定距離内に存在する 施設に関する検索は、 表示手段により表示されている道路の範囲内 で行われることを特徴とする。

第 2 0の発明に係るナビゲーショ ン装置は、 第 1〜第 1 9発明に 係るいずれかの施設検索装置を具備し、 その地図データベースを共 用するものであることを特徴とする。

第 2 1の究明に係るプログラムは、 コンピュータを、 第 1〜第 2 0発明に係るいずれかの施設検索装置を構成する各手段として機能 させることを特徴とする。

第 2 2の究明に係る施設検索方法は、 コンピュータが、 地図情報 に関するデータベースに基づいて所定範囲の地図を表示手段上に表 示する表示字順と、 コンピュータが、 表示された地図上の位置の入 力を、ポインティ ングデバイスを介して受け入れる位置入力手順と、 コンピュ一タが、 施設の検索に関する指示についての音声による入 力を受け入れる指示入力手順と、 コンピュータが、 前記位置入力又 は指示入力に応じ、 地図情報に関するデータベース、 各種施設に関 するその位置情報を含むデータべ一ス、 並びに入力された前記位置 及び指示に基づき、 前記施設に関する検索を行う検索手順とを具備 することを特徴とする。

図面の簡単な説明

第 1図は、 本発明の一実施形態に係るナビゲ一ション装置を示す ブロック図である。

第 2図は、 第 1 図のナビゲ一シヨン装置による施設探索処理にお ける動作の一例を示すフローチャートである。

第 3図は、 第 1 図のナビゲ一シヨン装置による施設探索処理にお ける表示部の様子を示す図である。

第 4図は、 第 1図のナビゲーシヨン装置による施設探索処理にお ける表示部の別の様子を示す図である。

第 5図は、 第 1図のナビゲ一ション装置による施設探索処理にお ける表示部のさらに別の様子を示す図である。 第 6図は、 第 1図のナビゲ一シヨン装置による施設探索処理にお ける表示部の他の様子を示す図である。

第 7図は、 第 1図のナビゲーシヨン装置による施設探索処理にお ける装置の動作の別の例を示すフローチャートである。

第 8図は、 第 1図のナビゲーシヨン装置による施設探索処理にお ける表示部のさ らに他の様子を示す図である。

発明の実施の形態

第 1図は本発明の一実施形態に係るナビゲ一ション装置を すブ ロック図である 。 図中の 1 1は装置各部を制御する C P U、 1 2は C P U 1 1が装置各部を制御するにあたって必要な情報を記' I意する 記憶装置、 1 3 は現在位置を取得する位置取得手段からなる位置検 出部、 1 4は C P U 1 1 に対して音声入力により指示を与えるため の音声入力部、 1 5はナビゲ一シヨン装置が搭載された車両の運転 者に情報を与え、 及び運転者からの指示を受け入れるための入力表 示部である。

記憶装置 1 2 は、 R O M、 A M , 光ディスク装置等を用いて構 成される。 R O Mは制御用のプログラム、 画像表示に使用するフォ ント、 ビッ トマ ップ （B M P ) ファイル、 音声認識用の音響モデル のデータ等を記憶している。 R A Mは C P U 1 1が処理を行うため のプログラムやデータを記憶する。光ディスク装置は地図データや、 各種ジャンルの施設に関し、 その位置情報を含む情報を保有するデ 一夕ベース等が記録された光ディスク'を有する。 位置検出部 1 3は

G P Sや、 走行距離及び角速度のセンサを用いて現在位置を耳又得す るものである。

入力表示部 1 5は液晶ディスプレイ等により構成される表示部 1 6、 及び表示部 1 6の面面上に設けられたタツチパネル 1 7を備え る。 表示部 1 6は C P U 1 1の制御によりユーザに対して所定の情 報を表示するものである 。 夕ツチパネル 1 7は押下位置に関する情 報を C P U 1 1に与える 。 C P U 1 1は表示部 1 6における各表示 要素の位置及び内容と、 夕ツチパネル 1 7からの押下位置に関する 情報とに基づき、 ュ一ザからの入力内容を認識することがで含る。 音声入力部 1 4はュ一ザの発話に基づく音声を電気信号としての 音声信号に変換するマイ クロホンを備える。 C P U 1 1はこの音声 信号について、 所定の維音抑圧処理を施した後、 音響モデルを参照 して音声認識を行い、 ェ一ザからの発話による指示内容を認識する ことができる。

C P U 1 1はュ一ザか らの指示、 地図データ、 現在位置等に基づ き、 目的地点までのルー ト探索処理、 現在位置近傍の地図の表示、 現在位置や進行方向の麦示、 ルート上の各交差点における曲折方向 の指示等を行う。 C P U 1 1はまた、 ユーザによる地図上の位置の 入力及び施設の検索に謌する指示の入力があつたことに応じて、 入 力された位置及び指示に基づき、 データベース中の施設を検索して 表示する施設探索処理を、 プログラムに従って行う。

第 2図は、 施設探索 理における装置の動作の一例を示すフロー チャートである。 ただし同図では、 ュ一ザがまずジャンル名を発話 し、その後、夕ツチ操作を行った場合の動作について例示している。 また、 処理の開始時に^、 現在位置を中心とする地図が、 表示部 1 6において表示されて るものとする。 また 「夕ツチ位置」 とは、 タツチパネル 1 7上のタ ツチ位置に対応する、 表示中の地図上の位 置を意味するものとする 。 ユーザがあるジャンル名を発話すると、 C P U 1 1はまず、 ステ ップ 2 1 において、 その発話に基づく音声信号について音声認識を 行い、 認識された言葉が、 データべ一ス中のいずれかの施設が属す るジャンルを示すジャンル名に該当する場合は、 そのジャンル名を 指示する旨の入力があったものと判定する。

この判定がなされたことに応じ、 ステップ 2 2において、 前記判 定から所定時間以内に夕ツチパネル 1 7が夕ツチされたか否かを判 定する。 夕ツチされたと判定した場合はステップ 2 4へ進み、 タツ チされなかったと判定した場合はステツプ 2 3へ進む。

ステップ 2 3では、 現在位置を基準として施設検索を行う。 すな わち、 記憶装置 1 2に記憶されている各種ジャンルの施設に鬨する 情報のうちから、 ステップ 2 1において指示されたジャンル名の施 設であって、 第 3図に示すように、 現在位置 3 1から所定距離まで の範囲 3 2に存在するものを抽出する。 そして、 抽出した各施設に ついて、 施設の名称、 施設までの現在位置からの距離等を表示部 1 6において表示する。 その際、 現在位置からの距離が小さい施設か ら順に配置して表示するようにしてもよい。この表示が完了したら、 施設探索処理を終了する。

ステップ 2 4では、 夕ツチパネル 1 7が夕ツチされた後、 タツチ 位置が所定距離以上移動したか否かを判定する。 この所定距離は、 単なるタツチと、 夕ツチ位置の意図的な移動とを区別する観^から 定められる。 タツチ位置が所定距離以上移動しなかったと判定した 場合は、 ステップ 2 5へ進み、 所定距離以上移動したと判定した場 合はステップ 2 6へ進む。

ステップ 2 5では、 夕ツチ位置を基準にして施設検索を行う。 す なわち、 基準をタツチ位置とすること以外はステップ 2 3における 場合と同様にして、 施設を抽出し、 抽出した施設についての表示を 行う。 施設検索が完了した後、 施設探索処理を終了する。

ステップ 2 6では、 上述の夕ツチ位置の移動が、 表示中の地図上 のいずれかの道路に沿った feのであるか否かを判定する。 第 4図に 示すように、 タツチ位置の移動軌跡 4 1上の各夕ツチ位置が、 あ る 一本の道路 4 2から所定距離 d以内である場合、 夕ツチ位置の移動 がその道路に沿ったものであると判定することができる。 夕ツチ位 置の移動がいずれかの道路に沿ったものであると判定した場合には ステップ 2 7へ進み、 沿つ ものでないと判定した場合にはステ ッ プ 2 8へ進む。

ステップ 2 7ではさらに、 夕ツチ位置の移動が終了する位置、 す なわちユーザの指が夕ツチ/ ネル 1 7から離れるときの最終夕ッ チ 位置 4 3が、 前記夕ツチ位置の移動が沿っている一本の道路 4 2 上 に位置するか否かを判定する。 最終夕ツチ位置が該一本の道路 4 2 上に位置すると判定した場合はステツプ 2 9へ進み、 位置しない と 判定した場合にはステップ 2 8へ進む。

ステップ 2 9では、 該最終夕ッチ位置が位置する道路 4 2がタ ッ チにより指定されたものとみなし、 この道路に沿った施設について 施設検索を行う。 すなわち、 記憶装置 1 2に記憶されている各種ジ ヤンルの施設に関する情報のうちから、 ステップ 2 1 において指示 されたジャンル名の施設であって、 指定された道路 4 2上に存在す るものを抽出する。 そして、 抽出した各施設について、 ステップ 2 3における場合と同様の表 を行う。 この表示が完了したら、 施設 探索処理を終了する。 ステップ 2 8では、 第 5 図に示すように、 上述のタツチ位置の移 動の軌跡 5 1が、 最初のタ ツチ位置 5 2を基点として、 表示中の地 図上のいずれかの領域 5 3 を囲うようなものであつたか否かを所定 の論理に基づいて判定する 。 囲うような移動であつたと判定した場 合はステップ 3 0へ進み、 囲うような移動でなかったと判定した場 合にはステップ 3 1へ進む。

ステップ 3 0では、 囲われた領域 5 3内に存在する施設について 施設検索を行う。 すなわち 記憶装置 1 2に記憶されている各種ジャ ンルの施設に関する情報の うちから、 ステップ 2 1 において指定さ れたジャンル名の施設であ つて、 囲われた領域 5 3内に存在するも のを抽出する。 そして、 抽 出した各施設について、 ステップ 2 3に おける場合と同様の表示を行う。 この表示が完了したら、 施設探索 処理を終了する。

ステップ 3 1では、 第 6 図に示すように、 タツチを開始した とき の夕ツチ位置 6 1及び最終夕ツチ位置 6 2間の中点 6 3を基準位置 として施設検索を行う。 すなわち、 基準位置を該中点とするこ と以 外はステップ 2 3における 場合と同様にして、 施設を抽出し、 抽出 結果の表示を行う。 施設検索が完了した後、 施設探索処理を終了す る。

なお、 ここでは、 ユーザがまずジャンル名を発話し、 その後、 夕 ツチ操作を行った場合につ いて説明したが、 この代わりに、 ユーザ がまず夕ツチ操作を行い、 その後にジャンル名を発話する場合や、 夕ツチ操作を行っている途中でジャンル名の発話を行う場合で も、 同様にして、 施設の探索が行われる。

第 7図は施設探索処理における装置の動作の別の例を示すフ ロー チャートである。 ただし同図では、 ユーザがまずジャンル名を発話 し、その後、夕ツチ操作を行った場合の動作について例示している。 また、 処理の開始時には、 現在位置を中心とする地図が、 表示部 1 6において表示されているものとする。 また 「夕ツチ位置」 とは、 夕ツチパネル 1 マ上の夕ツチ位置に対応する、 表示中の地図上の位 置を意味するものとする。

図中のステップ 7 1 〜 7 3の処理は第 2図中のステップ 2 1〜 2 3の処理と同様である。 ステップ 7 2において、 タツチパネル 1 7 が夕ツチされたと判定すると、 C P U 1 1はステップ 7 4において、 その夕ツチが所定時間内に離されたか否かを判定する。 離されたと 判定した場合はステップ 7 6へ進み、 離されていないと判定した場 合はステップ 7 5へ進む。 ステップ 7 5では、 第 2図のステップ 2 4〜 2 9と同様の処理を行い、 処理を終了したら、 本施設深索処理 を終了する。

ステップ 7 6では、 最初の夕ツチから所定時間内に 2回目のタツ チがあったか否かを判定する。 夕ツチがなかったと判定した場合は ステップ 7 7へ進み、あつたと判定した場合はステップ 7 8 へ進む。 ステップ 7 7で【ま第 2図のステップ 2 5 と同様にして、 タツチ位置 を基準とした施設検索を行って検索結果の表示を行い、 その後、 施 設探索処理を終了する。

ステップ 7 8では、 2回目の夕ツチから所定時間内に 3回目の夕 ツチがあつたか否かを判定する。 夕ツチがなかったと判定した場合 はステップ 7 9へ進み、 夕ツチがあつたと判定した場合はステップ 8 0へ進む。

ステップ 8 0では、 3回の夕ツチにより入力された 3つの夕ツチ 位置を頂点とする 3角形の領域 内に存在する施設を対象として、 ス テツプ 7 1で指示されたジャンル名に該当する施設を抽出する。 そ して、 抽出した各施設について、 施設の名称、 施設までの現在位置 からの距離等を表示部 1 6にお いて表示する。 その際、 現在位置;^ らの距離が小さい施設から順に配置して表示するようにしてもよレ 。 この表示が完了したら、 施設探索処理を終了する。

ステップ 7 9では、 2回のタ ツチにより入力された 2つの夕ツチ 位置が、 同一の道路上に存在す るか否かを判定する。 同一の道路上 に存在すると判定した場合は第 2図のステップ 2 9 と同様に、 該道 路に沿った施設を対象として施設検索を行い、 検索結果の表示を行 う。 同一の道路上に存在しない と判定した塲合には、 第 2図のステ ップ 3 1 と同様に、 2つのタツ チ位置の中間位置を基準とする施設 検索を行い、 検索結果の表示を行う。 検索が終了したら、 施設探索 処理を終了する。

なお、 本発明は上述実施形態 に限定されることなく、 適宜変形し て実施することができる。 たと えば、 上述においては、 ジャンル名 の入力と夕ツチ操作の順序につ いて、 限定はされていないが、 この 代わりに、 夕ツチ操作が行われたことに応じて、 音声入力によるジ ヤンル名の指示を待つ状態に移行するようにしてもよい。この場合、 音声認識を行う前に P T T ( P u s h t o T a l k ) スィッチ を押すことにより音声入力待ち 受け状態となるナビゲーション装置 においては、 タツチ操作に対し 、 上述のような P T Tスィッチの押 下と同等の機能を含ませること により、 P T Tスィッチの押下操作 を省略することができる。

また、 この場合、 夕ツチ操作が行われたことに応じて、 たとえ 「なにかごようです力 と語りかける音声出力を行い、 これに対し てユーザによる 「コンビニ」 との発話を音声認識し、 施設検索に阖 する指示として受け入れるようにしてもよい。

また、 上述においては、 ステップ 2 1 において、 ジャンル名を施 設検索に関する指示として受け入れるようにしているが、 ジャン レ 名に基づいて検索した結果、 抽出された施設が多い場合には、 さら にチェーン店名等の: 力を促し、 入力されたチェ一ン店名等に基づ き、 さらに検索対象を絞り込むようにてもよい。 また、 チェーン 名の直接的入力を可倉 gとし、 入力されたチェーン店に該当する施言殳 を検索するようにしてもよい。 あるいはまた、 ジャンル名の代わり に施設の利用目的の f旨示を受け入れ、 これに基づいて施設の検索を 行うようにしてもょレ たとえば、 利用目的として 「食事」 と入 された場合には、 食事に関係するレス トランやファーストフードと いった複数のジャンクレに基づいて施設検索を行うようにしてもよい。

また、 上述においては、 第 4図のように、 地図上の 1つの道路を なぞるようにした入力がなされたか否かを判定し、 肯定的判定がな された場合、 該 1つの道路に沿って、 又は該 1つの道路から所定 g巨 離内に存在する施設を対象として施設検索を行うようにしているが、 さらに、 第 8図に示すように、 相互に交差若しくは連結した複数の 道路 8 1及び 8 2をなぞるような軌跡 8 3の入力がなされたか否か を判定し、 肯定的判定がなされた場合、 その複数の道路 8 1及び 8 2に沿って、 又は各道路 8 1及び 8 2から所定距離内に存在する旌 設を対象として、 施穀検索を行うようにしてもよい。

また、 上述においては、 道路に沿った又は道路から所定距離内に 存在する施設についての検索については、 道路に沿った方向の範困 - 1フ- については特に言及しなかったが、道路に沿った方向の検索範囲を、 なぞるようにした入力の開始位置:^ら終了位置までの範囲に限定す るようにしてもよい。 また、 第 7図のステップ 7 9、 8 0の場合の ように、 2回の夕ツチで道路が特定される場合は、 各夕ツチ位置の 間の範囲に限定するようにしてもよい。 また、 表示部 1 6において 表示されている道路の範囲に限定するようにしてもよい。

また、 第 7図のステップ 8 0に 3いては、 3回の夕ツチによる 3 つの夕ツチ位置を頂点とする Ξ角形の領域に含まれる施設を対象と して施設検索を行うようにしているが、 この代わりに、 所定以上の 時間間隔を置く ことなく連続的に行われた 4回以上の夕ツチによる 夕ツチ位置に基づき、 各夕ツチ位-置を頂点とする多角形の領域内に 存在する施設を対象として施設検索を行うようにしてもよい。

産業上の利用可能性

本発明によれば、 施設の検索に関する指示についての発話及び位 置の入力操作を行うだけで、 所望の位置的範囲に存在する、 指示に 対応した施設の検索を行う ことが きる。 つまり、 より操作が容易 で自由度の高い施設の検索を行う ことができる。

Claims

請求の範囲

1 . 地図情報に関するデータ ースと、 各種施設に関するその 位置情報を含むデータベースと、 Itr記地図情報に基づいて所定範囲 の地図を表示する表示手段と、 表 された地図上の位置の入力を行 うためのポインティングデパイスと、 前記施設の検索に関する指示 についての音声による入力を行う广こめの音声入力手段と、 前記位置 の入力又は指示の入力があったことに応じて、 入力された前記位置 及び指示に基づき、 前記施設に関する検索を行う手段とを具備する ことを特徴とする施設検索装置。

2 . 装置の現在位置を取得する手段と、 前記位置入力を伴うこ となく前記指示入力がなされたか^かを判定する手段とを備え、 前 記検索手段は、 該判定手段により 定的判定がなされた場合には、 該指示に基づき、 現在位置を基準として、 前記施設に関する検索を 行うものであることを特徴とする窘求項 1 に記載の施設検索装置。

3 . 前記指示入力とともに、 ttr記位置入力として 1つの位置の みの入力がなされたか否かを判定する手段を備え、前記検索手段は、 該判定手段による肯定的判定がなざれた場合、 該指示に基づき、 該 1つの位置を基準として、 前記施 に関する検索を行うものである ことを特徴とする請求項 1又は 2 (こ記載の施設検索装置。

4 . 前記指示入力とともに、 ttr記位置入力として、 前記地図上 の、 ある道路を示す複数位置の入かがなされたか否かを判定する手 段を備え、 前記検索手段は、 該判定手段により肯定的判定がなされ た場合、 該指示に基づき、 該道路に沿って又は該道路から所定距離 内に存在する施設について、 前記艇設に関する検索を行うものであ ることを特徴とする請求項 1〜 3 0いずれか 1項に記載の施設検索 装置。

5 . 該判定手段は、 前記複数ィ立置が前記道路から所定の距離内 に存在し、 かつ前記複数位置のうち最後に入力された位置が前記道 路上に存在するとき、 肯定的判定を行うものであることを特徴とす る請求項 4に記載の施設検索装置。

6 . 前記指示入力とともに、 前記位置入力として、 前記地図上 の、 ある領域を示す複数位置の入力がなされたか否かを判定する手 段を備え、 前記検索手段は、 該判定手段により肯定的判定がなされ た場合、 該指示に基づき、 該領域に含まれる施設について、 前記施 設に関する検索を行うものである ことを特徴とする請求項 1〜 5の いずれか 1項に記載の施設検索装置。

7 . 前記指示入力とともに、 前記位置入力として、 前記地図上 の複数位置の入力がなされ、 該複数位置が前記地図上のいかなる道 路及び領域をも示すものではない 否かを判定する手段を備え、 前 記検索手段は、 該判定手段により肯定的判定がなされた場合、 該指 示に基づき、 該複数位置のうち最ネ刀及び最後に入力された両位置の 中間位置を基準として、 前記施設に関する検索を行うものであるこ とを特徴とする請求項 1〜 6のいずれか 1項に記載の施設検索装置。

8 . 前記複数位置の入力は、 前記ポインティ ングデバイスによ り前記地図上をボイントしながらポイント位置を移動させる操作又 はドラッグ操作により行われるものであることを特徴とする請求項 4：〜 7のいずれか 1項に記載の施言 検索装置。

9 . 前記指示入力とともに、 前記位置入力として、 前記ポイン ティングデバイスにより前記地図 _hの 1つの道路又は相互に交差若 しくは連結した複数の道路をなぞるようにした入力がなされたか否 かを判定する手段を備え、 前記検索手段は、 該判定手段により肯定 的判定がなされた場合、 該指示【こ基づき、 該 1つ若しくは複数の道 路に沿って、 又は該 1つ若しく ^ 複数の各道路から所定距離内に存 在する施設について、 前記施設【こ関する検索を行うものであること を特徴とする請求項 1〜 8のいずれか 1項に記載の施設検索装置。

1 0 . 前記道路に沿った又は道路から所定距離内に存在する施設 についての検索は、 前記なぞる うにした入力の開始位置から終了 位置までの範囲で行われることを特徴とする請求項 9に記載の施設 検索装置。

1 1 . 前記指示入力とともに、 前記位置入力として、 1回目のポ ィント操作及びその後の所定時間内における 2回目のポイント操作 による 2つの位置のみの入力が行われたか否かを判定する入力判定 手段を有することを特徴とする請求項 1〜 1 0のいずれか 1項に記 載の施設検索装置。

1 2 . 前記入力判定手段により前記指示入力とともに前記 2つの 位置のみの入力が行われた旨の U定がなされた場合、 該 2つの位置 が同一道路上の位置であるか否 、を判定する手段を備え、 前記検索 手段は、 該判定手段により肯定的判定がなされたとき、 該指示に基 づき、 該道路に沿って又は該道路から所定距離内に存在する施設に ついて、 前記施設に関する検索を行うものであることを特徴とする 請求項 1 1 に記載の施設検索装置。

1 3 . 前記道路に沿った又は道路から所定距離内に存在する施設 についての検索は、 前記 2つの位置の間の範囲で行われることを特 徵とする請求項 1 2に記載の施設検索装置。

1 4 . 前記入力判定手段により前記指示入力とともに前記 2つの 位置のみの入力が行われた旨の判定がなされた場合、 該 2つの位置 が同一道路上の位置であるか否かを判定する手段を備え、 前記検索 手段は、 該判定手段により否定的判定がなされたとき、 該指示に基 づき、 該 2つの位置の 中間位置を基準として、 前記施設に関する検 索を行うものであるこ とを特徴とする請求項 1 1 〜 1 3のいずれか 1項に記載の施設検索装置。

1 5 . 前記指示入力 とともに、 前記位置入力として、 3回又はそ れ以上のポイント操作による 3又はそれ以上の位置の入力が、 所定 以上の時間間隔を置く ことなく連続的に行われたか否かを判定する 判定手段を備え、 前記検出手段は、 該判定手段により肯定的判定が なされたとき、 該 3又はそれ以上の位置を頂点とする 3角形又は多 角形の領域内に存在する施設を対象として、 該指示に基づき、 前記 施設に関する検索を行 うものであることを特徴とする請求項 1 〜 1

4のいずれか 1項に記載の施設検索装置。

1 6 . 前記音声入力手段は、 前記表示された地図上の位置の入力 が行われたことに応じて前記施設の検索に関する指示の入力を受け 入れるものであること を特徴とする請求項 1 〜 1 5のいずれか 1項 に記載の施設検索装置。

1 7 . 前記位置を基準として行う検索は、 該位置から所定距離の 範囲内にある施設を該位置から近い順にリストアップして表示する ものであることを特徴 とする請求項 2 、 3、 7又は 1 4に記載の施 設検索装置。

1 8 . 前記施設の検索に関する指示には、 検索の対象とするジャ ンル名の指定、 検索の ¾象とする固有名称の指定、 及び検索の対象 とする施設の利用目的の指定のうちのいずれか 1つ以上の指定が含 まれることを特徴とする請求項 1 〜 1 7のいずれか 1項に記載の施 設検索装置。

1 9 . 前記道路に沿った又は道路から所定距離内に存在する施設 に関する検索は、 前記表示手段に より表示されている道路の範囲内 で行われることを特徴とする請求項 4、 5、 9又は 1 2に記載の施 設検索装置。

2 0 . 請求項 1〜 1 9のいずれかの施設検索装置を具備し、 その 地図データべ一スを共用すること を特徴とするナビゲーシヨ ン装置。

2 1 . コンピュータを、 請求項 1〜 2 0のいずれかの施設検索装 置を構成する各手段として機能さ せることを特徴とするプログラム。

2 2 . コンピュータが、 地図 1 報に関するデータべ一スに基づい て所定範囲の地図を表示手段上に表示する表示手順と、 コンビュ一 夕が、 表示された地図上の位置の入力を、 ポインティ ングデバイス を介して受け入れる位置入力手順と、 コンピュータが、 施設の検索 に関する指示についての音声によ る入力を受け入れる指示入力手順 と、 コンピュータが、 前記地図僚報に関するデータベース、 各種施 設に関するその位置情報を含むデ一夕べ一ス、 並びに入力された前 記位置及び指示に基づき、 前記施設に関する検索を行う検索手順と を具備することを特徴とする施設検索方法。