WO2004077555A1 - Lsi設計部品データの管理装置 - Google Patents

Lsi設計部品データの管理装置 Download PDF

Info

Publication number
WO2004077555A1
WO2004077555A1 PCT/JP1993/000391 JP9300391W WO2004077555A1 WO 2004077555 A1 WO2004077555 A1 WO 2004077555A1 JP 9300391 W JP9300391 W JP 9300391W WO 2004077555 A1 WO2004077555 A1 WO 2004077555A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
data
component
component data
information
design
Prior art date
Application number
PCT/JP1993/000391
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
Yasuo Jimbo
Takahiro Shimizu
Yuichi Kintaka
Yuji Machiya
Original Assignee
Yasuo Jimbo
Takahiro Shimizu
Yuichi Kintaka
Yuji Machiya
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from JP10574392A external-priority patent/JP3199832B2/ja
Priority claimed from JP10574192A external-priority patent/JP3145778B2/ja
Priority claimed from JP10574292A external-priority patent/JP3145779B2/ja
Application filed by Yasuo Jimbo, Takahiro Shimizu, Yuichi Kintaka, Yuji Machiya filed Critical Yasuo Jimbo
Priority to US08/137,096 priority Critical patent/US5517421A/en
Publication of WO2004077555A1 publication Critical patent/WO2004077555A1/ja

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/30Circuit design

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Description

明 細
L S I設計部品データの管理装置 技 術 分 野 本発明は L S I設計部品データの管理装置、 特に、 A S I C設計において使用する各 C A Dツール向けのライ ブラ リデ一夕を生成したり、 管理したり、 データシー ト を出力したりするための装置に関する。 - 背 景 技 術
L S I の設計工程は、 一般に、 機能設計段階、 論理設 計段階、 回路設計段階、 レイアウ ト設計段階の各段階を 順に経ることにより行われる。 そして、 1つの設計段階 では、 前の設計段階において作成された設計部品データ を利用した設計処理がなされる。 通常は、 各段階の設計 を支援するため、 それぞれ別個の C A Dツールが用意さ れており、 これら C A Dツールにより設計が行われる。 このため、 L S I の設計部品データは、 各 C A Dツール ごとに別々に管理されている。
近年、 L S I の用途は益々広がってゆく傾向にあり、 いわゆる A S I C (特定用途向け集積回路) の需要が年 々高ま ってきている。 A S I Cでは、 個々のユーザーの 要求に応じた比較的大規模な回路設計を短時間に行う必 要がある。 このため、 半導体メーカーが、 各 C A Dツー. ル用の多数の L S I設計部品データをライブラ リ として ユーザ一に提供し、 ユーザ一が、 この提供されたライプ ラ リの中の必要な設計部品データを組み合わせて所望の
L S I設計を行う システムが採られている。 別言すれば、 半導体メ一力一が多数の L S I設計部品データをいわば 個々の部品として予め用意しておき、 ユーザ一はその中 から自分に必要な部品を使って所望の L S I を組み立て る作業を行う ことになる。
L S I 製造プロセスは、 年々、 技術的な進歩を遂げ、 集積回路に対する高性能化および小型化が図られている。 このような高性能化や小型化が図られるごとに、 A S I Cを組み立てるための個々の部品、 すなわち L S I設計 部品データを更新してゆく必要がある。 また、 C A Dッ ールも改良を施した新しいものが誕生しており、 この新 たな C A Dツールに対応するためにも、 ライブラ リ と し て提供される L S I設計部品データの更新が必要になる。
ところが、 上述のように、 この L S I設計部品データ のライブラ リは、 各設計段階ごとに、 各 C A Dツールご とに、 それぞれ用意する必要があり、 しかも複数の設計 部品データが相互に関連をもっているため、 このデータ ライプラ リを更新する作業は非常に複雑なものとなって いる。 また、 旧バージ ョ ンの設計部品デ一夕を更新する こ とにより新バージ ョ ンの設計部品データが作成される 力 ュ一ザ一が常に新バージ ョ ンの設計部品データを利 用するとは限らないため、 複数のバージ ョ ンの設計部品 データを並存させておく 必要がある。 しかも各設計部品 データの情報量は膨大なものであり、 設計部品データの 管理は非常に複雑で困難なものとなっている。
一方、 ユーザーがこのような A S I C設計を行う場合、 個々の部品についての情報が必要になる。 そこで、 半導 体メ 一力一はユーザーに対して、 個々の部品についての 種々の情報をデータ シ一 トあるいはこれをま とめたデ一 夕プッ ク という形態で提供している。 ユーザーは、 この データ シー トを参照しながら、 個々の部品の機能、 特性、 構造などを認識し、 所望の A S I C設計を行う ことにな る。
と ころが、 A S I C設計を行うための部品は非常に多 く 、 ユーザ一に提供されるデータプッ クの情報量は膨大 なものとなる。 したがって、 ユーザ一はこの膨大なデー 夕プッ クの中から自分が必要と している部品についての 情報を探すための繁雑な作業を行わねばな らない。 しか も、 ユーザーが必要と している情報が、 必ずデータプッ ク内に掲載されているという保証もない。 たとえば、 デ —夕プッ ク内に記載されている回路特性値 (セッ トアツ プタイムやホール ドタイムなど) は、 その部品を動作さ せるための安全値となっているのが一般的である。 した がって、 ユーザーが A s I c設計を行うためにより厳密 な特性値を必要とした場合、 データブッ クからはそのよ うな情報を得ることはできない。 また、 半導体メーカー としては、 部品データが更新されるたびに、 新しいデー タブックを用意し、 これをユーザーに配布するという作 業を 亍ゎねばならない。 発 明 の 開 示 本発明の第 1の目的は、 L S I 設計部品デ一夕の生成 処理や更新処理などのデータ管理を容易に行う ことがで きる L S I設計部品データの管理装置を提供することに ある。
本発明の第 2の目的は、 L S I 設計に用いる個々の部 品について、 ユーザ一が必要とする情報を掲載したデー 夕 シー トを出力する機能をもつた L S I設計部品データ の管理装置を提供することにある。
本発明の第 3の目的は、 種々の L S I設計用 C A Dッ —ルに対して供給するデータライブラ リの更新を容易に 行う ことができる L S I設計部品データの管理装置を提 供することにある。
これらの目的を達成するため、 本発明の L S I設計部 品データの管理装置は次のような特徴をもつ。 (1 ) 上述した第 1の目的を達成するため、 本発明の 第 1の特徴をもった L S I設計部品データの管理装置は 所望の部品データから、 この部品データに内在する特 定の要素を抽出する要素抽出手段と、
所望の部品データに内在する要素もしく は外部から入 力された要素を合成するこ とによ.り、 新たな部品データ を合成する部品合成手段と、
合成された部品データを記憶する部品データ記憶手段 と、
要素抽出手段によつて行われた抽出処理および部品合 成手段によつて行われた合成処理のプロセスを記憶する プロセスデ一夕記憶手段と、
要素抽出手段および部品合成手段に対して、 データも しく は指示を入力するための入力手段と、
を有する。
この管理装置のユニークな点は、 要素抽出手段によつ て抽出処理が行われたとき、 あるいは部品合成手段によ つて合成処理が行われたときに、 これらの処理のプロセ スをプロセスデータとして記憶しておく ようにした点で ある。 すなわち、 どの部品データからどのようにして抽 出した要素を用いて、 どのようにして合成を行うことに より、 どの部品が合成されたか、 という情報がプロセス データとして残ることになる。 このようなプロセスデー タを残しておけば、 将来、 特定の部品データが更新され たときに、 この更新が他のどの部品データに影響を与え るかという情報を得ることができ、 また、 このプロセス データを利用して、 他の部品データの更新処理を容易に 行う ことができる。 すなわち、 多数の L S I設計部品デ 一タに対する生成および管理を容易に行う ことができる よつに る。
(2) 上述した第 2の巨的を達成するため 、 本発明の 第 2の特徴をもった L S I設計部品データの管理装置は、 各部品についての部品丁 —タ ¾*デ一夕べ一スと して保 持する記憶手段と、
所望の部品データからヽ この部品データに内在する特 定の要素を抽出する要素抽出手段と、
この要素抽出手段によつて抽出された要素データを、 所定の情報に基づいて編集するこ とにより、 シー ト情報 を作成する シー ト情報作成手段と、
シー ト情報に基づいてヽ データシー トを出力する シー ト出力手段と、 - 要素抽出手段に対して抽出対象となる要素を特定する ための要素指定情報を入力するとともに、 シ一 ト情報作 成手段に対して行うべき編集処理を特定するための要素 編集情報と、 作成すべきシ一 ト情報に関する書式を特定 するための書式設定情報と 、 を入力する入力手段と、
を有する。
この管理装置を用いてュ —ザ一が必要なデ一夕を特定 する情報入力を行うと、 要素抽出手段によって、 このデ 一夕ベースからユーザ一の必要な要素のみが抽出される。 続いて、 シー ト情報作成手段によって、 抽出された要素 データに対する編集が行われ、 ユーザーの所望の書式設 定に従ってユーザ一の必要なデ一夕を掲載したデータシ 一 トを得ることができる。 .
(3) 上述した第 3の目的を達成するため、 本発明の 第 3の特徵をもつた L S I設計部品データの管理装置は、 所望の部品データから、 この部品データに内在する特 定の要素を抽出する要素抽出手段と、
所望の部品データに内在する要素もしく は外部から入 力された要素を合成することにより、 新たな部品データ を合成する部品合成手段と、
合成された部品データを記憶する部品データ記憶手段 と、
要素抽出手段によつて行われた抽出処理および部品合 成手段によつて行われた合成処理のプロセスを記憶する プロセスデータ記憶手段と、
外部から与えられた検索指示に基づいて、 部品データ 記憶手段内のデータの中から特定のデータを検索するデ 一夕検索手段と、
データ検索手段によって検索されたデータを、 C A D ツールの書式に適合するように変換する書式変換手段と、 要素抽出手段、 部品合成手段およびデータ検索手段に 対して、 データもしく は指示を入力するための入力手段 と、
を有 3-る
この管理装置におけるデータ検索手段は、 ユーザーが 入力した検索指示に基づいて、 C A Dツールが必要とし ているデータを検索することができる。 このデータは、 特定の C A Dツールに依存しない共通の書式で用意され ており、 各 C A Dツールに対しては、 書式変換手段によ つてその C A Dツールに適合するよう に書式変換された 後に供給される。 したがって、 部品データは一元的に管 理することが可能である。
(4) また、 本発明の第 4の特徵は、 上述した各管理 装置において、 所望の部品データに内在する要素につい て、 表現を変換することにより別な要素を生成する表現 変換手段を更に設け、 この表現変換手段による表現変換 処理のプロセスをプロセスデ一タ記憶手段に記億させる ようにした点にある。
図面の簡単な説明 第 1図は、 本発明に係る L S I設計部品デー夕の管理 装置の基本構成を示すブロック図である。
第 2図は、 一般的な L S I設計作業の各段階を示す図 ある
第 3図は、 一般的な L S I設計部品データの具体例を 示す図である。
第 4図は、 L S I設計部品データについての要素抽出 処理および部品合成処理の一例を示す図である。
第 5図は、 L S I 設計部品データの相互関連を説明す る簡単なモデルを示す図である。
第 6図は、 第 1図に示す装置において抽出されたマス クパターンデータの一例を示す図である。
第 7図は -. 第 6図に示すマスクパター ンデータを編集 した結果を示す図である。
第 8図は、 第 1図に示す管理装置において出力された データ シー 卜の一例を示す図である。
第 9図は、 第 1図に示す管理装置に、 更に C A Dツー ルに対するラィブラ リの提供機能を付加した実施例を示 すプロック図である。 発明を実施するための最良の形態
§ 1 装置の全体構成
第 1図は、 本発明の一実施例に係る L S I設計部品デ ータの管理装置の基本構成を示すプロック図である。 こ の装置は、 記憶手段 1 ◦、 要素抽出手段 2 0、 部品合成 手段 3 0、 表現変換手段 4 0、 入力手段 5 0、 シー ト情 報作成手段 6 〇、 シー ト出力手段 7 0、 によつて構成さ れている。 これらの各構成要素は、 具体的には、 コ ンビ ユ ー夕およびそのソフ トウェア、 ならびにその周辺機器 によって実現されている。 すなわち、 要素抽出手段 2 0 、 部品合成手段 3 0、 表現変換手段 4 0、 シー ト情報作成 手段 6 0は、 所定のプロダラムに基づいて動作するコン ピュータ本体によつて構成され、 記憶手段 1 0はこのコ ンピュー夕に接練された外部記憶装置によつて構成され、 入力手段 5 0はこのコ ンピュータに接続されたキ一ボ一 ドゃマウスなどの周辺機器によつて構成され、 シ一 ト出 力手段 7 〇はこのコ ンピュータに接続されたディ スプレ ィ、 プリ ン夕、 磁気ディ スク装置、 磁気テープ装置など の周辺機器によって構成されている。 L S I設計部品デ —タは、 記憶手段 1 0内の部品データ領域内にデータべ —スと して保存されており、 この装置は、 このデ一夕べ 一スに基づいて新たな L S I設計部品データを生成した り、 L S I設計部品データをバ一ジョ ンアップしたりす る機能を有する
§ 2 L S I設計部品データ
こ こでは、 この装置についての動作説明を行う前に、 データベースとして用意される L S I設計部品データが 具体的にどのようなデータであるかについて簡単に述べ ておく。 第 2図は、 一般的な L S I 設計作業の各段階を 示す図である。 まず、 機能設計段階 1において、 設計す べき L S I を、 いくつかの機能ブロックの組み合わせに よって表現する設計が行われる。 続く、 論理設計段階 2 では、 各機能プロックをいく つかの論理素子 (A N Dゲ ー ト、 O Rゲー ト、 イ ンバー夕など) の組み合わせによ つて表現する設計が行われる。 更に、 回路設計段階 3で は、 各論理素子を トラ ンジスタ素子、 抵抗素子、 容量素 子などを組み合わせた回路図で表現する設計が行われる。 そして、 レイアウ ト設計段階 4では、 回路図中の各素子 に対応するマスクパターンの設計が行われる。 一般に、 これら各段階における設計作業は、 それぞれ専用の C A Dツールを用いることによって行われる。 この各 C A D ツールには、 それぞれの設計作業に必要な部品データが 用意されている。 すなわち、 機能設計段階 1では機能設 計部品データが用意され、 論理設計段階 2では論理設計 部品データが用意され、 回路設計段階 3では回路設計部 品データが用意され、 レイアウ ト設計段階 4ではレイァ ゥ ト設計部品データが用意される。
第 3図に、 これら設計部品データの具体例をいくつか 示す。 部品データ Aは、 論理設計段階 2で用いる部品デ 一夕であり、 この例では、 3つのイ ンバ一タ素子 I 1 , 1 2, I 3を直列接続してなる素子が 1つの部品を構成 している。 実際には、 1つのイ ンバータだけからなる部 品、 A N Dゲー トゃ 0 Rゲー トなどの他の論理素子から なる部品、 これらを組み合わせた部品、 など多数が存在 する。 また、 同じ論理素子を組み合わせてなる部品であ つても、 動作特性や大きさが異なれば別な部品となる。 たとえば、 部品データ Aは、 機能的には、 3つのイ ンバ ―夕素子を直列接続してなるものであるが、 この部品に ついての動作特性 (たとえば、 入力信号を与えてから出 力信号が得られるまでの遅延時間) や大きさ (半導体チ ップ上での占有面積) も予め定められている。 したがつ て、 「 3つのイ ンバー夕素子を直列接続した」 という同 一機能をもった部品であっても、 遅延時間や占有面積が 異なれば、 部品データ Aとは別個の部品となる。 本発明 における 「部品データ」 とは、 このように、 対象となる 部品について、 機能的情報 (部品データ Aでは、 3つの イ ンバ一夕素子 I I , 1 2, 1 3が直列接続されている という情報) 、 特性的情報 (遅延時間やその他の電気的 特性情報) 、 構造的情報 (大きさ、 形状、 入出力端子の 位置などの情報) を含んだデータを意味するものである。 ώ[7口丁―夕 Bは、 回路設計段階 3で用いる部品データ であり の例では、 2つの トラ ンジスタを並列接続し てなる素子を 3段直列接続することにより 1つの部品を 構成しており、 部品データ Bは部品データ Aに対応した
5 ものになつている。 回路設計段階 3で用いる部ロロとし こ は、 のような トランジスタだけでなく抵抗素子や容量 素子を含んだ部品が多数用意される 。 やはり の部品デ 一夕 Bは 6つの トラ ンジスタ T 1 T 6を図のように
]¾: したという機能的情報の他に、 各トラ ンンス夕の特 i O 性的情報 -Joよび構造的情報を含んだものとなる
立 R σ
i ππ / ―夕 Cは、 レイアウ ト設計段階 4で用いる p παフ 一夕であり 、 この例では、 拡散層 F 1 とポリ シリ コン層
F 2とを交差させたマスクパターンか' 1つの部品を構成 している o やはり この部品データ C も、 拡散層 F 1 とポ
1 5 リ シリ ン層 F 2とを交差させたマス ク ノヽ°タ ンである という機能的情報の他に、 特性的情報 (各層内の電導度 など) よび構造的情報 (各層の面積など) を ·■ /リたも のとなる。
§ 3 L S I 設計部品データの相互関連
A S I Cでは、 個々のユーザーの要求に応じた比較的 大規模な回路設計を短時間に行う必要があるため、 半導 体メーカ一は、 各 C A Dツール用の多数の L S I設計部 品データをライブラ リ としてユーザーに提供する必要が ある。 すなわち、 第 2図に示すすべての段階 1 ~ 4につ いて、 膨大な数の部品データを用意する必要がある。 し かも、 この膨大な数の各部品データは相互に何らかの関 連をもっており、 1つの部品データは、 別な部品データ に内在する要素および外部から与えられる要素を合成す ることによって生成されるのが一般的である。
この部品データ相互の関連を第 4図を参照して簡単に 説明する。 前述のように、 1つの部品データの中には様 々な情報が内在しており、 ある特定の情報のみを 1つの 要素として抽出する ことができる。 L S I設計部品デー 夕では、 一般的に、 機能的要素、 特性的要素、 構造的要 素の抽出が可能である。 たとえば、 第 4図に示すように、 レイアウ ト設計部品データ Dについての要素抽出を考え る。 レイァゥ ト設計に用いられる部品データは、 第 3図 の部品デ一夕 Cに示されているように、 L S I の一部を 図形の集合と して表現したものである。 第 4図に示す例 では、 レイアウ ト設計部品データ Dからは、 機能的要素 d 1 と して素子の種類や素子の接続情報が抽出されてお り、 特性的要素 d 2と して素子の特性値が抽出されてお り、 構造的要素 d 3として各図形の大きさ、 形状、 入出 力端子の位置および名称が抽出されている。 別言すれば、 レイァゥ ト設計部品データ Dに内在している情報は、 機 能的要素 d 1 , 特性的要素 d 2 , 構造的要素 d 3、 の 3 つの要素に分解することができる。 また、 このレイァゥ ト設計部品データ Dの生成プロセ スを考えると、 第 4図の例では、 要素 e と要素 b l と要 素 c 2との合成によって部品データ Dが生成されている。 こ こで、 要素 b lはデータ Bを分解することによって得 られる機能的要素 (具体的には回路図) であり、 要素 c 2はデータ Cを分解することによって得られる特性的要 素 (具体的には遅延時間) であり、 要素 eは外部から与 えられるデザィ ンルール (構造的要素 : たとえば、 配線 層相互の間隔など) である。 結局、 レイアウ ト設計部品 データ Dは、 別な部品を分解することによって得られる 機能的要素 b 1および特性的要素 c 2と外部から与えら れる構造的要素 eとを合成することによつて生成される データという ことになる。
この部品データ相互の関連を更に具体例に即して説明 しょ う。 たとえば、 第 3図に示す部品データ A (論理設 計部品デ一夕) に対応する回路設計部品デ一夕を生成し ようとすれば、 各ィ ンバー夕をそれぞれ 2つの トランジ ス夕によつて構成することにより、 部品データ Bが生成 されることになる。 この場合、 部品データ Bは、 部品デ —夕 Aに内在する機能的要素 a 1 (すなわち、 イ ンバー 夕素子が 3段直 に接続されている部品であるという情 報) を用いて合成された部品となる。 更に、 この部品デ —夕 Bに対応するレイァゥ ト設計部品データ Dを生成す るには、 部品データ Bに内在する機能的要素 b 1 (すな わち、 一対の並列トラ ンジスタを 3段直列接続したこと を示す回路図) と、 別な部品データ Cに内在する特性的 要素 c 2と、 外部から与えられたデザイ ンルール e とを 合成する作業を行う ことになる。
このように、 多数の L S I設計部品デ一夕は、 相互に 複雑に関連をもった集合体となっている。 第 5図は、 こ の相互関連の一例を示す簡単なモデルである。 部品デー 夕 Aを分解すると要素 a 1 , a 2 , a 3が抽出され、 部 品データ Bを分解すると要素 b 1 , b 2 , b 3が抽出さ れ、 部品データ Cを分解すると要素 c 1 , c 2 , c 3が 抽出されている。 そして、 部品データ Cは、 要素 a 3と 要素 b 2とを合成することによって生成され、 部品デー タ Dは、 要素 b l , c 2と、 外部から与えられた要素で あるデザィ ンルール e とを合成することによって生成さ れている。 以上の説明で、 第 2図に示す各段階で用いる 部品データが相互に複雑な関連をもっていることが理解 できたであろう。 .
§ 4 L S I設計部品データの生成管理機能
さて、 こ こで再び第 1図に戻って、 本発明に係る装置 の動作を説明する。 要素抽出手段 2 ◦は、 所望の部品デ 一夕から、 この部品データに内在する特定の要素を抽出 する機能を有する手段である。 すなわち、 第 4図におけ るレイァゥ ト設計部品データ Dが与えられたとき、 これ から機能的要素 d l , 特性的要素 d 2 , 構造的要素 d 3 を抽出する処理を行う。 このような処理を行う手段自身 は公知である。 たとえば、 機能的要素 d 1を抽出する手 段としては、 様々な回路網抽出ソフ トウェアが知られて おり、 特性的要素 d 2を抽出する手段と しては、 様々な 電気的パラメ一夕抽出ソフ トウェアが知られており、 構 造的要素 d 3を抽出する手段と しては、 様々な図形演算 操作ソフ トウェアが知られている。 一方、 部品合成手段 3 0は、 所望の部品データに内在する要素も しく は外部 から入力された要素を合成することにより、 新たな部品 データを合成する機能を有する本発明特有の手段である。 すなわち、 第 4図において、 部品データ Bに内在する要 素 b 1 と部品データ Cに内在する要素 c 2と外部から入 力された要素 e とを合成するこ とにより、 新たな部品デ —夕 Dを合成する処理を行う。 前述したよ う に、 L S I 設計部品デ—夕は、 機能的要.素、 特性的要素、 構造的要 素から構成されているため、 通常はこれらの各要素が用 意できれば、 これらを合成して 1つの部品データを生成 することができる。 また、 表現変換手段 4 0は、 所望の 部品データに内在する要素について、 表現を変換するこ とにより別な要素を生成する機能を有する手段である。 たとえば、 イ ンバー夕という素子を、 論理設計部品デ一 タと して表現すれば、 三角形に丸を付したいわゆるイ ン バー夕のシンボルマ一クで表現されるが、 これを回路設 計部品データとして表現すれば、 並列接続された一対の トラ ンジスタで表現され、 更にこれをレイアウ ト設計部 品データと して表現すれば、 複雑な図形パターンと して 表現される。 ただ、 これら各部品はいずれも同じ機能を 果たすイ ンバー夕という論理素子であることには相違な い。 表現変換手段 4 0は、 実質的には同一の部品につい て、 表現の変換を行う手段である。 第 5図のモデルには、 要素 a 2を表現変換するこ とによって、 要素 1が得ら れる例が示されている。 このような表現変換処理を行う 手段も公知であり、 従来から様々なソフ トウェアが利用 されている。 この装置の特徽は、 要素抽出手段 2 0に , よって要素抽出処理を行ったとき、 部品^成手段 3 0に よって部品合成処理を行ったとき、 表現変換手段 4 0に よって表現変換処理を行ったときに、 それぞれ、 各処理 のプロセスをプロセスデ一夕と して記憶させておく よう にした点にある。 すなわち、 第 1図において、 記憶手段 1 0内には、 部品デ一夕領域 1 1 とプロセスデ一夕領域 1 2とが設けられており、 生成された各部品デ一夕 A , B, C , …は部品データ領域 1 1 に保存され、 各処理の プロセスを記述したプロセスデータ P 1 , P 2 , P 3 …は、 プロセスデータ領域 1 2に保存される。 ここで、 プロセスデータとは、 どのような部品または要素に、 ど のような処理を施すことにより、 どのような部品または 要素が得られたか、 という処理プロセスを示す情報であ る。 たとえば、 第 4図に示す例において、 レイァゥ ト設 計部品データ Dに対して要素抽出処理 (分解処理) を行 う こ とにより、 機能的要素 d 1 , 特性的要素 d 2 , 構造 的要素 d 3が得られた場合、 各要素抽出処理に用いたソ フ トウェアを特定する情報がプロセスデータと して記憶 されることになる。 たとえば、 「部品データ Dに対して . 回路網抽出ソフ トウェアを用いて機能的要素を抽出する 処理を行つた結果、 要素 d 1が得られた」 という情報が、 プロセスデー夕として記録されることになる ο A ¾D
4図に示す実施例では、 プロセスデ一夕は、 更に、 各要 素についての関連要素を示す情報も含んでいる。 7 とん ば、 機能的要素 d lを抽出するプロセスについては、 こ の要素 d 1が部品デ一タ Bの機能的要素 b 1 に関連して いることを示す情報がプロセスデー夕と して記録されて おり、 構造的要素 d 3を抽出するプ Dセスについては、 この要素 d 3がデザィ ンルール eに関連していることを 示す情報がプロセスデータとして記録されている。 この ような関連要素を示す情報は、 各プ口セスを実行したと きにオペレータに入力させることもできる し 、 各プロセ スを実行するためのソフ トウエアによつて自動的に発生 させることもできる。
第 5図に示すモデルについての、. 第 1図の装置の動作 は次のようになる。 まず、 部品データ領域 1 1にヽ 15ロロ データ Aおよび Bが予め記憶されているものとする。 こ こで、 要素抽出手段 2 0内の特定のソフ トウェアを用い て、 部品データ Aを分解して要素 a 1 , a 2 , a 3を抽 出するプロセス P I と、 部品データ Bを分解して要素 b 1 , b 2 , b 3を抽出するプロセス Ρ 2とを実行し、 更 に、 部品合成手段 3 0内の特定のソフ トウェアを用いて、 要素 a 3と要素 b 2とを合成して新たな部品データ Cを 生成するプロセス P 3を実行したものとする。 この場合、 部品データ領域 1 1内には、 新たな部品データ Cが追加 されるが、 同時に、 プロセスデータ領域 1 2内には、 プ 口セスデ一夕 P I , P 2 , P 3が記録される こ とになる。 続いて、 再び要素抽出手段 2 0内の特定のソフ トウェア を用いて、 部品デ一夕 Cを分解して要素 c 1 , c 2 , c 3を抽出するプロセス P 4を実行し、 更に、 部品合成手 段 3 0内の特定のソフ トウェアを用いて、 要素 b 1 , c 2と外部要素 e とを合成して新たな部品データ Dを生成 するプロセス P 5を実行したものとする。 この場合、 部 品データ領域 1 1内には、 新たな部品デ一夕 Dが追加さ れ、 同時に、 プロセスデータ領域 1 2内には、 プロセス データ P 4, P 5が記録されることになる。 また、 表現 変換手段 4 0内の特定のソフ ト ウェアを用いて、 要素 a 2の表現を変換して要素 X 1を得る表現変換処理を行つ た場合には、 更に、 プロセス P 6が追加記録されること になる。 こう して、 第 1図に示す装置における各手段 を用いて、 様々な処理を行うと、 その処理プロセスがプ ロセスデータ と してプロセスデータ領域 1 2に逐次記録 されてゆく こ とになる。
続いて、 このようなプロセスデータを記録しておく メ リ ッ トを以下に説明する。 半導体プロセスの進歩は日進 月歩であり、 半導体ウェハ上に形成される素子の集積度 は年々向上していっている。 したがって、 各部品データ は適宜更新され、 いわゆるバージ ョ ンア ツプが行われる ことになる。 たとえば、 絶縁性の向上により、 各配線層 の間隔を更に短く 設計することができる技術が開発され た場合、 デザィ ンルールが更新され、 その結果、 レイァ ゥ ト設計部品データがバ一ジョ ンアップされる ことにな る。 たとえば、 第 3図に示す部品データ Cをバージ ョ ン アップすると、 各図形をひとまわり小さ く した新たな部 品データ C Nが生成できる。 このとき、 部品データ C と C Nとを、 それぞれから抽出した要素ごとに比較すると 機能的要素については同じである (たとえば、 イ ンバー 夕素子についてのマスクパターンであれば、 デザィ ンル 一ルが更新されても、 イ ンバータ素子であるという点に ついては変わりない) が、 特性的要素 (たとえば、 動作 時間) や構造的要素 (大きさ、 形状、 入出力端子位置) は変わる ことになる。 そこで、 この特性的要素や構造的 要素に基づいて生成された別な部品データについても更 新を行い、 新たな部品データを生成する必要がある。 こ のようなバージ ョ ンアップを行う場合、 プロセスデ一夕 領域 1 2に記録されているプロセスデータは極めて有効 である。 すなわち、 ある 1つの部品あるいは要素の内容 がバージョ ンアップした場合、 そのバ一ジョ ンアップが 別などの部品や要素に影響を及ぼすかを、,このプロセス データから容易に認識することができ、 しかも、 このプ ロセスデータに基づいて、 影響の及ぶ別な部品や要素の バ一ジョ ンアツプ処理を容易に行う ことができるのであ る。
これを、 第 5図のモデルで説明しょう。 いま、 何らか の技術的な進歩により、 部品デ一夕 Aの内容がバ一ジョ ンアップされ、 新たな部品データ A Nが生成された場合 を考える。 この場合、 プロセスデータ領域 1 2内のプロ セスデータ P 1を読み出せば、 過去に、 部品データ Aが 要素 a 1 , a 2 , a 3に分解されたという事実が記録さ れており、 また、 プロセスデータ P 3を読み出せば、 要 素 a 3と要素 b 2とによつて部品データ Cが合成された という事実が記録されている。 したがって、 要素 a 3が バ一ジョ ンアップした場合、 部品デ一夕 C もバ一ジ 3 ン ァップする必要があることが認識できるのである。 たと えば、 部品データ Aが A Nにバ―ジョ ンアップしたため、 . 要素 a 3が要素 a 3 nにバージョ ンアップしていたとす ると、 要素 a 3 nと要素 b 2とを合成して新たな部品デ 一夕 C Nを生成する必要がある。 別言すれば、 部品デ一 夕 Aを A Nにバ一ジョ ンアップしたことにより、 部品デ 一夕 Cを C Nにバージ ョ ンア ップする必要が出てく る。 本発明による装置では、 このパージ ョ ンァ ップ処理も容 易に行う ことができる。 なぜなら、 プロセスデー夕 P 3 には、 要素 a 3 と要素 b 2に対してどのソフ トウエアを 用いてどのような合成処理を施したことにより部品デー 夕 Cが生成できたかという過去の処.理プロセスがそのま ま記録されているため、 要素 a 3の代わり に要素 a 3 n を用いて全く 同様の処理プロセスを実行すれば、 パージ ヨ ンアップされた部品データ C Nが自動的に得られるか らである。
こ う して、 部品デ一夕 Cが C Nにバージ ョ ンア ップさ れた場合、 これにプロセス P 4を施すことによって得ら れる要素 c 2の内容に変化があるかどうかを容易に認識 する こ とができる。 たとえば、 要素 c 2が要素 c 2 π に バージョ ンアップされた場合には、 この要素 c 2 n と要 素 b 1 とデザィ ンルール e とに対して、 プロセス P 5を 実行すれば、 部品データ Dを D Nにバ一ジ ョ ンアップす る こ とが容易にできるのである。
要するに、 プロセスデータ領域 1 2内に、 実行した各 プロセス処理の記録を残しておく ことにより、 ある部品 や要素がバージ ョ ンアップしたときに、 他のどの部品や 要素に影響が及ぶかという ことを自動的に認識する こと ができ、 しかも、 過去のプロセス処理と同様の処理を再 度実行することにより、 影響が及ぶ部品についてのバー ジョ ンアップも自動的に行う ことが可能になる。 このよ うに、 本発明に係る L S I設計部品データの管理装置に よれば、 各部品データについて行われた各プロセス処理 をプロセスデータと して記録しておく ようにしたため、 部品データの生成や更新作業などのデータ管理を容易に 行う ことができるようになる。
§ 5— データ シー トの 力機能
以上、 第 1図に示す装置における L S I設計部品デー 夕の生成管理機能についての動作を説明した。 この機能 を用いれば、 部品データ領域 1 1内に常に最新の部品デ 一夕をデータベースと して保持することが容易に行える ことになる。 第 1図に示す装置は、 このような L S I設 計部品データの管理機能を行う部分の他に、 シー ト情報 作成手段 6 0 と シー ト出力手段 7 0 とが付加されており、 データシー トの出力が可能になっている。 以下、 このデ 一タ シ一 トを出力するための動作について説明する。 - いま、 ユーザ一が特定の A S I C設計を行う場合を考 える。 この場合、 ユーザーは、 設計に用いる部品につい て、 種々の情報を得たいと考えるであろう。 従来は、 半 導体メーカーから配布されたデ一夕ブックの中から必要 な情報を探し出すという作業を行っていたが、 本発明の 装置によれば、 次のような操作により、 必要な情報を掲 載したデータシー トを容易に得ることができるようにな る。 まず、 ユーザーは、 入力手段 5 0から、 要素抽出手 段 2 0に対して要素指定情報を与える。 これは、 どの部 品のどの要素を必要としているかを特定するための情報 である。 たとえば、 第 4図に示すレイァゥ ト設計部品デ —夕 Dについて、 大きさや形状、 あるいは入出力端子の 位置および名称といつた構造的要素 d 3に関する情報が 必要であれば、 「部品データ Dの構造的要素 d 3が必要 である」 という指示を入力してやればよい。 要素抽出手 段 2 0は、 この指示を受け、 部品データ領域 1 1内の部 品データ Dから、 構造的要素 d 3を抽出する処理を行う。 こ こでは、 たとえば、 第 6図に示すようなマスクパター ンデ一夕が構造的要素データ d 3と して抽出されたもの とする。
こう して抽出された要素デ一夕 d 3は、 シー ト情報作 成手段 6 0に送られ、 ここでデータの編集作業が行われ る。 こ こで行われる編集作業は、 大別して 2とおりの作 業となる。 第 1の作業は、 抽出した要素データ自身に対 する編集作業である。 これは、 抽出した要素データの中 から、 ユーザーが必要としているデータのみを選別して 取り出す作業である。 たとえば、 第 6図のようなマスク パターンデータについて、 入出力端子の位置および名称 だけが必要である場合、 ユーザーは入力手段 5 0を介し て、 シー ト情報作成手段 6 ◦に要素編集情報と してその 旨を指示する情報を与えればよい。 シー ト情報作成手段 6 0は、 この要素編集情報に基づいて、 抽出した要素デ 一夕の中からユーザーが必要と しているデータのみを選 別する。 具体的には、 第 6図に示すようなマスクパター ンデ一夕から、 入出力端子の位置および名称に関連する データのみを抽出し、 第 7図に示すようなデータを得る。 このような編集作業は、 マスクパターンデータから所定 のレイヤーの情報のみを抽出する図形演算を行えばよい。 このシー ト情報作成手段 6 0で行われる第 2の作業は、 要素データの出力を所定の形式に整える編集作業である。 ユーザーは、 どの位置にどのデータをどのような形式 (たとえば、 単位をどうするか、 グラフの形式にするか 表の形式にするかといつた態様) で出力させるかを示す 書式設定情報を、 入力手段 5 0を介してシー ト情報作成 手段 6 0に与えればよい。
こ う して、 シー ト情報作成手段 6 0における編集作業 が完了すると、 編集後のデ一夕はシー ト情報と してシー ト出力手段 7 0に与えられる。 シー ト出力手段 7 0は、 具体的には、 ディ スプレイ、 プリ ンタ、 磁気ディ スク装 置、 磁気テープ装置などの周辺機器によって構成されて いる。 ディ スプレイで出力を行えば、 ユーザーはデータ シー トをディ スプレイの画面上で確認することができ、 プリ ンタで出力を行えば、 紙面上に印刷された状態のデ 一夕シー トを得ることができる。 また、 磁気ディ スク装 置や磁気テープ装置に対して出力を行えば、 デジタルデ —夕の形式でデータシー トを保存しておく ことができる。 プリ ンタで出力を行った結果得られるデータシー トの
—例を、 第 8図に示す。 ·このデータシー トの領域 I には、 第 7図に示すマスクパターンデータ (入出力端子の位置 および名称に関する部分のみ) が出力されている。 また、 領域 Πには、 この部品の素子の種類を示すシンボルが出 力され、 領域 IEには、 この素子の真理値表が出力されて いる。 このシンボルや真理値表は、 部品データ Dから機 能的要素 d lを抽出することにより得られる。 また、 領 域 IVおよび Vには、 この素子の特性値情報 (遅延時間 T と付加容量 C との関係) が出力されている。 この特性値 情報は、 部品データ Dから特性的要素 d 2を抽出するこ とにより得られる。 なお、 この特性値情報は、 領域 IVで はダラフの形式で出力され、 領域 Vでは表の形式で出力 されているが、 このような出力形式は、 書式設定情報と してシー ト情報作成手段 6 0に与えればよい。
このよう に、 本装置を用いれば、 部品データ領域 1 1 内に用意されたデータベースに蓄積されている任意の情 報を、 任意の形式でデータシー トと して出力させること ができる。 また、 プロセスデータ領域 1 2内のプロセス データを利用することにより、 1つの部品データに関連 のある別な部品デ一夕を検索し、 検索した部品データに ついてのデータシー トを出力させるような処理も可能に なる。 たとえば、 第 5図に示すように、 部品データ Aに 対してプロセス P 1を実行することにより要素 a 3が得 られ、 部品デー夕 Bに対してプロセス P 2を実行するこ とにより要素 b 2が得られ、 更に、 要素 a 3と要素 b 2 とを用いてプロセス P 3を実行することにより部品デ一 タ Cが合成できるというプロセスデータを利用すれば、 部品データ Aに関連するデータとして部品データ Cを検 索するこ とができる。 このような検索機能は、 多数の部 品の中から実際に利用する部品を選択する作業を行う と きに便利である。 たとえば、 ある部品 Xを用いようと し て、 この部品 Xの特性的要素 (たとえば、 遅延時間) を データシ— トと して出力させた結果、 より遅延時間の短 い別な部品を用いる必要があることが判明したとする。 このような場合、 部品; Xの機能的要素を用いて生成され ている別な部品 Y, Zを、 プロセスデータ領域 1 2内の プロセスデータを利用して検索すればよい。 部品 X , Y , Zは、 同じ機能的要素に基づいて生成された部品である ため、 論理機能は等価である。 そこで、 検索した部品 Y , Zについての特性的要素 (遅延時間) をデータシー トと して出力させれば、 最も適当な部品を容易に選択するこ とができる。
このように、 本装置のデー夕シー ト出力機能を利用す れば、 デ一'夕ベースと して用意された L S I設計部品デ 一夕からユーザ一の必要な要素のみを抽出し、 抽出した 要素データをユーザーの所望の書式設定に従つて編集し、 これをデータシー トと して出力できるようにしたため、 ユーザーが必要とする情報を、 ユーザ一の所望の形式で 提供することができるようになる。 § 6 C A Dツールへのライブラ リ提供機能
こ こでは、 第 1図に示す装置に、 更に C A Dツールへ のライブラリ提供機能を付加した実施例を第 9図に基づ いて説明する。 この第 9図に示す実施例は、 第 1図に示 す実施例の装置に、 更に、 データ検索手段 8 0と書式変 換手段 9 ◦とを接続したものであり、 部品データ領域 1 1内に用意されたデータべ一スに基づいて、 複数の C A Dツール 1 0 0 , 2 0 0にそれぞれ別個のデータライブ ラ リ 1 5 0 , 2 5 0を提供できる。 以下、 この C A Dッ ールへのライブラ リ提供機能について説明する。
いま、 ユーザーが、 第 1 の C A Dツール 1 0 0を使つ て特定の A S I C設計を行っている場合を考える。 この 場合、 ユーザーは、 部品データ領域 1 1内に用意された 多数の部品のうち、 第 1の C A Dツールで利用可能な部 品を使って、 特定の A S I Cを組み立てる作業を行う こ とになる。 たとえば、 第 1の C A Dツール 1 〇 0が、 第 2図に示すレイァゥ ト設計段階 4を実行するためのツー ルであったとすると、 このツールではレイァゥ ト設計部 品データが利用されることになる。 そこでユーザーは、 この第 1 の C A Dツール 1 ◦ 0において利用しよう と考 えているレイァゥ ト設計部品データの条件を示す検索指 示を入力手段 5 ◦からデータ検索手段 8 0に与える。 デ 一夕検索手段 8 0は、 この検索指示に基づいて、 部品デ 一夕領域 1 1内のデータベースから条件に該当する部品 を検索する。 該当する部品データが検索されたら、 要素 抽出手段 2 〇によって、 その部品データの中から必要な 要素データが抽出され、 抽出された要素データは書式変 換手段 9 0に与えられる。 書式変換手段 9 ◦内には、 第 1の C A Dツール 1 0 0に関する書式情報と、 第 2の C A Dツール 2 0 0に関する書式情報とが用意されている。 上述の例の場合、 書式変換手段 9 0は抽出された要素デ 一夕を、 第 1の C A Dツール 1 0 0に適合する害式に変 換し、 これを第 1の C A Dツール 1 0 0へ提供する。 こ う して、 第 1の C A Dツール 1 0 0は、 必要なデータを 所定の書式で得るこ とができ、 これをデータライブラ リ 1 5 〇 として保存しておく ことができる。
書式変換手段 9 ◦の機能は, 各 C A Dツールに対して、 それぞれ適合した書式でデ一夕を供給することである。 たとえば、 要素抽出手段 2 0によって、 第 6図に示すよ うなマスクパターンのデータが要素デ一夕と して抽出さ れ、 このデータが書式変換手段 9 ◦に与えられたとする。 この場合、 ある C A Dツールは第 6図に示すデータのす ベてを必要とするかもしれないが、 別な C A Dツールで は、 第 7図に示すように、 入出力端子の位置および名称 だけを必要とするかも しれない 0 また、 同じ内容のデー 夕であつても、 各 C A Dツールによつてデータ構造も異 なる。 書式変換手段 9 0は、 このような場合に、 各 C A
Dツールに適合した書式にデータを変換した上、 これを 供給する処理を行う。 このように 、 部品データ領域 1 1 内のデ一夕べ一スは、 各 C A Dッールに全く依存するこ となく 、 共通の書式で一元管理しておき、 書式変換手段
9 0によって各 C A Dツールに M合した書式に変換して データ供給を行う点が、 この装置の特徴のひとつである このような構成にしておけば、 部品データが更新される ような場合であっても、 部品デ一夕領域 1 1 内のデ一夕 ベースに対して更新処理を行うだけですむ。 また、 新た な C A Dツールが加わったような場合でも、 この新たな
C A Dツールに関する書式情報を書式変換手段 9 0内に 付加するだけで、 新たな C A D 7ールについてのデー夕 ラィプラ リの提供が可能になる o
また 、 この装置によれば、 デ ―タ検索手段 8 0は、. プ ロセスデー夕領域 1 2内のプロセスデータを利用したデ
—夕検索を行う ことも可能である o たとえば、 ユーザー が、 第 2の C A Dツール 2 0 0を使つて論理設計を行つ ており 、 種々の論理ゲー トを部 □ α Dと して使つた設計を行 う場合を考える。 こ こでは、 説明の便宜上、 第 5図のモ デルの各部品データ A ~ Dが、 いずれも複数の部品デー 夕からなる部品データ群を構成しているものとして説明 する。 たとえば、 部品データ A - 1の要素 a 3 — 1を用 いて D DP 夕 C 一 1が合成され 部品データ A— 2の 要素 a 3 - 2を用いて部品デ一タ C 一 2が合成されてい る o T ユーザーが、 部 DD 厂 ―夕群 Cの中から、 あ る特定の消費電力をもった論理ゲ トを選んで使いたい という要望をもったとする。 このチ
合、 仮に要素 a 3 —
1 a 3 - 2 , ···がそれぞれ 「消費電力」 を示す要素で め とすれば 、 各部品データ C 一 1 , C - 2 , …につい て、 それぞれプロセス P 3 — 1 P 3 - 2 , …を参照す るこ とにより 、 要素 a 3 - 1 , 3 ― 2 , …を得ること ができる。 そこでこれら要素 a 3 ― 1 , a 3 — 2…の中 力、ら 、 所望の消費電力に対応するものを検索すればよい たとえば、 要素 a 3— 2が所望の消費電力に対応してい れば B R|i D aD —夕群 Cの中から部口データ C 一 2を選べ ばよいこ とになる。 前述したように、 部品デ一夕領域 1 1内の各部品は、 他の部品の要素を複雑に絡み合わせて 生成されたものであり、 その生成プロセスは、 プロヤス デー夕領域 1 2内にプロセスデータとして記録されてい る。 したがって、 このプロセスデータを参照すれば、 あ る特定の 「消費電力」 をもった部品を容易に検索するこ とが可能である。 このように、 ユーザーが所定の条件 (たとえば 「消費電力」 ) を検索情報として入力すれば、 データ検索手段 8 0が、 プロセスデータ領域 1 2内のプ ロセスデータを参照してこの条件に合致した部品の検索 を行うことができる点も、 本発明の特徴のひとつである。 以上のとおり、 この装置における C A Dツールへのラ ィブラ リ提供機能によれば、 C A Dツールからの検索情 報に基づいて、 C A Dツールが必要と しているデータを データべ一ス内から検索し、 これを C A Dツールに適合 するように書式変換して供給するようにしたため、 部品 データを一元的に管理できるようになる。
以上、 本発明を簡単なモデルを使った実施例について 説明したが、 本発明はこの実施例のみに限定されるもの ではなく 、 この他種々の態様で実施可能である。 たとえ ば、 第 1図および第 9図に示す各手段は、 単一のコンビ ユ ー夕によって構成してもよいし、 複数のコ ンビュ一夕 によって構成してもよい。 また、 一部分を半導体メーカ —側に設置し、 別な一部分をユーザ一側に設置し、 両者 間を通信回線を介して接続するような構成にしてもよい。 更に、 上述の実施例では、 バージ ョ ンアツプがあつたと き、 旧バ一ジ ョ ンの部品データの扱いについて特に言及 はしていないが、 実用上は、 旧バ一ジヨ ンの部品を利用 した設計を行う ことも考えられるため、 新旧両バ一ジョ ンの部品データを、 部品データ領域 1 1内に並存させて おく のが好ま しい。 また、 要素抽出手段 2 ◦で抽出した 要素自身を、 1つの部品データとして、 部品データ領域 1 1に記憶させることも可能である。 産業上の利用可能性 本発明に係る L S I設計部品データの管理装置は、 L S I を設計するための設計部品を提供する半導体メ一力 一と、 この設計部品を用い C A Dツールを操作して所望 の L S I設計を行うユーザーと、 の双方によって利用で きる。 特に、 A S I Cの設計には非常に有効な利用が期 待できる。

Claims

請求 の 範 囲
1. L S I設計で用いる各種部品データを管理する 装置であって、 ' 所望の部品データから、 この部品データに内在する特 定の要素を抽出する要素抽出手段 ( 2 0 ) と、
所望の部品データに内在する要素もしく は外部から入 力された要素を合成することにより、 新たな部品データ を合成する部品合成手段 ( 3 0 ) と、
合成された部品データを記憶する部品データ記憶手段 ( 1 1 ) と、
前記要素抽出手段によつて行われた抽出処理および前 記部品合成手段によつて行われた合成処理のプロセスを 記憶するプロセスデータ記憶手段 ( 1 2 ) と、
前記要素抽出手段および前記部品合成手段に対して、 データ も しく は指示を入力するための入力手段 ( 5 0 ) と、
を備えることを特徴とする L S I 設計部品データの管 - 理装置。
2. 請求項 1に記載の管理装置において、
所望の部品データに内在する要素について、 表現を変 換するこ とにより別な要素を生成する表現変換手段 (4 0 ) を更に設け、 この表現変換手段による表現変換処理 のプロセスをプロセスデータ記憶手段 ( 1 2 ) に記憶さ せるようにしたことを特徴とする L S I設計部品データ の管理装置。
3. L S I設計で用いる各種部品についてのデータ シー トを出力する機能をもったデータの管理装置であつ て、
各部品についての部品データをデ一夕べ一スとして保 持する記憶手段 ( 1 1 ) と、
所望の部品データから、 この部品デ ―タに内在する特 定の要素を抽出する要素抽出手段 ( 2 0 ) とヽ
この要素抽出手段によって抽出された要素データを、 所定の情報に基づいて編集することによ ¾ ヽ シ一 ト情報 を作成するシー ト情報作成手段 ( 6 0 ) と、
前記シー ト情報に基づいて、 データシ一 トを出力する シ一 ト出力手段 ( 7 0 ) と、
前記要素抽出手段に対して抽出対象と る要素を特定 するための要素指定情報を入力するとともに 、 刖 §己シ一 ト情報作成手段に対して行うべき編集処理を特定するた めの要素編集情報と、 作成すべきシー ト情報に関する書 式を特定するための書式設定情報と、 を入力する入力手 段 ( 5 0 ) と、
を備えることを特徴とする L S I 設計部品データの管 理装置。
4. 請求項 3に記載の管理装置において、
所望の部品データに内在する要素もしく は外部から入 力された要素を合成することにより、 新たな部品データ を合成して記憶手段内のデータベースに付加する部品合 成手段 ( 3 0 ) と、
要素抽出手段によつて行われた抽出処理および部品合 成手段によって行われた合成処理のプロセスを記憶する プロセスデータ記憶手段 ( 1 2 ) と、
を更に備 _る しとを特徴とする L S I設計部品データ の管理装 o
¾k
5. 求項 4に記載の管理装置において、
所望の部 πα 夕に内在する要素について、 表現を変 換することにより別な要素を生成する表現変換手段 (4
0 ) を更に設け、 この表現変換手段による表現変換処理 のプロセスをプロセスデータ記憶手段 ( 1 2 に 己億さ せるようにしたことを特徴とする L S I設計部品データ の管理装 ο
6. L π .計を行うための C A Dツールで用いる 各種部品のデータライブラ リを生成するデータの管理装
^でめっ 、 所望の部品データから、 この部品データに内在する特 定の要素を抽出する要素抽出手段 ( 2 0 ) と、 所望の部品データに内在する要素もしく は外部から入 力された要素を合成することにより、 新たな部品データ を合成する部品合成手段 ( 3 0 ) と、
合成された部品データを記憶する部品データ記憶手段 ( 1 1 ) と、
前記要素抽出手段によつて行われた抽出処理および前 記部品合成手段によつて行われた合成処理のプロセスを 記憶するプロセスデータ記憶手段 ( 1 2) と、
外部から与えられた検索指示に基づいて、 前記部品デ 一夕記憶手段内のデータの中から特定のデータを検索す るデータ検索手段 (80 ) と、
前記デ一夕検索手段によつて検索されたデータを、 前 記 C A Dツールの書式に適合するように変換する書式変 換手段 ( 0 ) と、
前記要素抽出手段、 前記部品合成手段および前記デー タ検索手段に対して、 データもしく は指示を入力するた めの入力手段 ( 5 0 ) と、 . を備える ことを特徵とする L S I設計部品データの管 理装置。
7. 請求項 6に記載の管理装置において、
所望の部品データに内在する要素について、 表現を変 換することにより別な要素を生成する表現変換手段 (4 0 ) を更に設け、 この表現変換手段による表現変換処理 のプロセスをプロセスデータ記憶手段 ( 1 2 ) に記憶さ せるようにしたことを特徵とする L S I設計部品データ の管理装置。
PCT/JP1993/000391 1992-03-31 1993-03-30 Lsi設計部品データの管理装置 WO2004077555A1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/137,096 US5517421A (en) 1992-03-31 1993-03-30 System for managing LSI design part data

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4-105741 1992-03-31
JP4-105743 1992-03-31
JP10574392A JP3199832B2 (ja) 1992-03-31 1992-03-31 Lsi設計用cadのデータライブラリ生成装置
JP10574192A JP3145778B2 (ja) 1992-03-31 1992-03-31 Lsi設計部品データの生成管理装置
JP10574292A JP3145779B2 (ja) 1992-03-31 1992-03-31 Lsi設計用データシートの出力装置
JP4-105742 1992-03-31

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2004077555A1 true WO2004077555A1 (ja) 2004-09-10

Family

ID=27310565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP1993/000391 WO2004077555A1 (ja) 1992-03-31 1993-03-30 Lsi設計部品データの管理装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5517421A (ja)
WO (1) WO2004077555A1 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3163959B2 (ja) * 1995-08-09 2001-05-08 ヤマハ株式会社 Lsi設計データのファイル変換方法及び装置
JP3597280B2 (ja) * 1995-11-28 2004-12-02 株式会社リコー 統合シミュレーション装置及び回路シミュレーション用パラメータ抽出方法
US6177942B1 (en) * 1996-04-30 2001-01-23 Mentor Graphics Corporation Part development system
US5757655A (en) * 1996-08-26 1998-05-26 Micron Technology, Inc. Method and system for producing dynamic property forms and compacting property databases
US5936868A (en) * 1997-03-06 1999-08-10 Harris Corporation Method for converting an integrated circuit design for an upgraded process
US6581189B1 (en) * 1998-01-14 2003-06-17 Advanced Micro Devices, Inc. Computer implemented method and program for automating flip-chip bump layout in integrated circuit package design
US6983430B2 (en) * 2003-01-21 2006-01-03 Infineon Technologies Ag Method of resolving mismatched parameters in computer-aided integrated circuit design
US6969903B2 (en) * 2004-01-19 2005-11-29 International Business Machines Corporation High tolerance TCR balanced high current resistor for RF CMOS and RF SiGe BiCMOS applications and cadenced based hierarchical parameterized cell design kit with tunable TCR and ESD resistor ballasting feature
GB2449577A (en) * 2006-02-09 2008-11-26 Fujitsu Ltd Work instruction sheet preparing device,method and program
JP2008084205A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Fujitsu Ltd Cadデータ処理プログラム
JP5248762B2 (ja) * 2006-10-27 2013-07-31 富士通株式会社 設計データ依存関係管理装置、設計データ依存関係管理方法及びプログラム
EP2101387A1 (en) * 2008-03-10 2009-09-16 ABB Research Ltd Controlling distribution of electrical power
JP5926881B2 (ja) * 2010-03-30 2016-05-25 富士機械製造株式会社 画像処理用部品データ作成方法及び画像処理用部品データ作成装置
US9293450B2 (en) * 2014-07-22 2016-03-22 Freescale Semiconductor, Inc. Synthesis of complex cells

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02105975A (ja) * 1988-10-14 1990-04-18 Toshiba Corp 電子回路データ編集装置
JPH02202035A (ja) * 1989-01-31 1990-08-10 Toshiba Corp 半導体集積回路作成システム
JPH0324749A (ja) * 1989-06-21 1991-02-01 Hitachi Ltd セルレイアウトライブラリの生成方法及び半導体集積回路のレイアウト方法
JPH04152475A (ja) * 1990-10-16 1992-05-26 Mitsubishi Electric Corp レイアウトパターン設計装置

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4613940A (en) * 1982-11-09 1986-09-23 International Microelectronic Products Method and structure for use in designing and building electronic systems in integrated circuits
US4703435A (en) * 1984-07-16 1987-10-27 International Business Machines Corporation Logic Synthesizer
US5050091A (en) * 1985-02-28 1991-09-17 Electric Editor, Inc. Integrated electric design system with automatic constraint satisfaction
JPS6274158A (ja) * 1985-09-27 1987-04-04 Hitachi Ltd 回路変換方式
EP0218246A3 (en) * 1985-10-09 1988-12-14 Hitachi, Ltd. Method for making of design reference and apparatus therefor
AU7728187A (en) * 1986-09-12 1988-03-17 Digital Equipment Corporation Cad of logic circuits: rule structure for inserting new elements
US5267175A (en) * 1986-09-12 1993-11-30 Digital Equipment Corporation Data base access mechanism for rules utilized by a synthesis procedure for logic circuit design
US5212650A (en) * 1986-09-12 1993-05-18 Digital Equipment Corporation Procedure and data structure for synthesis and transformation of logic circuit designs
US4964056A (en) * 1987-03-25 1990-10-16 Hitachi, Ltd. Automatic design system of logic circuit
US5029102A (en) * 1987-06-08 1991-07-02 International Business Machines, Corp. Logical synthesis
US4924385A (en) * 1987-10-26 1990-05-08 Casio Computer Co., Ltd. Method of detecting types of parts constituting a larger group of parts
US4922432A (en) * 1988-01-13 1990-05-01 International Chip Corporation Knowledge based method and apparatus for designing integrated circuits using functional specifications
US5031111C1 (en) * 1988-08-08 2001-03-27 Trw Inc Automated circuit design method
JPH02234274A (ja) * 1989-03-08 1990-09-17 Hitachi Ltd パイプライン制御論理の自動生成方法及び制御論理
US5367468A (en) * 1990-02-21 1994-11-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Design aid method and design aid apparatus for integrated circuits
GB2241362B (en) * 1990-02-23 1993-12-15 Fraunhofer Ges Forschung Method of computer-aided processing of geometrical constructional objects (CAD models)
US5220512A (en) * 1990-04-19 1993-06-15 Lsi Logic Corporation System for simultaneous, interactive presentation of electronic circuit diagrams and simulation data
US5345393A (en) * 1990-08-22 1994-09-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Logic circuit generator

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02105975A (ja) * 1988-10-14 1990-04-18 Toshiba Corp 電子回路データ編集装置
JPH02202035A (ja) * 1989-01-31 1990-08-10 Toshiba Corp 半導体集積回路作成システム
JPH0324749A (ja) * 1989-06-21 1991-02-01 Hitachi Ltd セルレイアウトライブラリの生成方法及び半導体集積回路のレイアウト方法
JPH04152475A (ja) * 1990-10-16 1992-05-26 Mitsubishi Electric Corp レイアウトパターン設計装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5517421A (en) 1996-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7971178B1 (en) System to merge custom and synthesized digital integrated circuit design data
WO2004077555A1 (ja) Lsi設計部品データの管理装置
US9304981B1 (en) System and method for providing an inter-application overlay to communicate information between users and tools in the EDA design flow
Lin et al. Analog placement based on novel symmetry-island formulation
US20090070724A1 (en) Information processing device, method of creating power supply system tree and program of the same
JP3145779B2 (ja) Lsi設計用データシートの出力装置
JP3199832B2 (ja) Lsi設計用cadのデータライブラリ生成装置
JP3145780B2 (ja) Lsi設計装置
JP4703533B2 (ja) 試作組合せ算出装置、そのプログラム、方法及びそれを含むcadシステム
JP3256323B2 (ja) Lsi設計用cadシステム
JP3145778B2 (ja) Lsi設計部品データの生成管理装置
JP2001022811A (ja) 部品手配リスト作成装置及び記録媒体
JP2002109448A (ja) 帳票処理装置、帳票処理方法、記憶媒体
JP2998674B2 (ja) 設計作業における文書作成支援装置
US20120011483A1 (en) Method of characterizing regular electronic circuits
JP2004280535A (ja) 論理回路入力装置
JP2959606B2 (ja) 論理接続データ格納方法
US20060136851A1 (en) Method for the generation of static noise check data
WO2023080890A1 (en) Automated cell black boxing for layout versus schematic
Hill et al. Overview of the IDA system: A toolset for VLSI layout synthesis
JP2001236111A (ja) ロット番号の自動発番システム
JP2002163312A (ja) ハードウェア設計情報変換装置及びその変換方法
JP3664954B2 (ja) 遅延ライブラリ作成システムおよび記録媒体
JP2004341770A (ja) データ管理システム及びデータ管理方法
JP3641063B2 (ja) マクロライブラリ生成装置

Legal Events

Date Code Title Description
WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 08137096

Country of ref document: US

AK Designated states

Kind code of ref document: A1

Designated state(s): US