WO1997038510A1

WO1997038510A1 - Procede de communication par telecopie et telecopie

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Publication number: WO1997038510A1
Application number: PCT/JP1997/000694
Authority: WO
Inventors: Kyoji Saito; Kiyoshi Toyoda; Tatsuo Bando
Original assignee: Matsushita Graphic Communication Systems, Inc.
Priority date: 1996-04-04
Filing date: 1997-03-06
Publication date: 1997-10-16
Also published as: US6731410B2; CA2216419A1; CN1185879A; CN1198426C; US20020018245A1; KR19980703495A; CA2216419C; EP0835011A4; US6208426B1; KR100259417B1; EP0835011A1

Description

明細書ファクシミリ通信方法及びファクシミリ装置技術分野

本発明は、静止画像、動画像、音声データなどのサイズの大きいデータをネットワーク経由で通信するデータ通信方法に係り、特にネットワーク上で電子メールシステムを利用してファクシミリデータ等のイメージデータを送信するファクシミリ通信方法及びファクシミリ装置に関するものである。背景技術

近年、オフィス内における業務の効率化を図るために、オフィスに備えられている情報処理装置がオフィス内に敷設した LAN (し ocal Area Network)で接続されている。別のファクシミリ装置力公衆回線網を介して送られてきたファクシミリデータをファクシミリ装置が受信する。このファクシミリ装置が受信ファクシミリデータを個人宛の電子メールに変換し、当該電子メールをファクシミリ装置の接続されてレ、る LAN上の情報処理端末に対して送信する。

このようなファクシミリ通信を行うファクシミリ通信システムが特開平 6-164645号公報に開示されている- 第 29図に上記特開平 6- 164645号公報記載のファクシミリ通信システムの概略が示されている。 LAN181に複数の情報処理端末 182— 1、 182— 2、 182— 3及びネットヮ —ク接続型のファクシミリ装置（NETFAX) 183が接続されている。 NETFAX183は IS DN (Integrated Services Digital Network)に接続されてレヽる。

別のファクシミリ装置で送信原稿をスキャンすることによって原稿のイメージデータを読取る。当該ファクシミリ装置から読取ったイメージデータを ISDN184経由で LAN上の情報処理端末 182— 1へ送信する。ファクシミリ装置は、 NETFAX183の電話番号によって、イメージデータを LAN上の NETFAX183へ ISDN184経由で送信する。このとき、 ISDNで提供している番号通知付加サ一ビスに含まれるサブアドレスに情報処理端末 182— 1の電子メールアドレスを設定して同時に送る。 NETFAX183はファクシミリ装置からィメ一ジデータを受信すると、受信したイメージデータを電子メールの送信フォーマットに変換し、サブアドレスとして入力された情報処理端末 182— 1の電子メールアドレスへ送信する。 LAN181上に構築された既存の電子メールシステムでは、ファクシミリ送信するイメージデータの付加された電子メールが中継サイトや受信サイトに一時的に保存される。すなわち、 NETFAX183から情報処理端末 182— 1へ電子メール（ィメ一ジデータを内包するファクシミリデータ）を送信する過程で、イメージデータを内包する電子メールがネットワーク上の中継サイトや受信サイ卜に一時的に保存される。

しかしながら、ファクシミリデータは送信原稿から読取られたイメージデータであるのでデータ容量が大きレ、。ファクシミリデータがカラ一イメージデータであればデータサイズはさらに大きくなる。このようにデータサイズの大きレ、ファクシミリデータは中継サイトゃ受信サイトの容量を大量に消費してしまうという問題がある。

また、 NETFAX183がファクシミリデータの電子メールをネットワーク上の多数の情報処理端末へ同報送信する場合、通常の電子メールに比べてデ一タサイズの大きし、ファクシミリデータがすべてのサイトに対し送信されるため、ネットワークのトラフィックが増大する問題もある。発明の開示

本発明は、上述した問題点を解決するために為されたもので、 LAN、 WAN,インタ —ネット、その他のネットワークを通してファクシミリデータを送信することによるネットヮーク上のトラフィックの増大を大幅に抑制することができ、また電子メールの中継サイト及び受信サイ卜においてメモリ資源を浪費することのないファクシミリ通信方法及びファクシミリ通信装置を提供することを目的とする。

本発明のファクシミリ通信方法は、ファクシミリ装置から受信端末に対して通信ネットヮークを介してファクシミリデータを送信するファクシミリ通信方法であり、前記ファクシミリ装置での送信処理に以下のステップを含む。

(a)ファクシミリデータとして送信する原稿のイメージデータをストレ―ジに保存するステッブ；

(b)前記ストレ一ジに保存されたイメージデータに前記受信端末から前記通信ネットヮ —ク経由でアクセスするためのアクセス情報を生成するステップ；

(c)前記アクセス情報を電子メールにて前記受信端末へ通知するステツァ；

(d)前記受信端末から前記イメージデータに対するアクセス要求を受信すると、前記ストレ一ジのイメージデータを point to point のデータ転送形式の通信プロトコルで当該ファクシミリ装置から前記受信端末へ伝送するステップ。

また、本発明のファクシミリ装置は、ファクシミリデータの宛先となる受信端末の電子メ —ルアドレスを取得し、ファクシミリデータとして送信する原稿のイメージデ一タをストレ

—ジ保存する。ストレ一ジに保存された前記イメージデータに前記受信端末力前記通信ネットワーク経由でアクセスするためのアクセス情報を作成し、アクセス情報を電子メ —ルにて前記受信端末の前記電子メールアドレスへ通知する。受信端末から発せられたアクセス要求を受信すると、前記ストレ一ジの前記イメージデータを point to poin t のデータ転送形式の通信プロトコルで前記受信端末へ伝送する。

本発明によれば、ネットワーク内のストレージに登録したイメージデータへのアクセス情報のみを電子メールにて受信端末へ通知し、画像データを電子メールにて直接送信先には送らないので、大きなイメージデータを多くの宛先に同報送信するような場合でも、多くのサイトに対して同じデータを送信しなくてすみ、相手サイトのメールスプールを占有することがなくなる。

また、本発明のファクシミリ通信方法は、ファクシミリ装置での送信処理に以下のステツァを含む。

(a)ファクシミリデータとして送信する原稿のイメージデータをネットワーク上に配置されたサーバに保存するステップ；

(b)前記サーバに保存されたイメージデータに前記受信端末力前記通信ネットワーク経由でアクセスするためのアクセス情報を生成するステップ；

(c)前記アクセス情報を電子メールにて前記受信端末へ通知するステップ：

また、サーバでの処理に以下のステップを含む。

(d)前記ファクシミリ装置から受信した前記イメージデータを保存するステップ；

(e)前記受信端末から前記イメージデータに対するアクセス要求を受信すると、前記ィメ —ジデータを point to point のデータ転送形式の通信プロトコルで前記受信端末へ伝送するステップ。本発明のファクシミリ装置は、通信ネットワーク上における受信端末の電子メールアドレスを取得し、ファクシミリデータとして送信する原稿のイメージデ一タを前記通信ネットワーク上に配置されたサーバに登録する。サーバに登録された前記イメージデータに前記受信端末から前記通信ネットワーク経由でアクセスするためのアクセス情報を作成し、そのアクセス情報を電子メールにて前記受信端末の電子メールアドレスへ通知する：サーバは、受信端末力出されたアクセス要求を受信して、前記イメージデ一タを po int to point のデータ転送形式の通信プロトコルで前記受信端末へ伝送する。本発明によれば、イメージデータをファクシミリ装置内に登録する必要がなくなるため、大容量のハードディスクをファクシミリ装置から削除でき、構成を簡素化できる。図面の簡単な説明

第 1図は、第 1の実施例に係るファクシミリ通信システムの概略図、

第 2図は、第 1の実施例における NETFAXの機能ブロック図、

第 3図は、 NETFAXにおける CPUの機能ブロック図、

第 4図は、第 1の実施例のフローチャート、

第 5図は、ネットワーク構成を示す図、

第 6図は、 HTML文書化されたイメージデータの構成図、

第 7図は、 URLを送る電子メールの構成図、

第 8図は、第 2の実施例におけるファイル削除機能に関する機能ブロック図、第 9図は、第 2の実施例のフローチャート、

第 10図は、第 3の実施例における NETFAXの機能ブロック図、

第 11図は、第 3の実施例におけるファイル削除機能に関する機能ブロック図、第 12図は、第 3の実施例のフローチャート、

第 13図は、第 4の実施例におけるユーザ認証機能に関する機能ブロック図、第 14図は、第 4の実施例におけるパスワード管理テーブルの構成図、

第 15図は、第 4の実施例のフローチャート、

第 16図は、第 5の実施例におけるユーザ認証機能に関する機能ブロック図、第 17図は、第 5の実施例におけるアクセス確認欄の構成図、

第 18図は、第 5の実施例のフローチヤ一卜、第 19図は、第 6の実施例における送信完了通知機能に関する機能ブコック図、第 20図は、第 6の実施例のフローチャート、

第 21図は、第 7の実施例に係るファクシミリ通信システムの概略図、

第 22図は、第 7の実施例における NETFAXの機能ブロック図、

第 23図は、ネットワーク構成図、

第 24図は、第 7の実施例におけるイメージ登録のフローチャート、

第 25図は、第 8の実施例におけるイメージ登録のフローチャート、

第 26図は、第 9の実施例に係る情報処理端末の機能ブロック図、

第 27図は、第 9の実施例のフローチヤ一卜、

第 28図は、情報処理端末が NETFAXで有る場合の機能能ブロック図、並びに第 29図は、従来のファクシミリ通信システムの例を示す図である。発明を実施するための最良の形態

以下、本発明の実施例につ!、て図面を参照にして説明する。

(第 1の実施例）

第 1図に本発明の第 1の実施例に係るファクシミリ通信システムの概略が示されている。ネットワーク接続形のファクシミリ装置（NETFAX) 1が通信ネットワーク 2を経由して受信側端末 3へファクシミリデータを送信する。 NETFAX1は、 www (World Wide Web) サーバ機構を內部に持つ。

NETFAX1は、受信側端末 3の電子メールアドレスを受け付けた後、原稿をスキャンする。このスキャンされた原稿の画像データを內部に持つ wwwサーバ機構のストレ一ジに HTML (Hyper Text Markup Language)文書で外部力アクセス可能な形に変換した上で登録する。一方で、受信側端末 3が通信ネットワーク 2を経由して NETFAX 1のイメージにアクセスするための URL (Uniform Resource し ocator)を電子メールによって受信側端末 3に送信する。

受信側端末 3は、イメージデータを取り込む必要があれば、受信した電子メール中のじ RLを用レ、て NETFAX1の wwwサーバ機構にアクセスし、必要なィメ一ジデータを po int to pointの通信プロトコルに従って取り寄せる。

第 2図は、 NETFAX1の機能ブロック図である。 NETFAX1は、 CPU ) 1が内部バスを介して RAM12、 ROM13、外部ス卜レ一ジ 14、バネル部 15、スキャナ部 16、 LAN制御部 17、プリンタ部 18に接続されている。なお、図示していないが、 NETFAX1は公衆回線網に接続可能になっていて、ファクシミリデータの送受信を行うことができる。

CPU1 1は、ファクシミリ装置全体の動作を管理しており、イメージデータの送信に関しては第 4図に示すフローチャートにしたがって動作する。 CPU1 1の動作を制御するプログラムは ROM 12に格納される。 RAM13は、イメージデータの送受信処理に関連したデータ処理の作業領域として使用される。外部ストレ一ジ 14は、ハードディスクに代表される 2次記憶装置であり、ファクシミリデータとして送付するイメージデータの保存に用レ、られる。パネル部 15は、アルファベット、数字、記号を入力できる操作パネルであり、ォベレータから電子メールアドレス及び電話番号などが入力されるスキャナ部 16は、送信原稿を走査してイメージデータに変換する。 LAN制御部 17は、 NETFAX1とネットワーク 2との間のインターフエ一スであり、ネットワークを通してデータの送受信を行う。ブリンタ部 18は、公衆回線網又はネットワーク経由で受信したイメージデータをプリントァゥトする。

第 3図に、 CPTJ1 1の機能ブロックの構成が示されている。データ圧縮部 21は、スキヤナ部 16が読取った送信原稿のイメージデータ又は公衆回線網力受信したファクシミリデータに含まれたイメージデータを JPEG、 TIFF等の方式でデータ圧縮する。 HTML 文書作成部 22は、データ圧縮されたイメージデータを HTML文書に変換し、ファイル名を付けて外部ストレ一ジ 14に保存する。外部ストレ一ジ 14に保存したイメージデータのファイル名及びディレクトリは URL作成部 23に渡される。 URL作成部 23は、 NETF AX1内の外部ストレ一ジ 14に保存したイメージデータにアクセスするためのプロトコル、イメージデータとして送信すべきイメージデータが存在するインタ一ネット上のサーバ名 (NETFAX1)、ィメ一ジデ一タを格納してレ、る外部ストレ一ジ 14内でのディレクトリとフアイル名、の要素からなる URLを作成する。電子メール作成部 24は、パネル部 15より入力される送信先電子メールアドレス、又はファクシミリデータを送ってきた ISDN回線のサブアドレスで指示された送信先電子メールアドレスを取り込む。そして、上記 URL をファクシミリ送信を通知するために送信先電子メールアドレスに送信する。—方、 NE TFAX1内に備えた wwwサーバ機構 25は、受信側端末 3から URLを使って外部ストレ —ジのイメージギークにアクセスしてきたことを認識する。 wwwサーバ機構 25は受信側端末 3から受けたアクセス要求に対し外部ストレ一ジ 14からイメージデータを取り出して受信側端末 3へ HTTPにしたがってダイレクトに伝送する。

以上のように構成したファクシミリ通信システムの動作を説明する。

第 4図は、 NETFAX1における送信処理のフローチャートである。第 5図に示すように、 NETFAX1が LAN26のネットワーク内に存在し、 NETFAX1がル一タ 27を通ってィンタ一ネッド 28に出られるようになっている。一方、インターネット 28上力ルータ 29を経由して別の LAN30に入れるようになっている。 LAN30のネットワーク内に複数の情報処理端末 (ファクシミリを含む）が接続されており、その中の一つがイメージデータの送信先となる受信側端末 3となる。

LAN26内の NETFAX1から別の LAN30内の受信側端末 3に対して、インタ一ネット 28を経由してイメージデータを伝送する場合について説明する。まず、オペレータがパネル部 15より入力した送信先となる受信側端末 3のネットワーク上の電子メールアドレスを入力する（st l)。次にスキャナ部 16で送信原稿を読み取り、イメージデータに変換する（st2) :送信原稿のイメージデータにファイル名を付けて外部ストレージ 14 (ハードデイスク）に保存する（st3)。

スキャナ部 16で送信原稿を読み取って力外部ストレ一ジ 14に保存するまでの過程でイメージデータの圧縮と HTML文書構造化とを行う。例えば、第 6図に示すように、ィメージデータを TIFF形式で符号化し、当該イメージデータを HTMLで文書構造化する ₀ HTML文書は、ネットワークを通して point to pointで HTTP (Hyper Text Tra nsfer Protocol)によってアクセスすることができる。

外部ストレ一ジ 14に登録したイメージデータにアクセスするための URLを作成する。第 7図に示すように、電子メール本文に外部ストレージ 14に登録したイメージデータにアクセスするための上記 URLを書き込んだ電子メールを作成する。この電子メールを S MTP (simple mai l transfer protocol)を使用して受信側端末 3へ送信する（st4) w サーバ機構 25は、受信側端末 3から NETFAX1のイメージデータに対するリクエストを受ける。 wwwサーバ機構 25はリクエストされているファイル名のイメージデータ (ファクシミリデータ）を外部ストレ一ジ 14から取り出し、リクエスト元である受信側端末 3 の IPアドレスに HTTPを使用して伝送する。 NETFAX1が公衆回線網から受信したファクシミリデ一タをネットワーク上の受信側端末 2へ中継する場合、公衆回線網力 ^受信したファクシミリデータ力イメージデ一タを取得して HTML文書に変換する。この HTML文書を外部ストレ一ジ 14に保存して、外部ストレ一ジ 14のイメージデータ（HTML文書）にアクセスするための URLを電子メ一ルで受信側端末 3に送信する。

このように、第 1の実施例は、イメージデータを HTML文書形式で外部ストレ一ジ 14 に保存し、送信先電子メールアドレスにイメージデータのアクセス情報（URL)のみを電子メールで通知し、受信側端末 3から HTTPにて NETFAX1のイメージデ一タにァクセスして取り出すことで、ファクシミリデータ（イメージデータを含む）を中継サイト、受信サイ卜を経由せずに受信側端末に伝送することができる。したがって、大きなイメージデータが中継サイト、受信サイ卜の容量を圧迫する不具合を防止できる。

(第 2の実施例）

第 8図に不要となったイメージデ一タをストレージから削除する機能に関する機能ブロックを示してレ、る。なお、イメージデータをストレージから削除する機能を除き、基本的なシステム構成は第 1の実施例と同じである。

wwwサーバ機構 25は、外部ストレージ 14に保存されてレ、るイメージデータにアクセスがあった場合、アクセスしたファイルに対してログを残す。アクセス検出部 31は、外部ストレ一ジ 14からログを検索してアクセスされたイメージデータを認識する c

ファイル削除機能 32は、外部からアクセスのあったイメージデータのディレクトリ及びフアイル名をアクセス検出部 31から受け取り、外部ストレ一ジ 14から該当するイメージデータを削除する c

第 9図に、 NETFAX1におけるファクシミリデータの送信処理及び削除処理に関するフロ一チャートが示されている。オペレータがパネル部 15から入力した送信先電子メ一ルアドレスを認識してから送信原稿のイメージデ一タの URLを送信先の電子メールアドレスに送信するまでの処理（stl l— stl4)は第 1の実施例と同じである。すなわち、送信先電子メールアドレスを認、識した後（stl l)、送信原稿をスキャナ部 16で読取り (stl2 )、スキャナ部 6で読み取ったイメージデータを外部ストレ一ジ 14に登録し（stl 3)、外部ストレ一ジ 14に登録されたイメージデータの URLを送信先電子メールアドレスに送信する（st l4) ₌ アクセス検出部 32が定期的に外部ストレ一ジ 14に wwwサーバ機構 25が残したログを検索して、外部ストレージ 14に登録されたィメ一ジデータに外部力のアクセスがあつたかどうかを監視する（st 15)。外部力アクセスされたイメージデータのファイル名など通知されたファイル削除機能 32は、外部ストレ一ジ 14から該当するイメージデータを削除する（stl6)。

このように、外部ストレ一ジ 14に保存しているファクシミリデータ（イメージデータ）が外部力アクセスされたことを検出して、アクセスされたイメージデータを外部ストレ一ジ 14 力削除するため、不要になった画像データがいつまでも外部ストレ一ジ 14に滞留することを防止でき、ハードディスクのエリアを効率的に使用できる。

(第 3の実施例）

第 10図は、第 3の実施例に係る NETFAXの機能ブロックを示している。上記第 1及び第 2の実施例と基本的なシステム構成は同じである。 NETFAXに、イメージデータを外部ストレ一ジ 14に登録して力経過した時間を測定するためにタイマ部 19を備えている。

第 11図には、 NETFAXにおけるイメージデータを削除する機能に関する部分の機能ブロックが示されている。期限経過ファイル検出部 33は、オペレータがパネル部 15から入力したアクセス可能期限を管理する。期限経過ファイル検出部 33がアクセス可能期限の経過したイメージデータのファイル名をファイル削除機能 32に通知することにより、ファイル削除機能 32がイメージデータを外部ストレージ 14から削除するつ

第 12図は、 NETFAXにおけるイメージデータの送信処理及び削除処理に関するフ口—チャートが示されている。オペレータがパネル部 15から入力する送信先電子メールアドレスと、送信対象としているイメージデータを外部ストレ一ジ 14上に保持しておく期限とを認識する（st21)。

第 1の実施例と同様にして、送信原稿をスキャナ部 16で読取り（st22)、スキャナ部 16 で読み取ったイメージデータを外部ス卜レ一ジ 14に登録し（st23)、外部ストレ一ジ 14に登録されたイメージデータの URLを送信先電子メールアドレスに送信する（st24)。期限経過ファイル検出部 33では、外部ストレ一ジ 14に保存したイメージデータの登録時からの経過時間と、当該イメージデータに対するアクセス可能期限とを比較する（st2 5)。経過時間がアクセス可能期限を超えているイメージデータのファイルがあれば、そのファイル名をファイル削除機能 32へ通知して外部ス卜レ一ジ 14から削除する（st26) 外部ストレ一ジ 14に登録したイメージデータのアクセス可能期限を管理して、アクセス可能期限が来たイメージデータを削除するようにしたため、不要となったイメージデータが外部ストレージ： 14にいつまでも残って、ハードディスクのエリアを占有するという不具合を防止できる。

(第 4の実施例）

第 13図は、 NETFAXのイメージデータにアクセス要求してきたユーザの認証を行う機能及びファイル削除機能に関する機能ブロックを示してレ、る。 NETFAX1にイメージデータのアクセス要求してきたユーザの認証を行うユーザ認証機構 41が設けられている。ユーザ認証機構 41は、パスワード管理テーブル 42を参照することによりイメージデータを送信したかった相手からのアクセス要求である力どうかを識別している。

第 14図はパスワード管理テーブル 42のテ一ブル構成を示している。パスワード管理テーブル 42には、送信先ユーザのアドレス情報、イメージデータを保存したファイル名、及びパスワードが設定される。通知用電子メール作成部 24が URLに加えてパスヮードを電子メールに挿入している。パスワードはオペレータがパネル部 15から入力したものを使用する場合と、通知用電子メール作成部 24で機械的に割り付けたものを使用する場合とが有る- 第 15図は、送信先の電子メールアドレスを入力してから送信したイメージデータを削除するまでのフローチャートである。第 1の実施例と同様にして、オペレータがバネル部 15から入力した送信先電子メールアドレスを認識し（st31 )、送信原稿をスキャナ部 16 で読取り（st32)、スキャナ部 16で読み取ったイメージデータを外部ストレ一ジ 14に登録する（st33)。

外部ストレージ 14に登録されたイメージデータにアクセスするための URLを送る電子メールにパスワードを加えて、送信先電子メールアドレスに送信する（st34) _c

受信側端末 3は、電子メールに付けられた URLを使ってイメージデータにアクセスするときに、その URLに付加されたパスワードを合わせて送信する。

ユーザ認証機構 41は、 LAN26のデータストリーム力アクセス要求を検出すると（st3 5)、アクセス要求しているユーザのバスワードをバスワード管理テーブル 42から取り出して認証を行う（st36) ₌パスワードが一致したならば、アクセス要求して来たユーザにァクセスを許可する（st37)。この結果、 wwwサーバ機構 25が外部ストレージ 14のィメ一ジデータ（HTML文書）をアクセス要求して来たュ一ザに HTTPに従って伝送する（st 38) ,外部からアクセスされたイメージデータはファイル削除機能 32によって外部ストレ —ジ 14から削除される（5139)

このように、アクセス要求してきたユーザの認証を行う機構を設けることにより、不特定多数に使用される wwwサーバで特定の人のみにイメージデータを送ることができる。また、第 14図に示すように、パスワード管理テーブル 42に送信対象のファイル名を登録できるようにしているので、アクセス要求してきたユーザの認証をファイル毎に行うことができる。

(第 5の実施例）

第 16図は、 NETFAXにおけるアクセス確認の機能及び認証機能に関する機能プロックを示してレ、る。外部ストレ一ジ 14に保存した同報送信すべきイメージデータにァクセス確認欄 44を付加している。第 17図にアクセス確認欄 44の構成を示している。ァクセス検出部 43は、 wwwサーバ機構 25がアクセスのあったファイルに対して残すログを検索し、アクセスしてきた同報送信相手を検出したらアクセス確認欄 44の該当個所をチェックする。アクセス確認欄 44に登録されてレ、る全ての同報送信相手がチェックされたならば、そのイメージデータを削除する。

第 18図は、電子メールアドレスが入力されて力アクセスを確認してデータ削除するまでのフローチヤ一トである。

まず、送信先の電子メールアドレスが入力されると（st41)、原稿を読み取って画像デ —タに変換する（st42)。次に、読み取って得た画像データにアクセス確認欄 44を付加して外部ストレ一ジ 14に登録する（st43)。同報送信が指定された場合は、同報先の電子メールアドレスに対応した同報送信相手が登録されたアクセス確認欄 44がイメージデータに付加されることになる。これは HTMLの記述によって実現する。

その後、イメージデータへのアクセスがあった場合（st44)、第 4の実施例と同様の認証をおこなう（st45、 st46)。同報送信相手からのアクセス要求であれば、 wwwサーバ機構 25が HTTPにしたがってイメージデータを送信する。アクセス検出部 43が、ログをチェックしてイメージデータにアクセスした送信相手を認識すると、アクセス確認欄 44の該当個所にアクセスがあったことを示すフラグを立てる（st47)。

アクセス確認欄 44がすべてチェックされた時点で（st48)、同報送信先すべてがィメ —ジデータにアクセスできたとわかるので、この時点で当該イメージデータの削除を行う (st49) :

このように、同報送信相手を登録したてアクセス確認欄 44をイメージデータに付加して保存し、このアクセス確認欄 44の全てがチェックされたことを検出するとデータを全ての同報送信相手が確認したと判断し、データを削除するため、データを不必要に記憶しておくことも、また所定の人に送ることなくデータを削除するといつたことを防止することができる。

(第 6の実施例）

第 19図に、 NETFAXからネットワーク上の他の情報処理端末にイメージデータの送信が完了したことを通知するための機能ブロック図が示されている。

外部ストレ一ジ 14に保存するイメージデータにアクセス確認欄 44を付加し、アクセス検出部 45がアクセス確認欄 44をチェックして同報送信相手の全てからアクセスがあつたことを認識するのは第 5の実施例と同様である。

さらに、送信完了通知機能 51が送信完了を通知する情報処理端末のアドレス情報を認識する。そのアドレス情報はオペレータがパネル部 15から入力する場合と、電子メ一ル等の伝達方法で通知される場合とがある。送信完了通知機能 51は、アクセス検出部 45から同報送信相手の全て力アクセスがあったことの通知を受けて、上記送信完了通知先の情報処理端末のアドレスへその旨の通知を出す。

第 20図は、送信完了通知の処理を含んだフローチャートである。

送信先の電子メールアドレスが入力されるとともに、送信終了を通知する情報処理端末のネットワーク上の電子メールアドレスも入力される（st50)。送信終了を通知する電子メールアドレスは送信完了通知機能 51に与えられる。

スキャナ部 16が原稿を読み取り（st51 )、そのイメージデータを外部ストレ一ジ 14に登録する（st52)。アクセス検出部 45が、すべての送信相手が外部ストレ一ジ 14においたイメージデータをアクセスしたことを確認した時点で（st53 ~st57)、ファイル削除機能 3 2及び送信完了通知機能 51に伝える。

その結果、ファイル削除機能 32はそのイメージデータを外部ストレ一ジ 14から削除し（ st58)、送信完了通知機能 51は通知先電子メールアドレスに対し送信完了を知らせる電子メールを送る（s 9)。

このように、イメージデータの送信が完了した場合には、送信完了通知を要求している端末へ電子メールで送信完了を通知するようにしたため、データを送るべきところに確実に送ったことをデータを登録したところで知ることができる。

なお、第 6の実施例ではアクセスを確認したことを条件に送信完了を送信完了通知機能に伝えているが、受信側端末 3からイメージデータを受信したことを示すイメージ受信情報を受信して力送信完了を送信完了通知機能に伝えるように構成する変形例を個々に示す-受信側端末 3でイメージデータに付加されている受信確認画面をクリックするだけで NETFAX1にアクセスしてイメージ受信情報を通知するようにプログラムする

NETFAX1において、イメージデータを受信した前記受信端末からネットワーク経由で送り返されるイメージ受信情報と、このイメージ受信情報を当該 NETFAX1に送り返す際に受信側端末 3からアクセスするためのアクセス情報とを、外部ストレージ 14に保存されたイメージデータに付加する。そして、受信側端末 3からアクセス要求があれば、イメージデータにイメージ受信情報とアクセス情報とを含んだデータを付加して一緒に送信する。

受信側端末 3では、イメージデータの最後に表示された受信確認画面をクリックする。受信確認画面をクリックすると、この画面にリンクしておいたアクセス情報に基づいてィメ —ジ受信情報が NETFAX1に伝送される。

NETFAX1では、受信側端末 3から送り返されてきたイメージ受信情報を認識することにより、受信側端末 3がイメージデータを受信したことを確認し、通知要求装置の電子メールアドレスへ送信完了を示す内容の電子メールを通知する。

(第 7の実施例）

第 21図は、ネットワーク上にイメージデータのサーバを配置したファクシミリ通信システムのシステム構成図である。

上記第 1の実施例から第 6の実施例では、送信するイメージデータを NETFAX1内部に持つ外部ストレ一ジ 14に登録して NETFAX1自体が wwwサーバとして機能してレヽた。

一方、この第 7の実施例では、 NETFAX自体はサーバとしての機能は持たず、ネットワーク上の他のホスト上で動作しているサーバにイメージを登録することで上述した各実施例と同じ機能を実現してレ、る。

NETFAX60は、第 3図に示す NETFAX1の機能ブロックに含まれるデータ圧縮部 2 1、 HTML文書作成部 22、 URL作成部 23、及び通知用電子メール作成部 24を備えている。さらに、 HTML文書作成部 22で作成したイメージデータの HTML文書をネットワーク 2上の wwwサーバ 61に登録する機能を備えている。 URL作成部 23は、 wwwサ —バ 61のイメージデータにアクセスするための URLを作成する。

第 22図は、 NETFAX60の機能ブロックを示している。同図に示すように、第 2図に示す機能ブロック力ハードディスク（外部ストレ一ジ 14)を取り除レ、た構成となってレ、る。 NETFAX60に大容量のストレージを持つ必要がなレ、からである。

第 23図に本実施例が適用されるネットワーク構成を示している。同図に示すように、 L AN26に NETFAX60が配置されていて、 wwwサーバ 61が LAN62上に配置されている。 wwwサーバ 61は受信側端末 3力みて LAN26の入り口に設けたファイアウォールの外側に配置される。

なお、受信側端末 3から NETFAX60が配置されている LAN26に直接アクセスできる場合は、 wwwサーバ 61を LAN26上に配置してもよレ、。

第 24図はネットワーク上に設けた wwwサーバ 61にイメージデータを登録するフローチャートである _c NETFAX60でオペレータがパネル部 15から入力した受信側端末 3の電子メールアドレスを認識すると（_st61)、スキャナ部 1 6で送信原稿を読取ってイメージデータに変換し（st62)、そのイメージデータを HTML文書にしてネットワーク上の ww wサ一バ 61に登録する（st63)。その一方で、 wwwサーバ 61に登録したイメージデ一タにアクセスするための URLを作成して電子メールにて受信側端末 3へ送信する（st6 受信側端末 3は、電子メールを受信する。電子メール内部の URLを利用して HTTP にて wwwサーバ 61にアクセスしてイメージデータを受信サイトを経由せずに取り込む。二のように、サーバ機能をネットワーク上のホストに持たせることにより、 NETFAX60に大容量のストレ一ジを持つ必要がなくなり、 NETFAX60の構成を簡素化できる _c

(第 8の実施例）

第 7の実施例と同じシステム構成にぉレ、て、 wwwサーバ 61に登録するイメージデ一タに、イメージデータを表示、変更、消去等できるプログラムを添付して一緒に登録する第 25図は受信側端末 3にイメージデータの通知用電子メールを送信するまでのフロ —チヤ一トである。 NETFAX60でオペレータがパネル部 15から入力した受信側端末 3 の電子メールアドレスを認識すると（st71 )、スキャナ部 16で送信原稿を読取ってィメージデータに変換し（st72)、そのイメージデータを HTML文書にしてネットワーク上の w wwサーバ 61に登録する（st73)。このとき、イメージデータの HTML文書に上記ィメージデータを取り扱うプログラムが付加される。一方、 wwwサーバ 61に登録したイメージデータにアクセスするための URLを作成して電子メールにて受信側端末 3へ送信する（ st74) ₅

受信側端末 3は、電子メールを受信する。電子メール内部の URLを利用して HTTP にて wwwサーバ 61にアクセスしてイメージデータと一緒にイメージデータを取り扱うプログラムを取り出すことになる。

受信側端末 3において、このプログラムを起動させ、受信したイメージデータとともに使用することにより、受信側端末 3にイメージデータを処理する機能がなくてもイメージデ —タを表示、変更、消去できることになる。たとえば、ビューァ機能を持たない受信側端末 3におレ、て、 wwwサーバ 61に保存してレ、るイメージデータを表示させることができるなお、 wwwサーバ 61において、受信側端末 3からアクセスがあったことを検出したときに、サーバ上でプログラムを起動し、データを記憶しているサーバ 61からそのデータを削除したり、また拡大して表示したり、また、パスワードを入力させたりすることができるものである。

また、上述した第 2実施例から第 6実施例で説明したファイル削除機能、ユーザ認証機能、送信完了通知機能を個々に又任意の組み合わせでネットワーク上に配置した w サーバ 61に備えることにより同様の効果を得ることができる。

また、以上の説明では NETFAX1、 60で送信原稿を読取り、パネル部 15からオペレ —タが電子メールアドレスを入力する場合を主に説明している力;、 NETFAX1 , 60が公衆回線網から受信したイメージデータを受信側端末 3へ中継する場合にも同様に適用すること力;できる。この場合、送信先の電子メールアドレスは ISDN回線のサブアドレスで指定することができる。

(第 9の実施例）

第 26図は上述した第 1の実施例から第 8の実施例において受信側端末 3として用いられる情報処理端末の機能ブロックを示している。装置の制御を行う CPじ 71、プログラムが格納される ROM72、プログラムのデータ用として使用される RAM73、受信したィメ一ジデ一タを印刷するプリンタ部 74、ネットワークを通してデータの送受信を行う LAN 制御部 75を備えている。

第 27図は、イメージデータを NETFAX1又は wwwサーバ 61から取り込むためのフロ —チャートである。まず、送信側からの電子メールを受け取る（st81 )。受信電子メールの中力イメージデータの実体の置き場所を示すし 'RLを認識する（st82) この URLを用いて HTTPにより、目的のイメージデータを持つ NETFAX1又は wwwサーバ 61にアクセスし、そこからイメージデータを受信する（st83)。その後、プリンタ部 74により印刷し、目的の原稿を得る。

第 28図は受信側端末 3が NETFAXである場合の機能ブロックを示している。電話番号などを入力するパネル部 81、送信原稿を読取るスキャナ部 82を備える。

以上の説明では、ファクシミリ通信におけるイメージデータの送信にっレ、て記述してレヽるが、本発明はファクシミリ通信に限定されるものではない。動画像、音声情報、大容量テキストデータ等のデータサイズの大きなデータの送信にも同様に適用できる。

第 5図に示すネットワーク構成において、 LAN26に属する情報処理端末のハードデイスクに保存した音声情報、動画像情報を LAN26又はインタ一ネット 28経由で単数又は複数の情報処理端末に送信する。

発信ノードとなる情報処理端末から受信ノードとなる他の情報処理端末に送信すべき音声情報、動画像情報又は静止画像情報が発生した場合、発信ノードとなる情報処理端末のストレ一ジ又はネットワーク上のストレージに音声情報、動画像情報又は静止画像情報などを保存するとともに、ストレージのデータにアクセスするための URLを作成して当該 URLを受信ノードとなる他の情報処理端末の電子メールアドレスに電子メールにて通知する。

または、社内 LAN上の電子掲示版に掲示したいデータのサイズが大きい場合に、 LA N上に配置されたサーバのハードディスクにデータを保存するとともに、サーバに保存したデータにアクセスするための URLを電子メールで LAN上の多数のクライアントに同報送信する。この場合、サーバにデータを登録して URLを同報する端末が発信ノードとなり、クライアントが受信ノードとなるつ産業上の利用可能性

本発明は、電子メールでネットワークを経由して送信するには大きすぎる静止画像、動画像、音声、テキストデータを送信するのに好適なデータ通信方法である。

Claims

請求の範囲

1. ファクシミリ装置力受信端末に対して通信ネットワークを介してファクシミリデータを送信するファクシミリ通信方法にぉレ、て、

前記ファクシミリ装置での送信処理に以下のステップ

(a)ファクシミリデータとして送信する原稿のイメージデータをス卜レ一ジに保存するステップ；

(b)前記ス卜レ一ジに保存されたイメージデータに前記受信端末から前記通信ネットヮ —ク経由でアクセスするためのアクセス情報を生成するステップ；

(c)前記アクセス情報を電子メールにて前記受信端末へ通知するステップ；

(d)前記受信端末から前記イメージデータに対するアクセス要求を受信すると、前記ストレージのイメージデータを point to point のデータ転送形式の通信プロトコルで当該ファクシミリ装置力前記受信端末へ伝送するステップ:を含むファクシミリ通信方法。

2. 請求項 1記載のファクシミリ通信方法において、

前記受信端末での受信処理に以下のステップ

(e)前記アクセス情報を含んだ前記電子メールを受信するステップ；

(f)前記受信電子メール内の前記アクセス情報に従って前記通信ネットワーク経由で前記ファクシミリ装置に接続して前記ストレージに保存された前記イメージデータのァクセス要求を出すステップ；

(g)前記ファクシミリ装置から point to point のデータ転送形式の通信プロトコルで送られてくるィメ一ジデータを受信するステップ；を含むファクシミリ通信方法。

3. ファクシミリ装置から受信端末に対して通信ネットワークを介してファクシミリデータを送信するファクシミリ通信方法において、

前記ファクシミリ装置での送信処理に以下のステップ

(b)前記サーバに保存されたイメージデータに前記受信端末から前記通信ネットワーク経由でアクセスするためのアクセス情報を生成するステップ；

(c)前記アクセス情報を電子メールにて前記受信端末へ通知するステップ；を含み、前記サーバでの処理に以下のステツァ (d)前記ファクシミリ装置から受信した前記イメージデータを保存するステップ；

(e)前記受信端末から前記イメージデータに対するアクセス要求を受信すると、前記ィメージデータを point to point のデータ転送形式の通信プロトコルで前記受信端末へ伝送するステップ；を含むファクシミリ通信方法。

4. 請求項 3記載のファクシミリ通信方法において、

前記受信端末での受信処理に以下のステップ

ω前記アクセス情報を含んだ前記電子メールを受信するステップ；

(g)前記受信電子メール内の前記アクセス情報に従って前記通信ネットワーク経由で前記サーバに接続して前記イメージデータのアクセス要求を出すステップ；

(h)前記サーバから point to point のデータ転送形式の通信プロトコルで送られてくるイメージデータを受信するステップ;を含むファクシミリ通信方法。

5. 通信ネットワークを介してファクシミリデータを送信するファクシミリ装置にぉレ、て、前記ファクシミリデータの宛先となる受信端末の電子メールアドレスを取得する手段と；

ファクシミリデータとして送信する原稿のイメージデータを保存するストレージと；前記ス卜レ一ジに保存された前記イメージデータに前記受信端末力前記通信ネットワーク経由でアクセスするためのアクセス情報を作成する手段と：

前記アクセス情報を電子メールにて前記受信端末の前記電子メールアドレスへ通知する手段と；

前記受信端末から発せられたアクセス要求を受信すると、前記ストレージの前記ィメージデータを point to point のデータ転送形式の通信プロトコルで前記受信端末へ伝送する手段と;を具備するファクシミリ装置。

6. 請求項 5記載のファクシミリ装置において、

前記ストレージに保存された前記イメージデータに対して前記通信ネットワーク経由で前記受信端末力アクセスがあったことを認識する手段と；

アクセスされたイメージデータを前記ストレージから削除する手段と；を具備したファクシミリ装置。

7. 請求項 5記載のファクシミリ装置において、

前記イメージデータが前記ストレージに保存されてからの経過時間を計る手段と；前記経過時間が所定時問を超えた後に前記ストレージから前記イメージデータを削除する手段と；を具備したファクシミリ装置。

8. 請求項 5記載のファクシミリ装置において、

前記ストレ一ジに保存された前記イメージデータに対してアクセス要求してきた受信端末がアクセス権を有していることを確認する手段と；

アクセス権を有することが確認された受信端末に対して前記イメージデータへのァクセスを許可する手段と：を具備したファクシミリ装置。

9. 請求項 5記載のファクシミリ装置において、

前記アクセス情報を含んだ電子メールを複数の受信端末に対して同報送信する手段と:

前記電子メールを同報送信された全ての受信端末が前記イメージデータにアクセスしたことを確認したら、前記ストレージに保存された前記イメージデータを削除する手段と;を具備するファクシミリ装置。

10. 請求項 9記載のファクシミリ装置において、

前記電子メールが同報送信される全受信端末に対応したチェック欄が設けられたァクセス確認欄を前記イメージデータに関連させて保存する手段と；

前記ストレ一ジに保存されたイメージに前記受信端末からアクセスがあると、そのァクセスしてきた受信端末のチェック欄にアクセス済みであることを示すデータを設定する手段と；を具備するファクシミリ装置。

11. 請求項 5記載のファクシミリ装置において、

前記イメージデータを受信した前記受信端末から当該ファクシミリ装置に前記通信ネットワーク経由で送り返されるイメージ受信情報と、このイメージ受信情報を当該ファクシミリ装置に送り返す際に前記受信端末力当該ファクシミリ装置に前記通信ネットワーク経由でアクセスするためのアクセス情報とを、前記ストレ一ジに保存された前記イメージデータに付加する手段と；

前記受信端末力前記アクセス情報に基づいて送り返されてきた前記イメージ受信情報を認識することにより、前記受信装置が前記イメージデータを受信したことを確認する手段と；を具備したファクシミリ装置。

12. 請求項 5記載のファクシミリ装置において、前記イメージデータの送信完了の通知を要求している通知要求装置の前記通信ネットヮ一ク上の電子メールアドレスを取得する手段と；

前記受信端末へ前記イメージデータの送信が完了したならば、前記通知要求装置の電子メールアドレスへ送信完了を示す内容の電子メールを通知する手段と；を具備したファクシミリ装置。

13. 請求項 5記載のファクシミリ装置において、

前記イメージデータの送信完了の通知を要求している通知要求装置の前記通信ネ 'ノトワーク上の電子メールアドレスを取得する手段と；

前記イメージデータを受信した前記受信端末から当該ファクシミリ装置に前記通信ネットワーク経由で送り返されるイメージ受信情報と、このイメージ受信情報を当該ファクシミリ装置に送り返す際に前記受信端末力も当該ファクシミリ装置に前記通信ネットワーク経由でアクセスするためのアクセス情報とを、前記ストレージに保存された前記イメージデータに付加する手段と；

前記受信端末力前記アクセス情報に基づいて送り返されてきた前記イメージ受信情報を認識することにより、前記受信装置が前記イメージデータを受信したことを確認する手段と；

前記受信装置が前記イメージデータを受信したことを確認したならば、前記通知要求装置の電子メールアドレスへ送信完了を示す内容の電子メールを通知する手段と；を具備したファクシミリ装置。

14. 請求項 5記載のファクシミリ装置において、

前記ストレ一ジに保存された前記イメージデータにイメージデータを取り扱うプロダラムが付加されたファクシミリ装置。

15. 請求項 5記載のファクシミリ装置において、

オペレータがパネル操作によって入力したアドレス情報力前記受信端末の電子メールアドレスを取得するファクシミリ装置。

16. 請求項 15記載のファクシミリ装置において、

送信原稿を読取ってイメージデータに変換する手段と；

読取ったイメージデータを前記通信プロトコルに合致したデータ形式に変換する手段と；を具備するファクシミリ装置。

17. 請求項 16記載のファクシミリ装置において、

前記ストレ一ジの前記イメージデータにアクセスするためのプロトコノレ、当該ファクシミリ装置の通信ネットワーク上でのホスト名、及び前記イメージデータを保存しているファィル名を含んだアクセス情報を作成するファクシミリ装置。

18. 請求項 5記載のファクシミリ装置において、

公衆回線網からファクシミリデータのイメージデータと共に送られてきたアドレス情報力受信端末の電子メールアドレスを取得するファクシミリ装置。

19. 請求項 18記載のファクシミリ装置において、

前記公衆回線網を経由して送られてきた前記イメージデータを前記通信プロトコルに合致したデータ形式に変換するファクシミリ装置。

20. 請求項 18記載のファクシミリ装置において、

前記ストレージのファクシミリデータにアクセスするためのプロトコル、当該ファクシミリ装置の通信ネットワーク上でのホスト名、及び前記イメージデータを保存しているフアイル名とを含んだアクセス情報を作成する、ファクシミリ装置。

21. 通信ネットワークを介してファクシミリデータを送信するファクシミリ装置において、前記通信ネットワーク上における受信端末の電子メールアドレスを取得する手段と；ファクシミリデータとして送信する原稿のイメージデータを前記通信ネットワーク上に配置されたサーバに登録する手段と；

前記サーバに登録された前記イメージデータに前記受信端末から前記通信ネットヮ —ク経由でアクセスするためのアクセス情報を作成する手段と；

前記アクセス情報を電子メールにて前記受信端末の電子メールアドレスへ通知する手段と;を備え、

前記サーバは、

前記受信端末から出されたアクセス要求を受信して、前記イメージデータを point to point のデータ転送形式の通信プロ卜コルで前記受信端末へ伝送する、ファクシミリ装置。

22. 請求項 21記載のファクシミリ装置において、

前記サーバが、

当該サーバに登録された前記イメージデータに対して前記通信ネットワークを通して受信端末力アクセスがあったことを認識する手段と；

アクセスされたイメージデータを当該サーバから削除する手段と；を具備した、ファクシミリ装置。

23. 請求項 21記載のファクシミリ装置において、

前記サーノくが、

当該サーバにイメージデータが保存されてカ^の経過時間を計る手段と；前記経過時間が所定時間を超えた後に当該サーバから前記イメージデータを削除する手段と；を具備した、ファクシミリ装置。

24. 請求項 21記載のファクシミリ装置において、

前記サーバが、

当該サーバに登録された前記イメージデータに対してアクセス要求してきた受信端末のアクセス権を確認する手段と；

アクセス権の有ることが確認された受信端末に対して前記イメージデータへのァクセスを許可する手段と;を具備した、ファクシミリ装置。

25. 請求項 21記載のファクシミリ装置において、

前記アクセス情報を含んだ電子メールを複数の受信端末に対して同報送信する手段を備え、

前記サーバは、

前記電子メールを同報送信された全ての受信端末が前記イメージデータにアクセスしたことを確認、したら、当該サーバに保存された前記イメージデータを削除する手段を備えるファクシミリ装置。

26. 請求項 25記載のファクシミリ装置において、

前記電子メールが同報送信される全受信端末に対応したチェック欄が設けられたァクセス確認欄を前記サーバに登録するイメージデータに付加する手段を備え、前記サーバは、

前記ストレージに保存されたイメージに前記受信端末からアクセスがあると、そのァクセスしてきた受信端末のチェック欄にアクセス済みであることを示すデータを設定する手段を備えるファクシミリ装置-

27. 請求項 2 1記載のファクシミリ装置において、前記イメージデータを受信した前記受信端末から当該ファクシミリ装置に前記通信ネットワーク経由で送り返されるイメージ受信情報と、このイメージ受信情報を当該ファクシミリ装置に送り返す際に前記受信端末力当該ファクシミリ装置に前記通信ネットワーク経由でアクセスするためのアクセス情報とを、前記サーバに登録するイメージデータに付加する手段と；

28. 請求項 21記載のファクシミリ装匱において、

前記イメージデータの送信完了の通知を要求している通知要求装置の前記通信ネットワーク上の電子メールアドレスを取得する手段と；

前記サーバから前記受信端末へ前記イメージデータの送信が完了したならば、前記通知要求装置の電子メールアドレスへ送信完了を示す内容の電子メールを通知する手段と：を具備したファクシミリ装置。

29. 請求項 21記載のファクシミリ装置において、

前記イメージデータを受信した前記受信端末力当該ファクシミリ装置に前記通信ネットワーク経由で送り返されるイメージ受信情報と、このイメージ受信情報を当該ファクシミリ装匱に送り返す際に前記受信端末から当該ファクシミリ装置に前記通信ネットワーク経由でアクセスするためのアクセス情報とを、前記サーバに登録するイメージデータに付加する手段と；

前記受信端末から前記アクセス情報に基づいて送り返されてきた前記イメージ受信情報を認識することにより、前記受信装置が前記イメージデータを受信したことを確認する手段と；

30. 請求項 21記載のファクシミリ装置において、前記サーバに保存された前記イメージデータにイメージデータを取り扱うァログラムを付加した、ファクシミリ装置。

31 . 通信ネットワークを経由して送られてきたファクシミリデータを受信する情報処理端末において、

電子メールを受信する手段と；

受信電子メールに含まれたアクセス情報力ファクシミリデータを保存しているサ一バの通信ネットワーク上のアドレス及び保存場所を認識する手段と；

前記アドレスの前記サーバに接続して前記保存場所からファクシミリデータを取り出す手段と；を具備した情報処理端末。

32. 発信ノードから受信ノードに対して通信ネットワークを介してデータを送信するデ —タ通信方法において、

前記発信ノードでの送信処理に以下のステップ

(a)前記受信ノードの電子メールアドレスを取得するステップ；

(b)前記受信ノードへ送信すべきデータをストレージに保存するステップ；

(c)前記ストレ一ジに保存されたデータに前記受信ノードから前記通信ネットワーク経由でアクセスするためのアクセス情報を生成するステップ；

(d)前記アクセス情報を電子メールにて前記受信ノードへ通知するステップ；

(e)前記受信ノードから前記ストレ一ジに保存された前記データに対するアクセス要求を受信すると、当該データを point to point のデータ転送形式の通信プロトコルで当該発信ノードから前記受信ノードへ伝送するステップ；を含むデータ通信方法。

33. 発信ノードから受信ノードに対して通信ネットワークを介してデータを送信するデータ通信方法において、

前記発信ノードでの送信処理に以下のステップ

(b)前記受信ノードへ送信すべきデータをネットワーク上に配置されたサーバに保存するステップ；

(c)前記サーバに保存されたデータに前記受信ノードから前記通信ネットワーク経由でアクセスするためのアクセス情報を生成するステップ；

(d)前記アクセス情報を電子メールにて前記受信ノードへ通知するステップ；を含み、前記サーバでの処理に以下のステツァ

(d)前記発信ノードから受信した前記データを保存するステップ；

(e)前記受信ノードから前記データに対するアクセス要求を受信すると、当該データを point to point のデータ転送形式の通信ァロトコルで前記受信ノ一ドへ伝送するステツブ；を含むデータ通信方法。