WO1987006804A1 - Shoe and fitting for shoe freely adaptable to foot - Google Patents

Description

钥 細 書

足に自在にフ ィ ッ 卜する鞔と足用装具

技術分野

本発明は、 足に自在にフィ ッ トする ¾と同じく 足に自在 にフ ィ ッ トする足用装具に閬する。

背景技衛

従来の雜は一足一足に足囲が固定されている。 ところが 使用する足は人によ り 同一足長でも足囲は大いに異つてい る。 そのため ¾は各種足長に対して近年では消費者レベル の向上と共に何種類もの足囲のものが用意されているが、 そのためにはメーカー側では、 デザイ ン、 製法、 素材、 足 長が同じ ¾で、 足囲が異る毎に靴型や型類等を別々に調達 する必要があり 、 デーラー側も何倍ものス ト ックを要する 不便がある。 特にこれらのス ト ッ クの中で適当な鞔を選ぶ 場合、 一般に足長を基準と してその足長の各種足囲のもの を実際に履いて見て块定するので、 その度に靴の商品価値 が低下する。

また従来着用している！;がゆるい場合に、 平板的な全中 敷を重ねて調整する方法があるが、 この方法では足高は調 節できても足巾および足底面の調節はできず、 不快感と健 康障害の原因をいだいたまま着用せざるを得ない状態であ る。

上述のごと く 従来法では同一足長でも何種類もの足囲の ものを用意して糊塗せざるを得ず、 また平板の全中敷で足 囲を調整しょう と しても 目的を達成するこ とができない現 状であり 、 人の足が *来的に左右異る という現実に対応し 調整するこ ともできない。

しかも靴を選ぶ場合にこれらのス ト ックのう ちで適当と 思われるものを一々履いて見て決定するので、 その度每に 商品価値が低下する し、 足に対するフ ィ ッ ト の具合も外か ら見るこ とができないので完全なものを選ぶこ とは困難で ある。

発明の開示

末発明は上記囿題点を解块するため、 下記の構成を具え ている。

(1) 規格寸法の足長と規格寸法より大きい足囲とを有する 靴 *体と、 該鞣术体内に着脱自在に装着せられ、 かつ足囲 変更機能を有する立体形状の全中敷とを組合せてなり 、 該 足囲変更機能を有する立体形状の全中敷はいずれも足裏の 形状に適合する表面形状を有し厚さを異にする適数個か、 または足裏の形状に邃合する表面形状を有する基礎部と、 その上又は下に重ねて使用する平板状に近い形状の適数枚 の補助部とからなるこ と。

② 足裏の形状に適合する立体的形状を有し、 予めその上 に足を乗せて目で直接見る と ともに手で蝕れてブ イ ッ トの 具合を確認した足用装具を、 規格寸法の足長と規格寸法よ り大きい足囲とを有する所定の靴内に挿入するこ とによ り 規格寸法の足囲となるよう になし、 かつ、 該足用装具は一 定の足長毎に異なる形状のものを数種類 （例えば A . B . C . Dの 4種類） ずつをセッ ト と して製作使用し、 これら 足用装具は主と して縱方向の中央部において異なる厚さを 有し前部および後部においては殆んど同じ厚さの立体形状 を有するこ と。

図面の簡単な説 ¾

第 1 図〜第 3図は木発明の！:の実旌 3例を示すものであ り 、 第 4図〜第 8図は末発明の足用装具の実旌の 1例を示 すものである。

発明を実旌するための最良の形態

*発明をよ り詳細に説明する為に、 以下添付の図面を参 考に本発明の実： ¾の態様について説明する。

第 1 図は： *：発明の靴の実施の第 1 例を示すもので 、 ( A ) は全中敷の斜視図を、 また （ B ) は （ A ) における A— A線に沿う断面図を、 さ らに （ C ) , ( D ) , ( E ) は 3種の全中敷の断面図を示す。 ¾太体は （ B ) に示すご と く 、 甲皮 2、 中底 3 、 中物 4、 表底 5 を用いて従来の製 法で作製されるが、 その足長は JIS の親格寸法であるが、 その足囲は規格寸法よ り 大き く 作られている。 全中敷は ( A ) に示すごと く 足裏の形状に適合する表面を有する立 体形状のものでブラスチックの成形等によ り製作される。

最大足囲 3 Eの鞔を钩にとるならば、 鞔本体は着用時に 全中敷 1 を挿入した状態で 3 Eに適合する！:型を用いて従 来の製法で作製される 。 全中敷は 3 E に適合した全 Φ敷 1 (第 1 図 （ A ) および （ C ) に示す） の他に （ D ) , ( E ) に示すごと く 、 足裏の形状に適合する表面形状を有 し厚さの異なるもの、 1 ' ， 1 " が製作されており 、 これ を 1 に代えて使用する と き は、 それぞれ足囲において 一 6 ミ リ、 一 1 2 ミ リ となり 、 足囲 2 E， Eに適合するも のとなる。

このように、 足裏の形状に適合する表面形状を有し厚さ の異なる 3種類の全中敷を使用するこ とによ り 同一 ¾型で 作られる一足の ¾で 3種類の足囲の異なる人、 または同一 人でも左右の足囲または足長の異なる人に対して、 単に足 高だけでなく 足巾および足裏面も適合する鞔を提供するこ とができる。

第 2図は本発明の ¾の実施第 2侑を示すもので、 （ A ) は全中敷のかかと部の断面図、 （ B ) ， （ C ) は同じく 踏 付部および足長.部の靳面図である。 この場合は 3枚の全中 敷 1 a ( 足裏の形状に適合する表面形状を有する基礎 部） 、 l b (平板状の補助部） 、 l c (平扳妆の補助部） を重合するこ とにより第 1実施例と同じ効果を生じよう と するもので、 それぞれ下記のよう に対応する。

3 E 第 1 図で 1 第 2図で l a

2 E 1 ' )) 1 a + 1 b

E " 1 " " l a + l b + l c

第 3図は; 発明の ¾の実旌锊第 3钧を示すもので、 全中 敷の足長部の靳面図で あ る 。 こ の場合は 3 抆の全中敷 1 A (足裏の形状に適合する表面形状を有する基礎部） 、 1 B (平板状補助部） 、 1 C (平坂状補助部） を重合する こ と に よ り 第 1 実旄例 と 同じ効果を生じよ う とするもの で、 それぞれ下記のよう に対応する。

3 E 第 1 図で 1 第 3図で 1 A

2 £ " 1 ' )) 1 A + 1 B

E " 1 " " 1 A + 1 B + 1 C なお、 本実旌例において、 補助部 1 B または 1 Cは単な る平板状でなく 、 例えば左右の厚みを異にする形状とする こ とも可能で、 それによ り 更に本発 ¾のフ ィ ッ ト性を向上 させるこ とができる。

第 1表は术発 ¾の足用装具をセッ 卜 と して異なる形状の ものを製作する場合の 1例を示す表で、 2 3〜 2 6 は足 長を、 E ， E E〜 E E E E , Fは異なる足囲を示す。 1 衣

表は一般男子用を想定して、 足長 2 3〜 2 6 ½で作られ ているが、 靴は , X 2 ， X 3 , X 4 の 4種類で、 足用 装具は A , B t , C i , が X i 用と して 4種類、 A 2 , B a , C 2 ， D ₂ が Χ ₂ 用と して 4種類、 Α ₃ ， Β 3 , C 3 ， D 3 が Χ ₃ 用 と して 4種類、 ま た Α ₄ , Β 4 ， C 4 ， D ₄ が Χ₄ 用と して 4種類の合計 1 6種類の 足用装具と 4種類の ¾で一般男子用足長 2 3〜 2 6 の足 囲 （ E， E E〜E E E E， F ) をカバーしょう とするもの である。

図面は术発钥の足用装具の 1 例を示す断面図で、 便宜上 サイズ 2 5〜 2 5 に対応する X ₃ の靴に使用される A 3 〜D ₃ の 4種類の装具を一括して上面の形状を示した ものである。 第 4図は中央部縱断面図、 第 5図、 第 6図、 第 7 図 お よ び第 8 図 は そ れ ぞ れ後部 よ り 4 0 in, 1 2 0 ma, 1 6 0 aa, 2 1 0 naの点における横断面図であ る。

図から分るよう に、 各装具 A ₃ 〜D ₃ の形状は縱方向の 中央部において厚さが異なるが、 前部および特に後部にお いては殆ど同じ厚さの立体形妆である。 そのためこの足用 装具を使用したために踵部が底が浅く なり脱げ易く なるこ とはない。

次に末発明の足用装具の使用方法について説 ¾する。 今、 足長サイズ 2 5の足の人が販売店に来たとする と、 販 売店に はサイ ズ 2 5 に対して X ₃ の ¾と ₃ , B 3 ， C a , D 3 の足用装具が用意してある。 X ₃ の！:は足長が 2 5および 2 5 に対応するもので、 足囲は親格寸法の最 大のもの （例えばサイズ 2 5 Fに相当する 2 7 Ο ϋ薦） よ り大きいものである。 また足用装具の形状は Α ₃ が最も厚 く 、 Β ₃ ， C 3 ， D ₃ と j頃次薄く なつている。

ディ ーラーは客の足形を見て A ₃ 〜 D ₃ のう ちから適当 なものを選んでその上に客の足を乗せて足とのフィ ッ ト具 合を目および触感で確認する。 例えば B ₃ が選ばれたとす る と、 これを！ :X ₃ 内に挿入した上で着用して履き心地を 検するものである。 客が長年使用の結果鞔甲部の経時変化 が生じた場合はよ り 厚い Α ₃ と交換して調整するこ とがで きる。 '

*発明の足用装具は钧えばボリ ウ レタ ン 、 E V A 、 P V Cのごとき軟質ブラスチック材ゃ合成ゴムなどの成型 加工によるもので足裏にびつたり と ブイ ッ トする性状のも のが望ま しいが、 表面に凹凸部を設けたり 、 脱臭劾果剤を 混入したり して各種変形加工を行う こ とは容易である。

以上の説明から明らかなよう に、 本発明による と一足の ¾の全中敷を変えるこ とによ り所望の種類の足囲に適合で きるので製造、 卸および小売店で在庫の軽減をはかるこ と ができ、 ま 足用装具の上に足を乗せてフィ ッ トの具合を 目で見る と ともに手で蝕れて確認するので最も履き心地の 良い状態が得られ快適な歩行と健康向上に役立ち、 靴選定 時の商品価値の低下が防止できる と共に、 ¾甲都の経年変 化に対応して従来の平板状全中敷が前部および後部が厚く て履き心地が悪いのと異なり軽快な履き心地を持镜するこ とができる。

産業上の利用可能性

以上詳説した如く 、 末発钥に係る足に自在にフイ ツ 卜す る就と足用装具は製靴産業において著しい変革をもたらす こ とが予想される。

Claims

請求の範囲

1 . 規格寸法の足長と規格寸法よ り大きい足囲とを有 する靴本体と、 該靴 *体内に着脱自在に装着せられ、 かつ 足囲変更機能を有する立体形状の全中敷とを組合せたこ と を特徵とする足に自在にフ ィ ッ 卜する靴。

2 - 前記足囲変更機能を有する立体形状の全中敷が、 いずれも足裏の形状に適合する表面形状を有し厚さを異に する適数個の全中敷からなるこ とを特徵とする特許請求の 範囲第 1項に記載の足に自在にブ イ ヅ 卜する鞔。

3 . 前記足囲変更機能を有する立体形状の全中敷が、 足裏の形状に適合する表面形状を有する基磋部と、 その上 または下に重ねて使用される平板状に近い形状の適数枚の 補助部とからなるこ とを待接とする特許請求の範囲第 1 項 に記載の足に自在にフ ィ 卜する鞔。

4 . 足裏の形状に適合する立体的形状を有し、 予めそ の上に足を乗せて目で直接.見る と ともに手で蝕れてフ イ ツ 卜の具合を確認し、 次でこれを所定の靴の中に挿入して足 を靴に入れて着用するよう にして、 人の足裏を保持 · 保護 し快適な歩行と健康向上に役立つと ともに、 足の甲部を靴 の甲内個に限り なく びったり とフ ィ ッ トさせ、 よ り少ない エネルギーの消費で歩行を可能にするこ とを特徴とする足 に自在にフ ィ ッ 卜する足用装具。

5 . 前記所定の靴は規格寸法の足長と規格寸法よ り大 きい足囲とを有し、 前記足用装具を挿入するこ とによ り規 格寸法の足囲 と な る こ と を特徴 と する特許請求の範囲 第 4項に記載の足に自在にブ イ ッ トする足用装具。

6 . 一定の足長毎に前記足用装具の異なる形状のもの を数種類 （例えば A， B , C , Dの 4種類） ずつをセ ッ ト と して製作使用し、 これら足用装具は主と して縱方向の中 央部において異なる厚さを有し前部および特に後部におい ては殆んど同じ厚さの立体形状であるこ とを特截とする特 許請求の範囲第 4項に記載の足に自在にフ ィ ッ 卜する足用 装具。